秀岳荘の小野ブログ

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秀岳荘の楽しい愉快なポイントをコソッとブログにてご紹介したり自分のプライベートフィールド情報を投稿致しますのでよろしくお願いいたします。

今週は秀岳荘カメさんチームと一緒に大雪山クチャンベツ登山口から忠別沼周辺の池塘群に行ってきました!!!

東京の天気予報はなんと38度・・・・💦

北の北海道のメリットを最大限に生かした場所を考えた結果

自分の好きな大雪山、忠別沼周辺の池塘群しかないなと思い行ってきました。

晴れていれば水面に映るトムラウシ山のはずでしたが・・・・。

テンクラAでしたが霧がかかってしまい、ちょっと残念!!!

忠別沼周辺の池塘群について深堀!!!

忠別岳の湿原は、火山がつくった台地の上に雪解け水が広がることで生まれた特別な場所です。平坦な地形と水はけの悪い火山性土壌が池塘を育て、その周りにはチングルマやエゾコザクラ、そしてモウセンゴケのような食虫植物まで、多様な命が短い夏を謳歌しています。

なんとなく、ここ天国みたいな感じ(笑)

ワタスゲが印象的!!!

涼しくて気持ちが良い!!!

 

この写真の植物わかりますか?

食虫植物のモウセンゴケになります!!!

モウセンゴケとは、葉の表面にある赤い腺毛から粘液を分泌し、小さな虫を捕まえて栄養を補います。 なぜそんな進化をしたのかというと、湿原の土壌は栄養が極端に少ないため、虫を捕まえないと生きていけないと書いてありました。

湿原の静けさの中で、赤く輝くモウセンゴケはまるで宝石のようで、忠別沼周辺の自然の奥深さを象徴する存在みたいです。

大沼のキャンプ指定地ですが、静かな水面が広がり、次はここでテントを張って一晩過ごしたいと思った魅力的な場所でした。霧の中に浮かぶ大沼は、写真では伝えきれないほどの美しさ、次は晴れの天気で必ず戻ってきたい場所でしたね!!!

登山口で偶然にも出発支度をしている山守隊メンバーと岡崎代表とバッタリ!!!

本当に頑張っているなと思いました、感謝!!!

行ったらわかります、かなり芸術的で歩きやすい!!!

10年くらいかけてコツコツ治そうと思っているんだとおっしゃっていました。

チェンソーを上手に使って平らにしていました、ありがとうございます。

今後も陰ながら山守隊を応援したいと思います!!!

 

 

こんにちは、秀岳荘の小野です。

7月8日、富良野岳へ行ってきました(笑) 

この日は朝から少し・・・、緊張感がありました?

というのも、十勝岳が噴火警戒レベル2となり、火口周辺は入山規制!!!

登山口の案内でも規制情報がしっかり掲示されていましたが、

噴火したら嫌だなと思いながら・・・

気持ちを引き締めてスタートしました。

上記の小屋は原始ケ原登山口にあるニングルの森管理棟、カギがかかっていて入れなかった(当たり前か・・・)

今回は車を2台使い、陵雲閣から入り、かみふらの岳〜三峰山〜富良野岳を巡って原始ヶ原へと下り、最後は相方の車で陵雲閣へ戻る“ぐるっと一周ルート”。このルートは前からすごく気になっていたけれど、実際に歩いてみると想像以上にロングコースで、変化に富んだ素晴らしい山旅でした。

今日はロングコースなのでサクサク飛ばしながら前に進みます!!!

陵雲閣から登り始めると、すぐに分岐から階段の急登が続く。 

意外と息が切れ、足も重い「あれ、今日はちょっとキツいかも…」と思いながら一段一段を踏み締めましたね。

ところが、その苦労の先に待っていたのは、上富良野岳手前の圧倒的な花畑。 エゾノツガザクラ、メアカンキンバイ、イワヒゲ、ミヤマキンバイ…。

稜線一面が色とりどりの高山植物で埋まり、まるで花の道を歩いているようだった。

「この景色を見るために登ってきたんだ」と思えるほどの美しさ。

 

階段の辛さが一瞬で吹き飛んだ(笑)

 

三峰山に向かう稜線は風が気持ちよく、歩いていて楽しい区間!!!

