みなさん、こんにちは秀岳荘の小野です。
久しぶりに単独で面白い山に行って来たのでブログ書いてみたいと思います。
本当はペテガリ岳に3人で行こうと思ったのですが100mm以上の雨が三石地区に降り急遽、中止になってしまい、悩んだ挙句いつか行こうとストックしていた山から幾つかセレクトして行って来ました。初日はゆっくり移動して近くの除雪ステーションで車泊、登山口の下見もしっかりして翌日5時、登山口スタートしました!!!
2016年の台風で林道が寸断、崩壊しており登山口1.6キロ手前からスタート、YAMAPに書いてあったフキの道はどなたか親切な方にきれいに刈られており楽に歩くことが出来ました、感謝感謝\( ^o^ )/\( ^o^ )/\( ^o^ )/
なぜかスタートして後ろに付けたスズが無くなり、何かのはずみでブチ切れて飛んで行ったらしい・・・、やもえず笛を細かく吹きながらドキドキしながら前進しました【・_・?】
行きは東尾根コースでグングンと高度を上げていきます!!! でもとにかく暑い、水をひたすら飲みながら熱中症だけにはならないぞとガブ飲みしまくる(結局3リットル飲み干す)
前ムカに到着、ガスが濃く視認が悪かったがコルを挟んだ武利岳稜線を見ながら、300mの下りはちょっと精神的に負担がありましたね、降りた分、登って、帰りも同じことをするので・・・
少し折れそうな気持にムチ打って前進です!!!
知らなかったのですが恐怖の鞍部地帯はササが凄くて迷いポイント、大丈夫かなと不安を胸に進むとなんと一週間ほど前に善意のある方が草刈り機をここまで持って刈ってくれたそうです、大ラッキーと思いながら心で感謝を述べて歩かさせていただきました!!!
YAMAPの地図を何度も確認しながら安全に登山をさせていただいております、また新アイテムとして今回からココヘリも導入、どんなことがあって自分の場所だけでも家族に教えたいと思いました。
なんとか4時間で武利岳に到着、夏山ガイド的にも4時間10分て書いてありますが、きっともうちょっと普通の方は時間が掛かると思います、YAMAP的には自分の行動が117%なのできっと5時間弱のベースになるかと思います。
ちなみに後でわかるのですが前ムカから降りていく稜線はブッシュで見えませんがすごく垂直に切れていて落ちたら間違いなくアウトになります(要注意)、またここの縦走連絡路は環境省の管理している登山道ではありませんので完全自己責任になっています、感覚的にも踏み跡程度になりますので初心者の方にはかなり厳しいかもしれません・・・・。
微妙にガスが切れそうで切れない・・・、残念(笑)
今回はトレランスタイルで来ていますが練習にピッタリかも、とにかく登山者が居ない、距離が17キロ、獲得標高数1700m、滑落危険ポイントが少ない、調子が悪ければ武華山で短縮できる、帰りは層雲峡で温泉、食事ができる、etc
武華山に到着、ライオン岩まで行けば後は全部下り、ヨッシャーと気合入れながら進むと大き目のクマのフンが2ケ所発見!!! また今日一番のブッシュポイントもあり靴先センサーを全開にオンでスイッチ押しました。
想像以上に大きなライオン岩、画像では表現できないのですが顔らしき部分だけはパチリしました。帰りは夏山ガイドには倒木により通行止めになっているライオン岩コースで下山、今は整備が行き届いており、ピンクテープさえしっかり見れば大丈夫、安全だと思いました、それよりも分岐手前の登山道で崩壊ポイントがあり間違って下に下りると間違いなくロストしますので平行に前に進めば登山が現れるので前に歩きましょう!!!
結果的にYAMAPで148%なので通常の方は11時間30分を目安にした方が良いと思います、何件かいろいろな登山記録をYAMAPで調べましたが11時間~12時間の方が多かったので夏至に近い時期で朝は5時スタートにすれば明るい時間に帰れる山だと感じました。
今日は大変楽しんだので明日の登山のためゆっくり温泉、食事をとって休みたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます(*^^*)