5/1のリサイタルで初演する曲についてお話しします。
シベリア・パート2(仮)
という曲です。
シベリアというピアノ曲を数年前に作曲しました。
僕の祖父がシベリア抑留を経験しました。
祖父は、その経験についてあまり語りませんでした。思い出したくない辛い経験だったはずです。
60万人弱という、ものすごい数の日本人が体験した悪夢のようなシベリア抑留。
怒りと絶望をもって、スターリンのソ連によるひどい仕打ちについて学びました。
シベリアの収容所に送られたのは日本人だけでなく、当時のソ連の同胞も同じでした。スターリンの恐怖政治のための抑圧装置としてシベリアは機能していました。
この恐るべき非人道的な暴力。
そこで亡くなった多くの人間の無念。
それを想うにつけて、かつての「シベリア」では、表現的に物足りない、と思うようになりました。
そしてかつての「シベリア」をイントロダクションにした、より大きなピアノ作品としての「シベリア」の構想が生まれました。
そこには「鎮魂」のためのパートが必要不可欠だと思っていました。この鎮魂のためのコラールを中心に、新しいパートの構築を進めています。
今は。
この作品の完成のために、多くの時間と精力を捧げています。
どうか、5/1の初演を聴きに来て頂きたく思います。
何卒、よろしくお願いします。
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会場でお待ちしております。
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