このあたりは岩場が多く、コマクサがちょうど見頃。 淡いピンクの花が砂礫帯にぽつぽつと咲いていて、写真を撮る手が止まらない。

さらに、岩の隙間から「ピチュー」という鳴き声。

姿はチラッとしか見えなかったけれど、ナキウサギ発見、思わず耳を澄ませてしまう。

こんなにすごい富良野岳は初めて!!!

こういう瞬間が山の楽しさだとあらためて感じた。

 

富良野岳の分岐に差し掛かると、そこはまさに“花の楽園”

エゾノハクサンイチゲ、チングルマ、エゾルリソウ、ハクサンチドリ…

どの方向を見ても花が咲きそろい、まさにピークのタイミング

「今日来てよかった」と心から思えるほどの完璧な花畑

写真を撮りながら、ゆっくりゆっくり歩きました(笑)

 

 

富良野岳の頂上から反対側を見ると、広大な原始ヶ原が広がっている。 

今回初めてこのルートを下ることができ、気持ちが高まった

稜線から湿原へと景色が変わっていくのが楽しく、歩くたびに新しい表情が見える。 原始ヶ原に近づくと、静けさが増し、風の音と足音だけが響く世界になる。

原始ヶ原は美しい湿原が広がる一方で、どこか寂しさを感じる場所。 

歩いていると、クマの足跡や散らばったフンがいくつも見つかり、少し緊張した

湿原の静けさと野生の気配が混ざり合い、自然の“本物の姿”を感じる時間だった。 ワタスゲが風に揺れ、チングルマの群落が広がり、心が落ち着いていく

原始ヶ原に下りた後は、相方の車で陵雲閣まで戻るだけ。 この“車2台でぐるっと一周”は、距離の長い富良野岳を無理なく楽しめる最高の方法だと感じた。

稜線の花畑、三峰山の岩場、富良野岳の大展望、原始ヶ原の湿原。 一日でこれだけ多彩な景色を味わえるルートはなかなかない。

🌈まとめ

7月8日の富良野岳は、花のピークと湿原の静けさが重なる最高のタイミングだった。 十勝岳の入山規制で少し緊張して始まった山旅だったが、息が上がる急登も、コマクサやナキウサギの気配も、原始ヶ原の静けさも、すべてが一つのストーリーになって心に残る一日になった。

車2台での周回ルートは本当におすすめ。 また季節を変えて歩きたくなる、魅力あふれる山旅だった。

 

 

 

 

秀岳荘スタッフ3名とスノーピーク社員の計4名で、6月30日〜7月1日に大雪山・白雲岳へ一泊二日の山旅に行ってきました。

当初の目的は、全員がテントを担ぎ、大雪高原温泉から緑岳〜小泉岳〜白雲分岐を経て白雲岳避難小屋でテント泊。翌早朝に裏旭の雪渓ゼブラを見て下山するという、シンプルながら贅沢な計画でした。

しかし、出発前から気になる情報がありました。

6月25日、白雲避難小屋周辺の雪渓で単独のヒグマが管理人さんの後ろから距離を詰めてきて、最終的にクマスプレーで撃退したという出来事がSNSで共有されていたのです。

「今年の白雲は少し様子が違うかもしれない…」そんな思いを抱えながら、高原温泉ヒグマ情報センターへ立ち寄り、山守隊代表の岡崎さんから現地の状況を詳しく伺いました。

特別に、WEB未公開の撃退動画まで見せていただき、メンバー全員の“クマセンサー”は完全にオンに。慎重に山へ入ることを決めました。

第1・第2お花畑は雪渓に覆われ、涼しく快適に進めたものの、ザックは全員15kgオーバー。緑岳の登りはさすがにペースが落ち、なんとかピークに到達したというのが正直なところです。

途中、三笠新道付近で1頭のヒグマを発見。遠くからの確認でしたが、自然の中で生きる姿はやはり迫力があり、「ついているな」と思わず笑みがこぼれました。

ピークでは記念ショットを撮り、裏旭の雪渓ゼブラを眺めると、くっきりと浮かび上がる白と黒の縞模様に心を奪われました。

  • コマクサ、チングルマ、エゾノツガザクラ、メアカキンバイ、キバナシャクナゲ、

アオノツガザクラ、ミネズオウ、エゾイソツツジ、エゾコザクラ、ウルップソウ…。

高山植物の大撮影大会は、まさに大雪山の夏そのもの。歩くたびに癒される時間でした。

避難小屋に到着し、さあテントを張ろうというタイミングで管理人さんが小屋から降りてきました?

