大ドンでん返し!・・・みて~な^^; | しゅ~る之助の新々観察ラン日記

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「下京のジョージ・クルーニー」を自称する、坐禅と観察ランで、                                        京都の街をしぶとく生き抜くおじさんの日記です。

梅小路公園の利用注意貼り紙(わしには関係ね~けど)

 

予報通り、今朝のしっかり雨が降っていた・・・(-_-;)

 

これで、先週の土曜日から4日連続の雨である・・・(-_-;)

 

さすがに、明日は雨も上がる予報なので、今日一日我慢すれば、って~ことなんやけど、朝ランの方もとうとう連続4日休足となった・・・。

 

さて、そんな鬱陶しい日々の中、昨夜から読み始めた「イニシエーションラブ(乾くるみ)」を一晩で読み終えた・・・d(^O^)b

 

昨日も書いたように、この小説はユーチューブで知ったのだが、発行された2004年の時は、ラストのどんでん返しが凄い、って~評判だったそうだ。

 

その後、映画化不可能と言われたこの小説を原作にした映画が、堤幸彦監督、松田翔太、前田敦子の共演で2015年に制作されたらしい・・・。

 

 

とりあえず、ドンでん返しが同凄いのか、確認するために小説を読んでみたわけであるが、確かにすっかり騙された・・・^^;

 

映画版では、宣伝のキャッチコピーに「最後の5分、すべてが覆る。あなたは必ず二回観る」となっているが、小説では・・・。

 

 

「最後から二行目で、本書は全く違った物語に変貌する。必ず二回読みたくなる」

 

って~謳い文句になっている・・・。

 

それを楽しみにして300頁近い物語を睡眠不足を承知で読んだわけである・・・。

 

普通に恋愛小説としても、けっこう面白かったので一気に読めた・・・。

 

そもそも「イニシエーション」とは「通過儀礼」って~意味らしく、永遠に自分の愛は変わらない、って~思いがちな若者に「絶対なんて、ないんだよ」って~アンチテーゼがテーマになっている。

 

人間は成長する生き物であり、成長と共に考え方も変わる。

 

そして、愛情の対象も、それに沿って変わって当然であり、逆に「自分の愛情は変わらない」と自分に言い聞かせて無理するべきではない・・・って~ことやね。

 

えてして、若い時は、その錯覚に拘り過ぎて、相手まで不幸にしてしまう、って~ケースはけっこう多いと思ふ・・・。

 

言ってしまえば、簡単に聞こえるが、なかなか相手のあることだけに、その人生の局面に立った時は、いろいろな葛藤に苛まれるもんやけどね。

 

ただ、「絶対的」な愛は錯覚だと思うふけど「不変的」な愛、って~のはあるよね・・・。

 

いつまでも仲睦まじいい老夫婦って~のはそうだと思ふし、それも、いい意味でのお互いの努力の賜物であって、努力なしには得られないモノやと思ふけど・・・。

 

で、最後の最後になって、最後の二行で、確かに大ドンでん返しが起きるのだが、おもわず「え?」となって、しばらくわけわからん状態に陥るのは必至である。

 

僕の場合は、もう一度読み返しかけたが、めんどくさいので、ネット検索で「ネタバレ」情報を捜して、わかったけど・・・^^;

 

実は、本編の中には、いろんな「伏線」が施されていて、読者をミスリードさせる、様々な仕掛けが張り巡らされている・・・。

 

って~ことで、寝る間を惜しんで読んだ甲斐があって、めっちゃ面白かったので、お薦めします・・・d(^O^)b

 

ところで、この作品のDVD、レンタル通販のディスカスで検索したら、わしは以前このDVDを借りてたらしいのだが、全然記憶にね~・・・。

 

その事がちょっとショックではあったが・・・^^;

 

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