犬の肛門腺の全摘出 | 昭和動物病院Blog

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以前に肛門腺に大腸菌群の侵入により、化膿・自壊した症例です。

処置後、肛門腺は、再生されましたが、やはり、溜まりやすく自分で排出できなく、内診により排出させるということが、続いていました。

このままでは、肛門腺のトラブルによりこの子が辛くなるということで、今回、肛門腺の全摘に踏み切りました。

まず、左右の肛門腺に柔らかいシリコンを注射器型のもので、詰めます。こうすることで、肛門腺の形状をしっかり保つことができ、全摘が容易になるからです。

周りの組織から肛門腺だけを丁寧に分離し、確実に取りきります。半導体レーザーにより出血もなく丁寧に処理することができました。

摘出後の様子です。出血もなく損傷や、肛門腺の残存もありません

 

摘出後の肛門腺です。綺麗な楕円形を保っており、完全に取りきれています・