「今日の10時ごろ、キャンプ指定地にクマの親子が初めて侵入し、徘徊した。その後、避難小屋の周辺まで登ってきてウロウロしていた」とのこと。

そのため、今日から3日間はテント禁止。 重たいテントを担いできたものの、クマの行動を考えれば小屋泊まりは当然の判断でした。

白雲岳避難小屋はリニューアルから数年でまだピカピカ。
この日は宿泊者も少なく、寄付金3,000円で快適な一夜を過ごすことができました。

山守隊が寄付金をもとに登山道整備や小屋の維持管理を続けてくれているおかげで、こうした安全で清潔な環境が保たれています。本当にありがたいことです。

翌朝は気持ちのいい青空。白雲岳へ向かうと、裏旭の雪渓ゼブラはほぼ完璧でした!!!

ここ数年、4〜5回来ているもののシャッターチャンスに恵まれず、ずっと宿題のように感じていました。

ようやく“最高のゼブラ”を撮影できて、胸のつかえが取れたような気持ちになりました。

帰りは小屋でのんびりお茶タイムを楽しみ、余裕を持って下山。

すると再び三笠新道付近でヒグマの親子を発見。
おそらく、避難小屋に現れたクマと同じ個体でしょう。距離を保ちながら静かに通過しました。

白雲岳周辺では、ここ数年人間を恐れないヒグマの行動が増えていると言われています。 ・人の後ろをついてくる ・テント場に侵入する ・避難小屋周辺を徘徊する こうした行動は、ヒグマが人間の存在に慣れ始めているサインでもあります。

その背景には、
・登山者の増加
・食べ物やゴミの管理不足
・人間の匂いに慣れる機会の増加
などがあると考えられています。

大雪山を守るためにも、登山者一人ひとりの行動がとても重要です。

● ゴミは必ず持ち帰る(匂いが出るものは二重袋) ● 食べ残しを地面に落とさない

● テント場や休憩場所で食べ物を放置しない ● クマ鈴・笛・熊スプレーを携行 ● 早朝・夕方の行動は慎重に ● ヒグマを見ても近づかない、写真を撮るために距離を詰めない

今回の山旅は、天気にもメンバーにも恵まれ、ヒグマとの距離感を意識しながらも自然の迫力を存分に感じることができました。
白雲岳のゼブラ、高山植物、避難小屋の静けさ、そしてヒグマとの遭遇。
すべてが忘れられない一泊二日となりました。

皆さんもぜひ、自分のペースで白雲岳へ。
最高の山旅が待っていると思います。

 

一昨日、久しぶりに夕張岳へ登ってきました。夕張岳は日本花の百名山でここでしか見られない貴重な高山植物がたくさんあり道外からもたくさんの登山者が訪れる人気の山になります。

夕張岳は山そのものの魅力だけではなく、登山者を静かに支えてくれている「夕張岳ヒュッテ」の存在があります。今のヒュッテは、ちょうど10年前に改築されたもので、ただ建て替えられたのではなく、多くの人の思いと手が加わって生まれ変わっています。

特に印象的な事としては、旧・夕張市内の小学校の廃材が再利用されていることです。かつて子どもたちの声が響いていた木材が、今は山を訪れる人を迎える温かな空間として息を吹き返している事だと思います。

ヒュッテに入ると、どこか懐かしい木の香りがして、夕張という地域の歴史が静かに宿っているように感じます。

改築には多くの寄付が寄せられ、地元の方々や山岳会、ボランティアの皆さんが力を合わせて作業に参加されたそうです、資材運びから細かな仕上げまで、ひとつひとつの工程に人の手が入り、まさに“みんなで作ったヒュッテ”と言える場所だそうです。

今もパトロールや維持管理には多くの方が関わり、登山者が安心して山を楽しめる環境を守り続けています。夕張岳の自然と同じように、このヒュッテもまた、多くの人の思いに支えられて生きている場所だと感じました。

途中ガイドさんに聞いたのですが管理さんがいると五右衛門風呂に入れるそうです、カギがかかっていて写真は撮れませんでしたが、気になるお話でした。

また今後とも改修工事進められていて台所、キッチンをも作られるそうです、凄いですね!!!

