【記事紹介】入院生活を楽しむ10の方法 | 小腸がなくても平気です!〜しょーへーのブログ〜

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23歳の時に「原発性小腸軸捻転症」という病気にかかり、それ以来小腸がない状態で生活している日々をゆるーく綴っていきます。

何事もポジティブに考えましょう!

僕の愛読サイトの1つ、デイリーポータルZで「入院生活を楽しむ10の方法」という記事がアップされていました。ライターの方が怪我をして入院をした日々を振り返っています。病気での入院の場合は全てを実践する訳にはいきませんが、何度も入院している身として共感する点もありましたので、紹介させていただきます。

@nifty:デイリーポータルZ:入院生活を楽しむ10の方法

その1.入院までの経緯を話の種にする

内部疾患を抱えていると、入院するときに「痛みが半端無かった」「主治医でない医師に診てもらったが検査すら受けさせてもらえなかった」「やっぱり主治医じゃないとだめ」などと辛いばかりが出てきます。でも、このライターさんが書いている通り、それも自虐ネタとして話せるくらいの余裕があると気が楽になりますし、同じ病棟の患者さんにも笑いながら話せればコミュニケーションもスムーズです。

その2.入院を旅行として捉える

これはきつい。病気だとそんな余裕はありません。たまにしかないそうも考えられますが、頻繁に入院しているといい加減うんざりしますよね。

ただ、入院してから少し時間が経って余裕が出てきたら、自分の様子や書類などを写真に収めて記録するのもよいかと思います。僕も次回入院したら写メを撮りまくってブログやFacebookに上げようと考えています。もちろん他の患者さんに迷惑のかからない程度で。

その3.食事を満喫する

食事は退屈な入院の一番の楽しみと言っても過言ではありません。特に食べられない期間があると、食事が出てきたときのうれしさは格別です。普段の食事にない部分を探したり、手の込んだメニューが出てきたりするとさらにテンションが上がるものです。

↓先日入院したときの夕食。
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その4.ご飯大盛り、腹いっぱい

これは無理です。同部屋の人が大盛りのご飯をガツガツ食べていると羨ましくなります。

その5.洗面台でシャンプーしてみる

入院中でも身体は清潔にしたいもの。でも具合が悪かったり手術の直後などはシャワーを浴びることはできません。せめて髪の毛くらい洗ってスッキリしようと思い、洗面台でシャンプーをしていました。慣れないうちは全身びしょびしょになっていましたが、何度かやっているうちに上達し、上手に洗えるようになったのは嬉しかったです。

その6.売店に入り浸る

僕が何度か入院した大学病院にはコンビニがあります。入院患者向けなのか書籍が充実しており、入院中はよく立ち読みしに行きました。しかし昼間は患者や病院の職員で大混雑。そこで朝食前の人が少ない時間に、新聞を買いに行くついでに雑誌の立ち読みをしていました。おかげで毎日このために早起きをし、生活リズムを保ついいきっかけにもなりました。

ただ店員さんと込み入った話をするほど仲良しにはなれず。ひょっとしたら病院ならではのレアな話が聞けたかもしれません。

その7.夜の病院で肝試し

夜は点滴をしていて移動が億劫になり、また看護婦さんに怒られそうなので、消灯後に病棟から出たことがありません。でも一度はやってみたいです。普段は大勢の患者さんで賑わっている病院がひっそり静まり返っているのも、趣があるんでしょうね。

その8.病院内で期日前投票

入院中の患者は病院で期日前投票が可能です。僕も一度だけ経験があります。小腸を切除して1ヶ月後の都知事選でした。病院の会議室が臨時投票所のようになっており、まだ自力で歩けなかったため車いすで会議室まで行って投票しました。全身の筋肉が落ちきっており、指に力が入らず鉛筆を持つのもやっとのことだったのを覚えています。

このライターさんのように、担当者が病室を個別に訪問して、有権者が投票を行うというシステムもあるようです。

その9.季節のイベントを楽しむ

入院中は気軽に外へ出られないので、季節の移り変わりを体感しにくいものです。こういうときに季節感を味わうのに重要なのが食事のメニュー。僕の入院中にはありませんでしたが、桃の節句の日にはちらし寿司が、土用の丑の日にはうなぎが出たと聞いています。食事のメニューを考える人も、患者が季節感を味わえるよう工夫をしているようです。

大きな病院になると、季節ごとに吹奏楽のコンサートが行われたりして、季節に応じた曲を演奏してくれたりします。長く入院している人にとってはこういう計らいもうれしいものですね。

その10.素直に退院を喜ぶ

入院期間が長いだけ、退院時の喜びも大きくなります。入院中の辛かった体験も、自虐ネタとして、また貴重な体験として話の種にしましょう。


以上10の方法を紹介してきました。入院というとネガティブに捉えがちです。特に何度も入退院を繰り返している人だと、楽しみを見出すのはなかなか難しいかもしれません。でも、こうして振り返ると、考え方一つで入院生活も変えられそうな気がします。僕も次回入院する際は、治療とは別のところで目標を持って入院生活を送りたいと思います。

でも、やっぱり入院なんてしたくないですね。

入院こそチャンス! 人生は病床で好転する/木村 謙介

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