趣味の写真撮影:愛機の歴史(オマケで用語説明) | (ShowZoh)ショーゾーのブログ

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昔からの趣味のひとつ、写真について何回かに分けて投稿します。

今回は、これまで使ってきた愛機について。

後半に、簡単な用語説明も付けてあります。

 

  小学生の頃:コンパクトカメラ

写真を撮る楽しさに目覚めたのは小学生の頃。遠足や修学旅行にコンパクトカメラを持って行って、風景や友達のポートレートを撮って楽しんでいました。

 

 

  中学3年の頃:フルマニュアルの一眼レフカメラ

最初に一眼レフカメラを買ったのは、中学3年の頃。オリンパスのOM-1というフルマニュアル(*1)のフィルムカメラ(*8)でした。

一眼レフというと、大きくてゴツくて重いイメージが有りますよね?

この機種は、比較的小さくて軽く、気軽に撮れる機動性の高さが特徴。フルマニュアル(*1)ですが、ほとんどの操作がレンズ周りに上手くまとめられていて、普段使いにもってこいの使い勝手の良さでした。

 

旅行に行ったり、みんなと遊びに行ったりする時はもちろん、写真を撮る目的で持ち歩く事も多かったですね。

普段良く撮っていたのは、風景、夕日、都内から見える富士山、友達のポートレートやスナップ写真。アングルを考えて、レンズやフィルターを変えて、露出を調整して、思ったような写真が撮れた時の充実感は格別でした。

その後、デジカメをメインに使うようになるまで、30年くらい愛用していました。

 

 

  大人になって:コンパクトデジカメ

フィルムカメラは、フィルムの長さ分しか撮れないし、現像しないと写りを確認できないので、限られた枚数で狙った絵を撮るための苦労も有りました。

大人になって、世の中デジタルカメラが主流になってきて、現像が不要で、撮ったその場で写りを確認できる便利さに惹かれ、コンパクトデジカメをメインで使うようになりました。

富士フィルム、ソニー等、いくつか買い換えましたが、選択の基準はこんな感じでした。

・色味の鮮やかさ

・レンズの明るさ ※暗い所でも手ブレし難い

・ズーム倍率

・オートフォーカスの早さと精度

・手ぶれ補正

 

  現在:ミラーレス一眼レフ(フォーサーズ)

色んなシチュエーションで写真を撮っているうちに、コンパクトデジカメに満足できなくなって、やっぱり一眼レフが欲しくなりました。

しかし、気軽に撮れる機動性は失いたくない。そこで選んだのが、フォーサーズ(*9)のミラーレス一眼レフカメラ(*10)。

候補はいくつかありましたが、昔使っていたオリンパスの一眼レフがホントに使いやすかったので「OM-D E-M10 Mark II」を選びました。

このシリーズは、比較的コンパクトで、しかも手ぶれ補正が優れていて、操作もしやすく、機動性の面でも大満足です。

 

 

次の投稿から、これまで撮ってきた写真を少しずつ紹介しようと思います。

 

 

 用語説明

 

(*1)フルマニュアル:フォーカス(*2)、露出(*3)、フィルムの巻き上げ(*4)が全て手動。
今時のカメラは、フォーカスも露出もオートが当たり前だし、デジカメはそもそもフィルムを使わないので、巻き上げは不要です。


(*2)フォーカス:被写体がボケないように焦点を合わせる事。

ピントとも言います。ピントがボケている事を、省略して「ピンボケ」と言います。聞いた事有りますよね?

 

(*3)露出:撮影する時に取り込まれる光の量。

決める要素は、シャッタースピード(*5)、絞り(*6)、ISO感度(*7)の3つ。

 

(*4)巻き上げ:1枚撮影した後、レバーやダイヤルやを回してフィルムを1コマ分進める事。

写ルンですのようなレンズ付きフィルムで、ジージー音がするダイヤル回して、フィルムのカウントを進めますよね?それの事です!

 

(*5)シャッタースピード:光を通す時間の長さ。

長いほど取り込む量が増え、明るくなりますが、動いている被写体や、手持ち撮影でブレやすくなります。

シャッタースピードを早くして、動いているものを止めて撮ったり(一瞬を切り取る)、シャッタースピードを遅くして、被写体を追いかけながら流し撮りしたり(スピード感)、と言った効果も有ります。

 

(*6)絞り:光を通す穴の大きさ。

穴を小さくする(絞る)ほど暗くなりますが、ピンホールカメラ効果で、フォーカスが合う範囲が広がって(被写界深度が深い)、ピンボケし難くなります。手前の被写体と背景の両方にピントを合わせた写真が撮れます。

逆に、絞りを開けと、被写体にピントが合って、手前や背景をボカした写真が撮れます。

 

(*7)ISO感度:デジタルカメラが光をとらえる能力を表す値。
デジタルカメラは、イメージセンサーに当たった光を電気信号に変えて処理します。その変換の強さがISO感度です。
ISO感度を上げると光がより強く増幅されます。暗いシーンでもシャッタースピードを上げられるので、ブレ難くなります。

ただし、ノイズも同時に増幅されるので、上げ過ぎるとザラザラした画質の悪い写りになるリスクも有ります。

 

(*8)フィルムカメラ:撮影にフィルムを使うカメラ。

デジカメと違って、撮影したフィルムを現像しないと写真が見られません。フィルムには、光が当たると化学変化を起こす感光材が塗られていて、その成分が銀や塩素なので、銀塩カメラと呼ばれる事も有りますが、銀塩カメラには古い写真館に有るような乾板を使う大判カメラも有ります。銀塩カメラの一種類がフィルムカメラです。

 

(*9)フォーサーズ:イメージセンサーの規格のひとつ。

名称の由来は、イメージセンサーのサイズが4/3型(約17.3mm×13mm)。

一般的なフルサイズの一眼レフカメラのイメージセンサーより一回り小さい。

 

(*10)ミラーレス一眼レフカメラ:電子ビューファインダーを使用し、反射ミラーが無い一眼レフカメラ。

一般の一眼レフカメラは、レンズからの入射光を光学式ファインダーに導くために、レンズとイメージセンサーの間に反射ミラーが有ります。撮影する瞬間、入射光をイメージセンサーに直接届けるために、反射ミラーを跳ね上げる必要が有ります。このため、どうしてもカメラのサイズが大きくなり、シャッターを切る瞬間の音と振動が大きくなります。

ミラーレス一眼レフカメラは、イメージセンサーに届いた映像を電子ビューファインダーで見るため、反射ミラーは必要ありません。このため、比較的コンパクトで、撮影時の音や振動が有りません。