夕張岳といえば“花の百名山”、今回あらためてその理由を実感しました。登山道の脇には、初夏の陽気に誘われたように色とりどりの花が咲き、足を進めるたびに新しい花が目に飛び込んできます。北海道の短い夏にぴったりですね!!!

特に印象的だったのは、ユウバリソウやユウバリコザクラといった、この山でしか見られない固有種たちです。

最初は見つけれなかったのですが、やさしいガイドさんにあそこだよと教えてもらい、感謝、感謝でした。

一個見つけると、不思議ですが次から次へと見つけられます、遠くて写真に撮るのに限界がありますが、なんとかシャッターは切れたかな?

足元で小さく咲いているユウバリソウ!!!

登山者みんなが地べたに伏しながらの撮影大会、かなり盛り上がります!!!

実際に目の前で咲いている姿を見ると、その可憐さと存在感に思わず息をのみます。小さな花なのに、しっかりとこの場所に根を下ろし、厳しい環境の中で生き抜いてきた力強さを感じましたね!!!

夕張岳に固有植物が多い背景には、この山特有の地質があります。山の中心部には「夕張山地変成帯」と呼ばれる古い地層が広がり、蛇紋岩や超塩基性岩といった特殊な岩石が地表に露出しています。

これらの岩石は栄養分が乏しく、一般的な植物にとっては生育が難しい環境です。しかし、逆にこの厳しい条件だからこそ、夕張岳にしか適応できない植物たちが独自に進化し、固有の生態系が形づくられて来たんだなと思いました。

存在感のあるガマ岩、ガマ、ガマ(笑)

花を眺めながら歩いていると、ただ「きれいだな」と思うだけでなく、ここにしかない自然の歴史を感じるような、不思議な重みがありますよね・・・。

登山道を進むにつれ、花の種類が変わり、景色も少しずつ表情を変えていきます。標高が上がるほど風が冷たくなり、空気が澄んでいくのが分かります。振り返ると夕張の山並みが幾重にも重なり、遠くまで続く緑の波が広がります、天気に恵まれたこともあり、どこを切り取っても絵になるような景色ばかりで、つい写真の枚数が増えてしまいます。

残雪が気持ちいい!!!

途中の望岳台に立ち寄ると、今年の春に登った“夕張マッタホルン”の鋭いピークが見えます。あの超急登を思い出すと、足が震えるような感覚がよみがえりますが、登り切ったときの達成感は格別でした。望岳台から眺めるその姿は、険しさと美しさが同居した、まさに夕張の象徴のような山でしたね

よく登ったなと思います(笑)

山頂に着くと、爽やかな風が吹き抜け、眼下には広大な夕張の大地が広がります。花の美しさだけでなく、地質・地形・気候が複雑に絡み合って生まれた“夕張岳という世界”を全身で味わえた瞬間でしたね。

山頂でしばらく風に吹かれながら景色を眺め、この山が長い年月をかけて育んできた自然の豊かさをしみじみと感じました。

今回はペースが速め、驚くくらい健脚な二人に肩を押されました!!!

 

帰りはユン二の湯でお風呂とご飯を食べて素晴らしい休日を満喫でき良かったです。

今年はいままでプライベートでいろいろあり、燻ぶっていたのでジャンジャン行こうと思います、次から次へとブログ書きますので皆さん、よろしくお願いいたします。

 

 

 

こんにちは、秀岳荘の小野です。

スタッフの誘いもあり30年ぶりにアポイ岳に行ってきました。

こんな感じの山です!!!

アポイ岳は歩いていると、この山がただの山ではなく、地球そのものの鼓動を感じさせる場所だということがよく分かります。日高山脈は2つの大陸プレートがぶつかって生まれた山脈ですが、その衝突の力で、地殻のさらに下にあるマントルの一部が地表まで押し上げられた――その“証拠”が、まさに足元に広がる幌満かんらん岩体でした。

登山道の脇に露出したかんらん岩は驚くほど新鮮で、まるで地球の深部をそのまま切り取って置いたような質感があります。約1,300万年前、海の中で形成が始まったという話を知ってから歩くと、風景の見え方がまったく変わります。自分がいま立っている場所が、かつて海底だったとは想像もつかないほど雄大です。

アポイ岳ジオパークを巡ると、プレートが衝突した現場を思わせるダイナミックな地形や、マグマが冷えて固まった奇岩、さらには遠い南の海から運ばれてきた岩石まで、地球の歴史がそのまま露出しているような景色が次々と現れます。歩きながら「大地は生きている」という言葉の意味を、肌で感じるような場所でした。

