皆さんは、自分の年齢をどの程度意識していますか?
年相応とは
昔は「年相応」が今よりもっと意識されていたように思います。年齢に合わせた装いや生活スタイルをわきまえていないと、「若作り」とか「いい年して、常識が無い」とか、「見識の有る大人」からは、あまり良い目では見られませんでした。
自分なりの年齢の意識
僕は、自分の年齢を普段はほとんど意識していません。
厄年とか、還暦とか、節目の年齢の時に、多少意識する事はありますが、「年相応」という意識は有りません。
美味しくてコスパが良い飲食店(丸亀製麺、マック、サイゼリヤ、吉野家、なか卯、etc.)は今でも好きですし、カジュアルでリーズナブルな服の好みは、20代の頃から趣味がほとんど変わっていません。流行り廃りや、年相応は意識せず、自分が好きな物を選んでます。
年齢の種類
- 暦年齢(実年齢):生まれてからの年数
歳を聞かれた時や、書類に書く時は、この年齢を使いますね。 - 主観年齢(認知年齢):自分自身が自分の事を何歳くらいと感じているか
歳を重ねても、「自分はまだまだ○○代のつもり」のような希望的なニュアンスもありますが、「年相応」を意識しない人は、主観年齢が止まるんでしょうね。 - 客観年齢:他人から見られている年齢
実年齢より大人っぽく見られたり、「いつもでもお若く見えますね」と言われたりする見た目の年齢や、包容力や落ち着き、溌剌さや感性から感じられる雰囲気の年齢。 - 社会年齢:社会的な立場や役割から期待される年齢
会社での役職や、グループ内での役割等、信頼度や実績等の熟練度から期待されるイメージのようなものですかね。 - 肉体年齢:筋力や内臓や骨などの健康状態
血管年齢とか肺年齢とか、医学的な数値等に基づくもの。 - 精神年齢:気持ちの若さや老練度
主観年齢にも客観年齢にも影響しそうですね。
時代は消齢化
「年相応」を意識しない人が多くなると、好みや価値観の世代間の差が無くなっていきます。その現象を「消齢化」と呼ぶそうです。
年相応を意識しなくなると、主観年齢が止まります。社会年齢に縛られる必要性も感じなくなります。その影響は客観年齢にも表れるでしょう。
医療の発達で肉体年齢の老化の進みも遅くなって行きます。いつまでも若々しく、色々な事に興味を持って、活動的に生きていきたいですね。