コロナ映画週間最終日(ゴールデンコロナウィーク) | オヤジカメラマンのブログ

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若い時は京都太秦の撮影所、木枯らし紋次郎、座頭市、必殺仕事人、暴れん坊将軍など撮影助手として、30でCMキャメラマンとして主に大阪で…今迄観た映画など思った事をぼちぼち書きます。

邦画を見てきたので、洋画を見よう!
昨日の連休最終日はSF映画

「スカイライン-奪還」
監督:リアム・オドネル




突如現れたエイリアン、地球全体が3日間で制服されたらしい…主人公はLA市警の刑事マーク、前作があるらしいのだが見ていないので…

素直な感想…なんじゃこら?
エイリアンに襲われた地球を救う刑事ドラマ?いや地球を救う物語…それとも途中からカンフー映画みたいな展開になる。エイリアンもカンフーをするんだ!

あらすじ
地球を襲うエイリアン、青い光を見るとたちまち宇宙船に吸い込まれていく。LAの市民が居なくなるほど吸い込まれ…巨大宇宙の中では吸い込まれた人達の脳をエイリアンのロボット?アンドロイドかな?に植え付けると動き出す。そして光から逃れた人達を捕まえに
主人公も息子達と一緒に結局吸い込まれるのだが、人間の心を残したエイリアンに助けられてそのエイリアンの彼女が産んだ子供を託される。人間の心を持ったエイリアンの活躍で母船が遂に墜落…内戦の続くラオスへ、宇宙船の中にはエイリアンになった息子も、エイリアンの大将がガンダムみたいな巨大ロボに乗りラオスのレジスタンスの本拠地を襲う、そこで息子だったエイリアンがお父さんや人間達を助ける。
そして地球を救う…
冒頭のシーンは女性がベットに乗り手術室へ…

そこに繋がり彼女はローズ、宇宙の侵略者から地球を守る防衛軍の司令官?みたいな役所…(刑事が命がけで助けた子供)

展開が無茶苦茶でアメリカB級映画のノリ、でも楽しめた、CG制作が大変上手い。この手の予算の無い映画でもここまで高めているアメリカ映画の実力は凄いなって感心する。

主人公が登場するシーンで僕は個人的にジーンと来た。ロス市警に入ってくる主人公、案内された所に息子が取調べ室にいる。同僚刑事がもう3回目次は起訴されるぞ…

親父が息子を迎えに来たのだ。何故ジーンと?
僕が高校生の時バイクでちょっと無茶をして警察の牢屋に入れられた。お前、よしみやのボンやな、直ぐ連絡したるわ…親父が迎いにくる筈が…

来ない…差入れされた飯がうちの親父の丼とうどんやった…当時親父が経営していた「よしみや」といううどん屋は近くの警察暑もお得意様だった…警官が普通どんぶりだけやけど親父さんがうどん付けたって言うから…その時はこんなつけるんやったらちゃんと保護者として来てくれたら出れるのに…それから2日後警察官の説得に応じて親父が来てくれた。無言やった。
怒りもしなければもちろん会話もない…車降りる時「ありがとう」「うどん美味かったやろ」で親父がこっち見てくれた。その時を何故か思いだした。

映画の良さ…自分とどこか一体になる所を見せられる…どんな映画にでも人の生き様が隠されている筈、それに気づけば、気付かされれば…
この歳になっても映画はやはりドリームなのだ!


タイトルバックにメーキングが含まれているがグリーンバックでの俳優、戦隊物に近い被り物のエイリアンをやはりCGとのマッチング技術と照明の素晴らしさでカバー出来ている。

グリーンで抜くためにコントラストを落とした照明と出来上がったCGの中に落とし込む時にCGライティング即したコントラストと色味をグレーディングしている。撮影監督とCGクリエーターとの連携は流石に見事だ!編集時間がたっぷりあるような作品には思えないのだが良くできている。

この日で緊急事態宣言は終わる予定だったが安倍さんが1ヶ月の延長を発表したのでどうなるか?

いつまでも休んでられないのだが…仕事は無いのでまだまだ映画を見ようと思う。