アポイ岳を歩いていると、この山が“特別な場所”だということを、景色より先に空気で感じます。標高はそれほど高くないのに、登るにつれて植生が一気に高山帯の雰囲気に変わっていく。その不思議さにまず驚かされました。

足元には、ここでしか見られないヒダカソウをはじめ、固有の植物たちがひっそりと、でも力強く咲いています。どの花も小さくて控えめなのに、存在感がある。アポイ岳の高山植物群落が国の特別天然記念物に指定されている理由が、実際に歩くとよく分かります。残念ながら今回は見れませんでしたが・・・(笑)

植物だけではありません。登山道の途中で見かけたカタツムリが、実は固有種の「アポイマイマイ」がいたり、さらに、日本ではここにしかいない蝶「ヒメチャマダラセセリ」、そして氷河期の生き残りであるエゾナキウサギの気配まで感じられる。アポイ岳ジオパークは、まるで“生きた博物館”の中を歩いているような感覚になりますのでオススメですね

何げなく撮ったお花を載せていきます!!!

風が強い!!!

楽しい一日に北海道バンザーイですね(笑)

 

「マタギ」が使ってきた伝統的な山刀作ってもらいました!!!

こんにちは、秀岳荘の小野です!!!

見てください、このナイフ

すごいでしょ!!!

昔から東北の狩猟文化「マタギ」が使ってきた伝統的な山刀で、枝払いから獲物の解体までこなす万能ナイフになります。

なかなか作っているところが少なく、秀岳荘も仕入れができなく寂しい思いをしておりました・・・。

ここでナガサについて豆知識のご案内しますね

ナガサの概要

  • 起源:東北地方の山岳地帯で活動した狩猟民「マタギ」が使用してきた刃物。
  • 用途:枝払い、藪切り、薪割り、橋掛け、獲物の止め刺しや解体、料理など幅広い用途に対応。
  • 特徴:鉈のような厚みと強度を持ちながら、包丁のような鋭さも備えた万能性。

有名ブランド:フクロナガサ(叉鬼山刀)について

  • 製造地:秋田県北秋田市阿仁地方、西根打刃物製作所が代表的な製造元。
  • 素材:島根県産安来鋼(ヤスキハガネ)を使用し、一本一本手打ちで鍛造。
  • 強度:鋼を何度も打ち延べて不純物を取り除くため、折れ曲がりにくく強靭。
  • サイズ展開:4寸5分(約13.5cm)から9寸5分(約29cm)まで幅広く、用途に応じて選べる。
  • 名前の由来:「叉鬼山刀(マタギナガサ)」=鬼よりも強い猟師(マタギ)が使う刀。邪気を払う守り刀としても人気。

✨ 文化的背景

  • マタギ文化:平安時代に遡るとも言われる独自の狩猟文化。厳しい掟と山岳信仰を持ち、自然と共生する知恵を伝承。
  • ナガサの位置づけ:鉄砲や罠と並び、マタギにとって最も重要な装備。命を守る道具であり、魂が込められた象徴的存在。

ナガサは単なる刃物ではなく、マタギの生活と精神を支えてきた「万能の山刀」です。現代でも狩猟やアウトドア、さらには守り刀として愛用されておりました。

人気の理由:マタギ文化の象徴であると同時に、実用性が非常に高い「究極のサバイバルナイフ」として評価されている。

特にハンターのお客様には絶大な人気がありお店でもなんとか仕入れたいなと思っていた時に、ある代理店から札幌の刃物を作っている工房を紹介してもらったんです!!! (えっ、札幌?)

早速ですが、今年の春 視察に行ってきました。

工藤刃物鍛造所についてご案内いたします。

所在地:北海道札幌市東区丘珠町510番地

  • 代表者:工藤寬汰(1995年生まれ、現在30歳)
  • 技術背景:高知県土佐刃物の産地で5年間修行し、その技術を札幌に持ち帰って独立
  • 設立:札幌で鍛造所を開設したのは26歳の時(約4年前)

見てください、クライマー顔負けの手、すごくがっしりした拳!!!

