素朴な火祭り・・・。 | しゅ~る之助の新々観察ラン日記

しゅ~る之助の新々観察ラン日記

「下京のジョージ・クルーニー」を自称する、坐禅と観察ランで、                                        京都の街をしぶとく生き抜くおじさんの日記です。

 

更新が二日連続で抜けた・・・申し訳ね~・・・いろいろあったもんで・・・(-_-;)

 

で、何があったのか、って~と、まず8月15日は、みゆきと、夕方近く部屋を出て、下賀茂神社の糺の森で毎年開かれる「古本まつり」に向かった・・・。

 

 

古本市を冷やかしたアト、久々に下賀茂神社にお詣りし、そのアト京阪出町柳駅に向かった・・・。

 

実はこの日、京都市の北の果て花脊の「松あげ」バスツアーに参加する為である・・・。

 

 

「松あげ」とは、京都北部の山間部でお盆の行事として行われる「防火」「五穀豊穣」「先祖の慰霊」を目的とする、素朴な火祭り行事である・・・。

 

バスの乗車が午後5時40分で、鞍馬から先は、全く民家のない山道の坂をバスは、順調に進み・・・

 

 

午後7時過ぎに、花脊の集落に入り、会場の「花脊交流の森」到着・・・。

 

千本の飾り松明の炎が揺れる中心部に立てた、20メートル高さの柱木のてっぺんの「大笠」に向かって、地元の男衆が、松明を投げて、「大笠」に点火するのを競う・・・って~行事だった。

 

 

 

 

 

 

20メートルの高さにある「大笠」に、地上から投げた松明で火を付けるのは難しく、掛け声を挙げながら男衆たちは、懸命に松明をぐるぐる回しては、投げる・・・・。

 

「今晩中に点かんかったらどうするん?」って~心配する声も、見物客の中から聞こえたが、その返答は・・・「点くまでやる」であった。

 

とかゆ~てるまに、一個の松明が「大笠」の上に着地し、なんとなく「ほっ」とした声なき声が、暗闇の中に駆け巡った気がした

・・・。

 

その後、もうひとつ松明が「大笠」に突き刺さり、「大笠」は大きな炎を上げだし、やがて火の塊となり、男衆によって、地面に倒された・・・。

 

祭の始まりから、ここまで約1時間だった・・・。

 

以上で祭が終わり、またまた暗闇の山中を走る京都バスに揺られ、京都市営地下鉄「国際会館駅」で下車し、その後地下鉄で市中に戻った・・・。

 

今年は、琵琶湖花火をパスし、ちょっと味気ない、盛り上がりに欠ける夏だったが、こうして、「松あげ」って~素朴な火祭りを鑑賞し、夏の行事を満喫できた・・・。

 

尚、京都バスの「花脊の松あげ鑑賞バスツアー」は、一人3500円の料金で、片道の所要時間は1時間20分であった。

 

帰りは、地下鉄の国際会館に寄ってくれるので、遠方の方は、そこで下車すれば、JR近鉄阪急などの各公共交通機関の終電には間に合うと思ふので、ご参考までに・・・。

 

最後にご報告

 

諸事情により、今後しばらくブログの更新を止める予定ですd(^O^)b

 

2~3ヶ月後には、復活する予定ですので、再開の暁には、またのご愛顧の程、宜しくお願い申し上げますm(__)m

 

*応援ポチ、していただけたら、めっちゃ励みになります!