いつもありがとうございます、趣味を活かした起業・副業の専門家「趣味起業コンサルタント」の戸田です。
負債を減らすために掛け持ちで仕事をしていたので、疲れも、寝不足も重なってきたのでした。
ある日、食用油の廃油回収の仕事をしていた時のことです。
スーパーの惣菜コーナーでの使い古しの油を回収しようと、大きな廃油カートを調理場から運び出しました。
廃油カートというのは(そんな名前はついてないけど、伝わりやすくするためにそう呼んでみます)、廃油を貯め込んで運ぶための、大きな金属製の手押し車みたいなやつで、200リットルは入るようにできているカートです。
200リットルですから、水だと200キロの重さです。廃油なので水よりは軽いかもしれませんが、本体を加えるとやはり200キロ以上の重さになります。
これを力いっぱい押して、調理場から運び出します。
で、回収用トラックはスーパー裏手の搬入口に停めていますので、荷台と、床の高さが丁度いい感じなっていまして、
こんな感じ↑
ここへ廃油のカートを運んできて、トラックのホースで廃油を吸い取ります。
こんな感じ↓
そのとき、当然カートが勝手に転がっていかないよう車輪にロックをかけておきます。安全のためです。
が!!!
こともあろうに、僕はそのロックをかけ忘れたまま、ホースをトラックから引っ張り出して廃油のカートに突っ込もうとしたのです。
気がつくと、こちらに迫ってくる巨大なカート!!
ホースを投げ出して手で押さえにかかりましたが、なにせ200キロを越える重さです。
そのままカートは勢いよく手前に脱輪!!
そこでカートはストップしましたが、中の廃油が大きく波打ち、大津波となって僕の頭から襲ってきたのでした。
全身廃油まみれ。足場も廃油だらけ。
このままではトラックの運転席に座ることもできないですし、次の搬入業者さんにも迷惑をかけることになります。
途方に暮れていると、スーパーの清掃担当のおばさんが出てきて、
「あらら、こぼしたんか!はよう洗い流さんと!」といいながら、持っていた洗剤を足元に撒き散らして、モップとデッキブラシで全部排水口へと流してくださったのです(T_T)
※おばさん、本当にありがとうございました!!
そして僕はさんざんお礼を伝え、たくさんの古新聞をもらい、それを運転席に敷いて、トラックに乗り込みました。
もちろん、カートに残っていた廃油は全部吸い取りましたよ。
そのあと近くのホームセンターに駆け込み、なけなしの現金で作業着と靴を買い、トイレを借りて着替えたのでした。
それでも体中から油の匂いは取れませんでしたけどね・・・。でもまあ、全身廃油まみれになる経験なんて、なかなかできるもんじゃないですから、貴重な体験かもしれません(笑)。
そのあとの回収先はもちろん全部遅刻、誤りながら回りました。
そんな折、大学時代の友人から結婚式の招待状が届いたのです。
でもお金がないし、こんな仕事をしていることを知られたくもないしで、本当は行きたくなかったのですが、
友人の挙式をそんな理由で欠席するわけにもいかず、なんとか都合をつけて参加することにしました。
しかし、そこでもまた思いもよらない出来事が待っていたのです。
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