特徴と製品

  • 製造スタイル:一人の職人が全工程を担う「自由鍛造」方式。温度管理が難しい北海道の環境で挑戦している
  • 製品ラインナップ
  • 包丁:牛刀、出刃、柳刃、ペティなど家庭用から専門用まで
  • 鉈:北海道型、関東鉈、腰鉈など山仕事用
  • ナイフ:キャンプ・釣り・登山向け。止め刺しや枝打ちにも対応
  • その他:斧や削蹄鉈など特殊用途の刃物
  • ブランド展開:「札幌刃物」という独自ブランドを立ち上げ、北海道産木材を柄に使用

文化的意義

  • 若手鍛冶として注目:刃物専門誌やインタビューでも「北海道の新星」として紹介されています
  • オーダーメイド対応:用途や要望に合わせてサイズ・厚み・柄を調整可能
  • 理念:刃物を通じて「豊かな生活を届ける」ことを目指している

ものすごく職人さんなのに雰囲気が良い!!!

ちゃんと話を聞いてくれる方で誠実だなと感じました!!!

工房も見せてもらいました

刃物に対するこだわりや思い,信念、これからの夢をお聞きしているうちに凄く共感しました!!!

あっ、この人にお願いしよう

秀岳荘オリジナル「ナガサ」を作ってもらうって決めました!!!

刃物に詳しいスタッフ5人と一緒に型起こしから検討して作ったのが、秀岳荘限定「山刀」になります!!!

製作には大人気のため他の注残のお客様がたくさんいらっしゃったので半年以上かかりましたが、すごく満足いく出来だと思います。

槍にもできるように穴があります

今回は限定で5本作ってもらいましたが、すでに入荷と同時に2本が旅立ちました((笑))

今現在ですが、白石店に2本、北大店に1本があります、しっかりと手にもって見ていただきたいのと遠くのお客様に向けてオンラインストアーで商品ページも作ってみました、是非ご検討のほどお待ちしております。

完売した場合は追加発注になりますが、しばらく(半年ぐらい)は時間をいただく感じになります。

また工房が札幌なのでメンテナンス含めて安心感があると思います!!!

● 中空ハンドル構造
柄が中空になっており、真っ直ぐな棒を差し込むことで延長したり、用途を広げることができます。

● 止め刺しにも使用可能
実用性を高めた設計で、フィールドでの即応性を重視しています。

● 裏スキ加工による鋭い切れ味
・刃と素材の接触が少なく軽い切れ味
・解体時は肉離れが良く、スッと剥がれる感覚が得られます

● 便利な鞘(シース)付き鞘には穴が空いており、腰紐を通して携行可能。
※紐は付属しませんが、お持ちのロープや当店の細引き計り売りをご利用いただけます。

📏 スペック

・刃渡り:20cm
・全長:36.5cm

秀岳荘オリジナルナイフ  価格 48,400税込

[会員様限定4,400ポイント贈呈]

この記事でご紹介した商品

秀岳荘オリジナルナイフ

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こんにちは、秀岳荘の小野です!!!

今年の夏は暑いですね、ということで避暑を求めて日高山脈幌尻岳に行って来ました。

今回のルートは行った事のない新冠コース、とにかく長い林道歩きがあり、新冠ポロシリ山荘からは突き上げるような急登で一気に1200mを登る健脚者コースになります。

ちなみに下の小屋が新冠ポロシリ山荘になります。

7月28日の仕事を終え一路、新冠町道の駅に向かいます(*^^*) 

何故か途中で60mmの集中豪雨にやられます!!!

 

次の日ですが雨は止んでいるものの大丈夫かと思いながらイドンナップ山荘を目指しました。

ジャーン、やられました

山荘手前4キロ地点で土砂崩れがあり大きな重機がすごい勢いで復旧作業をしているではありませんか・・・、どうしようか迷いましたが、10分ほど待っていると開通!!!

運がいい、やっぱり俺は付いている!!!

何台か手前で放置車があり、徒歩で通過している人がいる模様・・・(*^^*) 

イドンナップ山荘から訳ありのため、4人用テントのエアライズ3を背負って出発!!!

注意ポイント

①必ずイドンナップ山荘、新冠ポロシリ山荘の利用者は1週間前に新冠ポロシリ山岳会に利用届を出しましょう。

②ココヘリと警察への登山届が必須です(ホームページ要参照)

自分都合で申請が出来なかったため入れない場合も含め重いテントを持参しました。(笑)

③ブヨとダニが異常に凄いです、防虫ネットと長袖シャツは必須(服の上から刺してきます)

 

なんとか5時間ちょっとで到着!!!

