想像して下さい。
あなたは、家族経営に毛の生えた程度の零細企業の社長が父の息子です。その会社の本社は、大阪です。
あなたは、1年半ほど前に、勤めていた大手企業を退職し、父の会社の後継として、副社長に就任しました。
ちなみに、
兄も時を同じくして、勤めていた大手企業を退職し、副社長として就任しましたが、本社である大阪にはおらず、東京支社にいます。
先日、
入社三年目の事務員から、「相談があるので時間を取って頂きたい」と言われたので、面談の機会を設けました。
彼女から、
「他部署との仕事の線引きを明確にして欲しい。他部署がやりきるべき仕事なのに、「分からない」「チェックして」と、持ってきて、その後は、こちらにお任せなので、オーバーフローだ」ということと、
「この会社は、言ったもん勝ちですよね。男性社員は、給料に見合っただけの仕事をしてないのに、言い値で昇給出来る。おかしい」といった内容でした。
給与については、たしかに、世間と比べると、うちの事務員は、薄給なので、どうにか考えないといけないとは思っているけれど、
会社全体のことになるので、今、この場で、どうするとはお答え出来ない、と言いました。
そして、
人を増やそうと思っています、と伝えたら、彼女に、「それでは、何も解決しません。問題は、人員不足ではないからです。問題の根源は、仕事の流れの悪さにあるんです」と、真っ向から否定されました。
結局、「話しは分かりました。少し、整理させて下さい」と言い、彼女との面談を終わらせました。
すると、
次の日。
入社二年目の事務員から、「お時間を
取って頂きたい」と、申し入れがありました。
話し合いの場を設けたのですが、彼女が口にしたことは、昨日の、入社三年目の事務員が言っていた内容と、ほぼ同じでした。
さて。
ここまで読んで下さったあなたに質問です。
あなたが、副社長の立場だったら、この状況について、どう思いますか?何を感じますか?
言いたいことがあるとすれば、それは、どんな言葉ですか?
副社長が、入社二年目の後輩に言った一言に、あたしは愕然としました。
どんな一言だったかは、次の記事で。
それまでに、あなたの答えを、考えておいて下さいね。
それでは、
今日も、残業ありきの一日。頑張ってきます💪
By ほそいみか
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