2.最新デジタル シネカメラ | オヤジカメラマンのブログ

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若い時は京都太秦の撮影所、木枯らし紋次郎、座頭市、必殺仕事人、暴れん坊将軍など撮影助手として、30でCMキャメラマンとして主に大阪で…今迄観た映画など思った事をぼちぼち書きます。

HDCAMテープ(放送局によっては今も現役である)

前回はFilmのことに触れました。

映画は24コマでフィルムが回っています。24コマで撮影します。

 

僕らが入った時代、カメラを回すと言いました。

フィルムがマガジンの中で供給側から撮影済みの方へ動いて

それを巻き取っていたからです。

 

TVカメラでもカメラを回してと言います。VTRのテープが回っていたからです。

 

映画とテレビの融合、ずっと昔のは映画用のフィルムカメラがテレビの生放送の

画面を撮影し記録していました。

 

VTRの登場は米国アンペックス社が1956年に2インチのテープを使った物を発表。

その後1インチ、3/4Uマチック、ベーターカムなどの1/2テープそして記録がアナログ

からデジタルへ駆動系は同じだが記録がアナログからデジタルへと移行、D1,D2,(sony)

D3(松下)D5(panasonic),デジタルベーターカム、ここまでがSDフォーマットで

後はHDになり現在に至る。

HDの当初はNHKが開発したMUSE方式、カセット式ハイビジョンVTR UNIHI(NHK,松下,日立)

ベースはヘッド等の規格構造からMⅡVTRだと言われている。

D6(東芝、アンペックス)はD2VTR規格を利用しHDコンポーネント信号をサンプリング

1インチHDデジタルVTRに比べエラーが少なっかたが大変高価で余り普及しなかった。

そしてHDCAMやDVCPro HDの登場となる。

映画の撮れるSONY F900やPanasonic Varicamはフレームレートを映画と同じ24pにしたことで

Film撮影と同じコマ数で映画プリントをそのまま焼ける事で使われ始めた。

テープ記録だが勿論デジタルコンポーネントでの収録である。

そして時代はテープからメディアへと移行する。

 

続く