いろんな方が書き込みしていたが、ある意味、初日が核心かもしれません、かなり体力をけずられます。

 

小屋の中は意外と広くて30人程が泊まれます、この日は7人だったので、他の利用者に了解を頂いて山荘に泊まらせていただきました、ありがとうございますm(_ _)m

 

真ん中に薪ストーブ、外のトイレは人感センサーLED照明付き、タンクから水が出ます。

常に冷たい水がでます、夜も人感センサーLEDライト有り

広々とした2階でした!!!

さぁ、二日目は4時起き、5時出発!!!

快晴の中、順調に登山開始(*^^*) 

本コースはテレビ番組でプロアドベンチャーレーサーの田中陽希さんが歩いていることにちなんで「幌尻岳新冠陽希コース」と名づけられています。

さすが人気が無いコースと言えどもコース整備はバッチリです、感謝!!!

ほぼ、直線的な登りで1200mを一気に登り上げます!!!

汗が噴き出して何度も首に巻いた手ぬぐいを絞ります、水は3リットル必須でした。

高山植物を眺めながら休み休み登りました。

チングルマ良いですね!!!

大岩まで来れば、あともうちょっと・・・

残念ながらピークはガスの中でしたが、気持は最高です、これで全3ルートを完全コンプリート出来ました。

トッタベツ岳も見えず・・・・

ゆっくり足元を確認しながら下山開始、数日前に転倒し骨折でヘリコプターみたいです。

山深い山って良いですよね、電波が届かなく当然ですが圏外、何があっても全て自己責任なので気持ちが引き締まる思いで登っています。

また、今回はたくさんの方と山荘で100名山談義があり、全国から集まった猛者の方たちと楽しい時間を共有出来て良かったです。

これからも自分の山登りを楽しく続けて行こうと思います、最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

今回ですが縁があって自分も出版と編集、日高山脈の写真提供のお手伝いをさせていただきました、すばらしい内容の出来になりますので日高山脈好きの方は是非、告知拡散お願い致します(*^^*)

 

国立公園の制定を機に、この春、日高山脈を巡る山と人の関りに焦点を当てた書籍が出版されます。

内容は5章からなり、写真豊富な構成です。

「先縦者たちの感慨」として山岳部のパイオニア、須藤宣之助、伊藤秀五郎、相川修の紹介。

地形・植物の恵み、日高山脈百年物語としての登山史が多く触れられます。

また、「魅惑の登山フィールド」として積雪期登山を米山悟氏が、渓谷登山を小泉章夫氏、松原憲彦氏が執筆しています。

更に猿留山道と様似山道という古道、坂本直行氏と秀岳荘に関する記事、日高の山々の登山案内と山麓施設の紹介まで、日高山脈に関する新旧のテーマの記事が盛り込まれています。

日高全山縦走等の際の美しく厳しい山行写真もふんだんに使っています。

お店に並びましたら手にとっていただければ幸いです。

表紙写真:伊藤健次(山スキー部OB)

発売日:2025年4月24日

出版社:共同文化社

2700円(税込2970円)

こんにちは、秀岳荘の小野です。

昨日の武利岳に続き、本日は憧れのアンギラス~ニセイカウシュッペに挑戦です。

平山に関しては以前からお手伝いしていたトレラン大会の関係で登ってはいたのですが、アンギラスに行く機会が無く、今回の登山は満を持してのチャレンジになります。今日も単独なので無理しないよう安全登山に徹していきたいと思います。

ちなみに比麻奈山からアンギラス、ニセカウの縦走路は夏山ガイドにも書いてありますが環境省が認めた登山道ではないため全部、自己責任になります。あくまで踏み跡になりますので、経験者を交えたパーティーでご検討くださいませ・・・。

ここで気づいたのですが何故かザックの肩ベルトについているボトルメッシュポーチに入れたメガネが無い、どうしても無い、どうしようと思うがやっぱりない、散々悩みながら後から登ってきた登山者にグチを聞いてもらいながら先に進みました・・・・。(T_T) 

車にスペアー入れていたかな?

