こんにちは。
今日は、知育-推理・思考対策の5回目として、⑤「座標」について、扱います。
下の絵を見て下さい。
問題としては、
「①上から3段目、右から4列目のところに〇を付けて下さい。
②ネコさんから右に2つ目、上に3つ目のところに△を付けて下さい。」
という問題になります。
②の問題は聞きながら指でなぞって、双六のコマのように勧めていけばできると思いますが、①では片方の指だけではできないので、その分、難しいかもしれません。
①の問題では、鉛筆を横にして上から1段目、2段目、3段目と数えながら置き、指で右から4つ目を数えて、縦と横が重なったところに印をつければ答えが出ます。
数えている間にどんな印をつけるのかを忘れてしまう場合があり、「聞き取り」、「記憶力」を基本とした応用的な問題といっていいでしょう。
一回でもこのような問題をやっておけば、「座標」としての問題の解き方は直ぐに理解できると思いますので、「聞き取り」、「記憶力」の練習をするために、
「赤い〇を付けて下さい」
といったように、色の情報を追加したり、
「ネコから右に3つ、下に2つ、左に2ついったとことろに□を付けて下さい。」
といったように答えるまでの問題文を追加したり、様々な変化を付けて練習しておくと、学習効果が高くなっていくかと思います。
普段から双六遊びなどをしておくと、駒の送り方ながら数える練習もできますので、遊びの中でもこのような問題への対応力を鍛えると、楽しく勉強できるかと思います。