戸田の起業話その25:人生終わった感のすごかった日 | 【趣味起業】趣味を活かした起業・副業で人生まるごと輝きましょう!

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いつもありがとうございます、趣味を活かした起業・副業の専門家「趣味起業コンサルタント」の戸田です。

 

前回の続きです。

 

(第1回はこちら)

 

相変わらず、トラックに乗っては家畜の残骸の回収をしたり、廃油の回収をしたりする日々が続きます。

 

その頃、

「いつまでこの仕事を続けるのだろう、日の目を見ずに人生を終わりたくない」

 

と、思いながら、常に出口を探している感覚でした。

 

 

しかし現実は過酷な労働、そして負債を少しでも減らすために、夜は回転寿司の皿洗い。

 

掛け持ちの労働の疲れと睡眠不足、督促による精神的苦痛、それら全てが重なって、とうとうとんでもない出来事を引き起こしてしまいました。

 

トラック運転中の人身事故です。

 

しかも僕が100%悪い。

 

漫然と運転していて、信号のない横断歩道を渡るおばあさんに気づくのが遅れてしまったのです。

 

急ブレーキを踏みましたが、間に合わず。

 

おばあさんは、その場に倒れて、頭から流血。

 

僕はすぐトラックを止めて、駆け寄り、様子を確認して119番に通報。

 

そのあと110番も。

 

そしてすぐ会社にも連絡。

 

と書くと、落ち着いているように思われるかもしれませんが、そうとう動揺していたのを覚えています。

 

近くで様子を見ていた駐輪場のおばさんが、うろたえる僕を見るに見かねて、

「お兄ちゃん、大丈夫だから、これ飲んで」と缶コーヒーをくださいました。

 

僕はその場で崩れるように座り込んでしまったのを覚えています。

 

 

しかし、再び立ち上がっておばあさんの手を握り、救急車が来るまで呼びかけました。

 

意識はあって、おばあさんの手を擦る僕に向かって

 

「兄ちゃん、手をさすってくれるのはええけど、頭に響いて痛いわ」

 

と言われてしまいました(^_^;

 

やがて救急車、警察が来て、現場は慌ただしくなりましたが、おばあさんは無事。

 

肋骨の骨折はありましたが、頭部は擦り傷だけですみました。

 

すぐ病院へお見舞いに行きました。

 

おばあさんの娘さんにも謝罪、ご本人の病室にもお邪魔して、お詫びをしつつ、いろいろお話をさせていただきました。

 

お二方とも、とてもいい方で、僕を全く責めずにいてくださいました。

 

おばあさんとは、数回のお見舞いで仲良くなり、笑い話もできるまでに。

 

「笑かさんといて、肋骨痛いわ」と怒られましたけど。

 

しかし、僕はもちろん一発免停です。

 

罰金も30万円が課せられました。

 

借金を減らすために働いていたのに、さらに30万円。

 

月2~3万の皿洗いや、薄給の回収業を考えると、一ヶ月半の収入を棒に振った感じです。

 

もちろん払えませんでしたので、会社から借りて支払い。払わないと交通刑務所ですからね(^_^;

 

免停でトラックにも乗れず、会社にはとんでもない迷惑をかけてしまったのです。

 

まさに、何のために生きているのか、本気でわからなくなりました。

 

どん底からの出口を探していたはずが、まだもっと深いところがあったのかと。

 

しかし、ここからの逆転劇が始まるのです。

 

つづく。

 

 

 

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