名古屋私立小学校受験 知育-数量・比較対策11 | 名古屋 小学校 お受験ナビ

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こんにちは。

今日は、知育―数量・比較対策の11回目として、⑪「倍数」について、扱います。

下の絵を見て下さい。

問題としては、
「それぞれの動物に、絵のお菓子を黒丸の数だけ配るには、お菓子は何個あればよいですか。その数だけ〇をかいて下さい。」
という問題になります。

見ての通りかけ算の問題になりますが、ここでは、小学校入学前ということで、かけ算も九九も知らないことを前提に進めていきます。

小学校によっては、先取り学習を嫌う学校もあります。私見としては、
先取学習の是非
学校の先生は塾が嫌い??
でも記載しましたように、先取り学習は、お子さんによっては有効なものだと考えています。親御さんの中には、私の意見と同様に、先取り学習に肯定的な方もいらっしゃると思います。
 

しかし、
「先取り学習に否定的なところは合わないが、その他の部分には魅力を感じる。」
というで、先取り学習に否定的な小学校を志望される場合は、かけ算を使わないで解くようにお子さんには説明しておきましょう。


この問題の解き方としては、
「それぞれの動物に黒丸の数だけ配ってあげようね。」
といって、それぞれの動物の下に黒丸と同じ数だけの印(「、」など)を付けます。そして、その点の数だけ〇をかくという「数える」ことを基本にしながら解いていく応用問題として、この問題を扱います。

この問題でも、
・速く
・正しく
数える練習をするようにしましょう。

出てくる動物を使って、お話を作りながら、問題にあたってみると、聞き取る力とともに、数量の勉強も楽しくできるかと思いますので、お子さんの様子を見ながら、楽しく取り組んで下さい。