いつもありがとうございます、趣味を活かした起業・副業の専門家「趣味起業コンサルタント」の戸田です。
とんでもないことをやらかしてしまった僕は、本気で途方に暮れました。
それでもクビにすることなく使い続けてくれた会社には本当に感謝です。
でもとにかく、もうほぼ失うものは何もないような状態。
よく、「失うものは何もない人は強い」なんて言われますが、あれはウソです。
すべてを失くすと「生きている意味」がわからなくなります。
失うものが何もない人は、最弱です。
でも、とにかく、ここから抜け出したい、そんな思いだけはありました。
実は、トラックに乗って回収業などをする傍らも、手探り状態で何かやらなきゃと、いろいろなメルマガを書いては廃刊、ということを繰り返していました。
当時は、ブログをやっている人も少なく、ツイッターも登場したばかり？の頃で、ましてやfacebookやインスタグラムなんてありませんでした。
個人がWEBで情報発信しようと思うと、メルマガが一番気軽な媒体だったのです。
ただ、何をすれば、何を書けば、仕事につながるのかもわからず、本当に色んなテーマで書いては、反応がなくて廃刊、というのを繰り返していました。
もはや悪あがきにさえ思えるくらいです。
その中でひとつだけ反応があったメルマガがありました。
それが、「リアル社会科～あなたの知らない裏仕事の世界～」というメルマガです。
自分が経験している回収業も含めて、さまざまな仕事の本当の世界をつづるというメルマガです。
旅行会社時代に経験した、表からは見えない業界の暴露話や、回転寿司の皿洗いから見たその業界の暴露話、パンの移動販売の時の話もそうですし、フリマやテキヤの話、しまいには学生時代にやったアルバイトでレントゲン写真の現像の仕事のことまで書きました。
意外にもこれが好評で、やがて読者の皆さんから、ご自身の体験談や暴露話の投稿が届くようになり、それらもネタにしてメルマガを書き続けました。
例えば、コンビニのルート配送のお兄さんからは、ムカつく店長の店では缶コーヒーを殴って凹ませたとか笑、
例えば、宅配業者さんからは、倉庫でイチゴのパックからちょこっと味見をさせてもらったとか、
例えば、葬儀屋さんからは、亡くなったはずのおじいさんが座っていたとか、
例えば、某カップ麺に入っている具の「えび天」はめちゃくちゃ不衛生なところで作られているとか、
笑えるものから恐ろしいものまで、いろいろなネタの投稿が続きました。
そして知らないうちに読者さんも１７００名を突破していたのです。
楽しく書いて、読者さんからの投稿もいただく、これまで何の反応もなかったメルマガでしたが、ここにきて唯一、書くことが楽しいと思えるメルマガに育ってきてくれたのです。
しかし、ここでもやはり、大きなトラブルが発生するのでした。
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ほか、多数。