歌伴の時心がけてること12 | 保坂修平のピアノ音楽

保坂修平のピアノ音楽

東京藝術大学楽理科卒業。ジャズピアニスト、作曲家。

イントロ出しのコツ。

直前2小節はコレを弾け!

(2020/10/25改訂)



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ラスト2小節「ブルージーなヤツ」

 

このフレーズをなんというのか?

Cキーで

ドミー、ファ、ファ#、ソラ、シド

ってやつ

 

そう。A列車で行こうのエンディング。

 

名前は分からないが、エンディングのテッパンフレーズであることは間違いない。

 

この、フレーズと兄弟のようなフレーズがある。

ドシbー、ラ、ラb、ソレ#、ミド。

 

この二つ。同時に弾いて成り立つ。

上下どちらも可。

 

やはりエンディングのテッパンフレーズだ。

(12-1)

 

ゆったりしたテンポの時、それぞれの音をバウンスした八分音符で弾くと

 

そう、ジョージア・オン・マイ・マインドとか、この素晴らしき世界のエンディング!

(12-2

 

みたいな。

 

このフレーズなんて言うんだろう?

 

テンポが速くても、遅くても、万能なフレーズ。

ジャズ、ロック、ポップスの人間は誰でも知ってるヤツ。

 

仮に名付けよう。

 

あの「ブルージーなヤツ」と(笑)

 

そう、ジャズ、ロック、ポップスの根っこであるブルースのにおいが強いフレーズなのだ!

 

 

ちなみに、この二つのフレーズの前半(ソまで)をハーモナイズすると。

 

ドミーの方がベースのとき

C C7/E F Ab7/Gb G7

 

ドシbーの方がベースのとき

C C/Bb F/A Ab7 G7

 

とまあ、こんな感じ。

 

 

 

そして、本題。

この「ブルージーなヤツ」。

 

「イントロでも大活躍」だよ!

 

ということです。

 

前回の「アウフタクト」のとき

黄金のキメ「ジャッジャーン」

のお話しました。

 

その前の小節に「ブルージーなヤツ」をはめ込むと、イントロのラスト2小節が出来上がります!

(12-3)

 

単音でもいい。

ユニゾンでもいい。

高くても低くてもいい。

コードでもいい。

 

テンポによって、フィールによってリズムはバリエーションがあるかな。

ここら辺はまた、後述。






「歌伴の時…」過去記事はこちらです。↓

歌伴の時心がけていること【過去記事】




最後までありがとう。



ピアニスト/作曲家 保坂修平

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