いつもありがとうございます、趣味を活かした起業・副業の専門家「趣味起業コンサルタント」の戸田です。
実はその会社、家畜の残骸の回収以外にもうひとつ、別なものも回収していました。
それが「食用油」の廃油です。
レストランやコンビニ、ファーストフード店、お弁当屋さんなどで、古くなった油は新しいものを入れ替えられるのですが、
その使用済み油は勝手に捨てることができません。
それを回収する仕事です。
戸田はこの業務も携わっていましたので、トラックに乗ってさまざまなお店を回りました。
だいたいは裏口から厨房へ声をかけ、一斗缶や専用容器、あるいはドラム缶に溜め込まれた使用済み油を回収します。
油の状態はお店によってさまざまで、
「まだ全然きれい!新品みたい!」というような黄金色でさらさらの状態なのに交換しているお店もあれば、
「何これ?真っ黒!ヘドロじゃない?」というような状態まで使い古してから交換しているお店もあります。
なのでそれを見るだけでだいたいお店の質もわかってしまいますし、儲かり具合もわかってしまうという・・・(笑)
あと、最初はきれいだった油が、やがて黒くなるまで使われだして、
「ああ、このお店、だんだん売上げ下がってるのかな」と思っていると
数ヶ月後には閉店、みたいなこともありました。
いずれにしても、やっぱり匂いがするものを回収して、自分も油臭く、汚れてしまう仕事であることには変わりなく、
トラックもドロドロ、運転席も油臭い、そんな仕事でした。
ちなみに油の回収方法ですが、
一斗缶の場合は自力で持ち上げてトラックのタンクの蓋を明けて直接上から流し込み、
ドラム缶などの場合はモーターつきのホースで吸い込んでタンクに流し込む、という感じでした。
空になった一斗缶も積んで持ち帰ります。
さて、工場へ持ち帰った廃油と一斗缶はどうなると思いますか?
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