亡き親の背中を流す・・・。 | しゅ~る之助の新々観察ラン日記

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「下京のジョージ・クルーニー」を自称する、坐禅と観察ランで、                                        京都の街をしぶとく生き抜くおじさんの日記です。

 

今日は、市内はお盆ムード一杯で、マンション前の中央市場も休場で静かだ・・・。

 

京都では、明日が五山の送り火で、13日にお迎えしてご先祖様を、明日お見送りする、って~お盆ストーリーなんやろ~な~・・・。

 

今年も実家のある北九州に帰省しなかったので、僕にとって、京都でのお盆は、単なる季節のイベントに過ぎね~・・・。

 

であるが、今夜、京都市の北の果て「花脊」にて行われるお盆の伝統行事「花脊の松あげ」のバスツアーに参加する予定である。

 

 

京阪出町駅から鑑賞専用バスが出て、90分ほどで花脊に到着し、松あげ(松明上げ)を鑑賞後、再度バスに乗って午後11時頃出町に着・・・って~スケジュールらしい・・・。

 

なんだか慌ただしいが、若い頃なら、鞍馬から走って、って~プランも考えたかも知れね~が、今の走力体力じゃ、ともて無理なハナシである。

 

で、みゆきの提案で、一人3500円の鑑賞専用バスツアーで行く事のしたのである・・・。

 

さてさて、どうなることやら・・・。

 

さて、お盆であるから、今月の京都の「ブツのお言葉」はさぞや、お盆モードになってることやろ~と思ってる皆の衆も多い事と思ふ・・・。

 

最初の出だしの画像は、御池油小路の「照円寺」さんのものである・・・。

 

右の、シルバー川柳はともかく、左の「亡き人も 触れしこの数珠 この聖典」は、実家に帰省し、仏壇に手を合わせる人の心情が、よく表現されている・・・と思った。

 

「亡き人」とは、両親や祖父母であろうが、それ以前のご先祖様の事も含まれてるのかも知れね~・・・。

 

代々、それらの身内もまた、仏壇の前で、今の自分と同じように、お数珠を手に、お参りしている姿を思い浮かべてる様子がイメージされる・・・。

 

お盆ならではの、光景だよな~・・・。

 

三条商店街の妙泉寺さんも・・・。

 

 

同じく妙泉寺さんとは背中合わせの場所にある「光明院」さんも・・・。

 

 

偶然なのかどうなのか知らね~が、両方のお寺共「お盆うれしや」って~出だしの「ブツのお言葉」である・・・^^;

 

寺町の聖光寺さんも、今月はお盆モードの「ブツのお言葉」だしね。

 

 

そんな中で、一番「はっ」としたのは、東寺さんの東側にある、浄土宗の「福田寺」さんのブツのお言葉である・・・d(^O^)b

 

 

この「ブツのお言葉」の意味は「お盆に、お墓に参った時、お墓の裏側まできれいに洗いましょう」って~意味だと思われる。

 

ただ、この「背を洗う如く」には、生前の両親の背中を流した記憶を、イメージさせる・・・。

 

あるいは、「生前に両親の背中を洗ったことがない自分が、亡くなった両親の背中を洗うがごとく、今、墓の背中を洗っている」って~イメージかな~・・・。

 

そう想像すると、な~んか、ほのぼのした感情がこみ上げてこね~か?^^;

 

さて、お寺のブツのお言葉が、こうしてお盆ムード一緒に染まっている中、あい変らず頑固一徹の我が道を行く的な「来迎寺」さんの今月のブツのお言葉は・・・・。

 

 

「かんしゃくの くの字を捨てて 日を暮らす」・・・である。

 

これも、なかなかなもんやと思ふ、のである・・・d(^O^)b

 

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