好きな映画、嫌いな映画 | オヤジカメラマンのブログ

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若い時は京都太秦の撮影所、木枯らし紋次郎、座頭市、必殺仕事人、暴れん坊将軍など撮影助手として、30でCMキャメラマンとして主に大阪で…今迄観た映画など思った事をぼちぼち書きます。

映画、観るのが好きだった小学生時代。
昭和29年生まれ、平成が終わろうとしている時その時代は戦後間もなくと言われる時代かも知れない。

この映画はリンドバーグの
翼よ、あれが巴里の灯だ!

私がこの映画を観たのは映画好きの親父に連れられて確か幼稚園に行く前だったと思う。1957年向こうでロードショウだからそれから2年後位に日本で公開したのかも知れない。
幼い心にも強烈に残っている感覚、操縦している時に眠気に襲われ飛行機が真っ逆さま?まさに墜落…虫(ハエ?)が彼を救う、本当に手に汗握るシーンだった事を覚えている。(あれから観ていないのでこんなシーンがあったのかどうか?間違っていたなら子供心で勘違いです、ごめんなさい)
次に印象に残っている映画が「豚と軍艦」
とりあえず食べたトンカツに入れ歯が何故か、踏切の所でもどす、そんな所を覚えている。トンカツはその頃高級料理、食べたいと思った幼心、人を殺して豚に食わせたその豚のトンカツ?本当に気分が悪くなり泣き出した。(これも自分なりにの記憶なので違ったらごめんなさい)


敢えてその記憶を大事、後から見る機会は幾度とあったが、その時に連れて行ってくれた若い親父の記憶を大事にしたい。

自分の映画に関する感覚はその頃にできているのかも知れない。

面白い映画…まるで自分が体験している錯覚。

嫌いな映画…その映画の中に自分がいない、存在感の無い映画。

幼い頃から今まで色んな映画を見てきた。
面白いというか好きな映画、黒澤明監督なら「生きる」とか「七人の侍」、洋画なら「大脱走」「ジョーズ」「キャリー」「サウンドオブミュージック」「太陽がいっぱい」

アランドロンになりたい…


しかし、絶対嫌!


嫌いな映画は「13日の金曜日」最初のシリーズはハラハラドキドキ、怖いしかしジェイソンにもバカンスを楽しむ若者にもどちらにも自分はなりたく無い。

結局、その映画の人物になりたいかなりたくないかで好き嫌いが分かれる単純な映画ファンという事がわかる。

それ以外の映画、所謂主人公に同位出来ない映画は面白い、嫌いの対象外なのか?

少し前に話題の「◯◯を止め◯◯!」これに関してフェイスでも書いたが吉本新喜劇の方がずっと面白いと思った。あくまでも私の個人的意見なので無視してください。

でも映画ってテレビドラマと違い集中して見る2時間未満。人ってなんやろ?まで考えさせてくれる。 

人生のあり方、立ち位置まで教えてくれる。

素晴らしい"娯楽"である。

皆さん、映画を見ましょう映画館で。