ソニーが開発したHDCAMコーダーはハイビジョンのカメラで50i,60iと言ったインターレース、SDテレビのNTSC(少し前の日本やアメリカのテレビ方式)、と同じ60フィールド30フレーム方式であった。(カラー:59.94i,29.97F)1997年、品番はHDW 500,HDW 700.
ジョージ・ルーカス監督がエピソード3で使用したのは今までのフィルムカメラではなくSONYから発売されたシネアルタHDW F900というTV領域である HDCAMカメラに手を加えフレームレートを映画と同じ24pにしたプログレッシブカメラ(一コマに一つの静止画を作る)フィルムと同じような描き方が出来るカメラである。
CINEALTAの名称で登場したこのカメラは一躍世界で有名になり、フィルムカメラでは一番であったパナビジョン社もこのカメラにパナビジョンのレンズを付け貸し出すパナビジョンデジタルで全世界にデビューさせた。
本体はsonyF35を使用、レンズはデジタル用に新たに開発された。
日本ではsonyに負けじとPanasonicが同じTVカメラDVCpro HDのカメラを改良しバリカムという名称で同じく24pで撮影出来るカメラを開発
このカメラで映画「突入せよ!あさま山荘事件」が撮影された。
余談だが関西でいち早くこのカメラ開発を知り未だ27Vというテスト機を借り「ミステリアルオーシャン」というIBC用のPRビデオを撮ったのが私であり、関西でいち早くF900(関西には無く東京イマジカで借りた)を使いグリコの3CというアイスのCMを撮ったのも私である。
プチ自慢すみません。
sonyの歴史はここで詳しく載ってます。
続く