高山植物、凄かったです、北大雪といえば高山植物が凄いのですがコマクサの群落の規模が赤岳よりあるのじゃないかなと思うぐらい大群落なんです、そして人が居ない(今日は全部で5人で貸切)(笑)   ここで近くからドスーン、ドスーンと大きな地響きが「クマの襲来?」と思ったら大きな雄シカが跳ねながら逃げていました、ビビリの自分が復活(笑)

ちょっとわかりづらいですが、この写真の下部部分は全部コマクサが一面にありました、お花の好きな方が見たら大興奮間違いなしですね!!!

さあ、縦走開始です、手前のゴジラの背中のゴツゴツを超えて奥のニセカウまで行ってみますね

ちょっと降りた時点でハエマツ出現、これでも自分は日高全山縦走達成者なのでへっちゃらと思いながら降りるとハエマツのトンネルになり無数のコバエ(?)、それも1億匹はいるかと思うような異常な密度、鼻、口、耳、目に刺さりこんでくるレベル・・・・・、参ったm(_ _)m

慌ててキャップタイプの防虫メッシュカバーを装着すると完璧にクリアー、持ってきて良かった(笑)\( ^o^ )/\( ^o^ )/\( ^o^ )/

一個目の小さなポコ頂上でこれはダメと思いストックをデポ、これは要らんな(笑)

また思ったよりも踏み跡がしっかりしています、3ケ所ぐらいムムッと思うところはありましたが冷静に足元センサーを全開にすれば難なくクリアー出来ると思いました、あと滑落ポイントは少しはあるものの、強風、雨でぬれてなければ問題ないと思います、しかしここを冬に来る人が山岳会の方でいますが、相当凄い人たちだと思いましたね、自分にはムリ(笑)

アンギラスの頂上から見る小槍、大槍は天気も良く構図もバッチリなのでトップページの写真に決定!!! 奥に見える表大雪まで一望出来たのでテンションが上がります(笑)

ここで注意、YAMAPのタイムスケジュールを見るとアンギラスまで35分、アンギラスからニセカウまで40分と書いてありますがほとんどの方が無理です、1時間ぐらいの感覚で見た方が良いと思います、思ったよりもハエマツでメンタルやられます、日高を思い出しました(笑)

ニセカウ手前のポコピークからパチリ、なかなか良いでしょ(笑)

ここらあたりから昨日の疲れなのかペースが上がりません、暑い事も重なって水を飲みまくります、結果的にこの日は3.5リットルの水を飲み尽くしました・・・(T_T) 

余談ですがアイスブレイカーのメリノウール製のTシャツを着ていたのですが汗の臭いが最後までしなかったです、不思議、さすがアイスブレイカー(*^^*) 

あともうちょっと思いながら25年前の事を思い出しました、25年前に一度ニセカウを目指したことが有るのですがメンバーの体調不良があり引き返した経緯があったんです、その時はすぐ来れると思ったのに随分時間が掛かったなと不思議に思い出しました。

なんか、この構図気に入っています(笑)

きたどー、ニセイカウシュッペ、アイヌ語で「断崖絶壁の上にある山」、まったくその通り\( ^o^ )/\( ^o^ )/\( ^o^ )/

帰り道ですが1737ポイントで少々シャリばて気味だったのでパンを二つ食べてパワーチャージ、でもこの辺りからメガネ紛失が気になって気になってどうしようもなく落ち込みました。

いや、落としたんだから下にあるはずだ、下を凝視しながら歩けば見つかるかもと自分に信じ込ませ下山開始、歩けど歩けど見つからず・・・、0.1の視力だとダメだよな・・・(;^_^A

登山口に到着(;^_^A

いや、もしかしたら親切な人が居て登山届に置いてあるかもと心の中で祈りましたが、そんなことも無く駐車場で撃沈しました、どうしょう(T_T) (T_T) (T_T) 

車に到着して荷物を後部座席に入れてドアノブを触ると、なんと!!!!!!

なんと!!!!!!!!

メガネが置いてあるではないですか\( ^o^ )/\( ^o^ )/\( ^o^ )/

あぁ・・・1737であった山梨から来ていたおじいちゃんだ、グチったの覚えていてくれたんだ、ありがとうございます、本当にありがとうございます、助かりました!!!!

これからは自分も困った人がいたら、今以上に親切にしてあげようと思いました。

ちなみに、昨日は外人のヒッチハイカーを乗せてあげている、英語喋れないけど(笑)

この後ですが筋肉痛でおしりと足が酷く、二日ほど階段が辛かったです、筋トレがんばろう

(*^^*)