15年くらい前に卒煙した話 | (ShowZoh)ショーゾーのブログ

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一日2~3箱吸っていたチェーンスモーカーが、完全禁煙した思い出話です。

 

チェーンスモーカー時代

僕が若かった頃は、酒や煙草は大人の嗜み、という昭和の真っただ中。駅のホームや列車のボックス席、新幹線や飛行機の座席にも灰皿が有って、路上のポイ捨ても当たり前のような時代でした。

学生の頃は1日1箱程度でしたが、卒業して社会人になってからは、オフィス内の自席で普通に吸える環境だった事もあり、気付いたら無意識のうちに煙草に火を着けている、というチェーンスモーカーになっていました。1日に2~3箱、しかも、格好付けて強めの洋もくを吸ったりしていました。

 

分煙時代

やがて時代は移り、喫煙の害だけではなく、受動喫煙の害ポイ捨てによる環境破壊等も問題視されるようになり、嫌煙権、分煙、禁煙、といった流れが主流になってきました。

路上喫煙でポイ捨てしないように、携帯灰皿を持ち歩くのは、喫煙者の当然の嗜み。

しかし、オフィスの自席では吸えなくなり、喫煙室まで移動しなければならないとか、公共の場所でも吸える場所が減ってきて、喫煙場所を探してさ迷ったり。

吸う本数が減った分を補うため、より強い煙草に変えてみたりしていました。

強い煙草に変えると、一時的に本数は減ります。しかし、吸うペースは生活のリズムに合わせたタイミング(起き抜け、食後、電車を降りたり建物を出たりして、吸える状態になった時、等)で吸う事になるので、そのうち元の本数に戻りました。

この頃吸っていた本数は、一日1箱半程度でした。

 

禁煙失敗時代

やがて不惑を過ぎ、厄年を迎え、体調の不調を感じる年代になりました。

体調が悪い原因として、煙草も良くないんじゃない?と指摘され、確かに多めに吸った次の日は体調を崩しやすい傾向が有る事に気付きました。

試しに禁煙しようとしましたが、1~2日で我慢できずに吸ってしまう元の木阿弥。そう簡単には止められそうにありませんでした

 

減煙時代

急に止めるのは難しかったので、せめて軽い煙草に変えてみました。

当初は、身体がニコチンを欲するのか、満足できずに吸う本数が増えましたが、吸うペースは上に書いた通り、生活のリズムに合わせたタイミング(起き抜け、食後、電車を降りたり建物を出たりして、吸える状態になった時、等)で吸う事に慣れるので、そのうち元の本数に落ち着きました。

また、なるべく吸わないように我慢して、1日1箱程度に抑えられるようになっていました。

 

卒煙へ

喫煙者への風当たりはますます強まり、吸える場所がますます減って、体調もますます悪くなり、煙草値上げのニュースを切っ掛けに、本気で禁煙を考えるようになりました。

過去に禁煙に何度も失敗した経験を思い出し、ちゃんと止めるために利用したのは、禁煙補助剤でした。

禁煙補助剤には、貼るタイプと噛むタイプがありますが、僕が利用したのは噛むタイプのニコレット。説明書には、元々吸っていた煙草の強さに本数に応じて、止めるまでの日数と、摂取する量の減らし方が書いてありました。

その時点で、一番軽い煙草を1日1箱程度でしたので、最短の1週間で止められる計画。

様子を見ながら量を調整し、予定より短い5日間で、完全禁煙に成功しました。

 

禁煙した後、また吸い始める人も居るようですが、あれから15年以上経っても禁煙は続いています。