野比温泉でコロナ禍を思う。 | 湘南雑筆堂~本と美味いもん日記~

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湘南(?)に暮らし30年近く経ちます。30年も住んでいると、いろんな発見をするもんです。 
 そんなちょっとした湘南の発見を自分の読んだ本に絡めて皆様にお伝えできればなと思います。
 


先日、と言っても、2週間くらい前ですかね、
久しぶりに野比温泉に足を運びました。


自宅からのラン。

武山、砲台山、三浦富士(浅間神社口)を走った後に立ち寄るにはちょうどよい距離感(浅間神社口から5キロくらい)にある温泉なので、ホントは山を走ってからの温泉を思い描いておりました。

しかし、梅雨明け前。連日の雨続きで、前日もかなりの雨が降っていました。

コースもぬかるんだりして、
すべりやすいだろうことが容易に予測出来たので
山ランは諦め、通常のロードをラン。

この日はかなり蒸し暑く、
後半はバテバテでしたね。💦




平日、野比温泉、開店と同時11時に入店。
自分が風呂に入った時は、
私と合わせて2人のお客さん。
落ち着いてお風呂を満喫できました。

黒いヌメリのある湯は、お肌に良さそう(^^)

温泉を楽しんだ後は…
確かサウナも狭かったけどあったよな、とサウナの扉をあけると、いつも感じられるはずの熱気が全くない……。

あー、コロナ禍の影響で、サウナは閉鎖してたんだ……残念⤵︎

コロナ禍で、あちこちのスーパー銭湯に足を運んでおりますが、「黙サウナ」の貼り紙と合わせて「ソーシャルディスタンスを保ってください」と注意書きの元で、どこもサウナを開放してました。二つの約束事とも利用者のモラルで成り立つものなのかなと。

自分が利用しているある程度の規模があるスーパー銭湯では、黙サウナは守られている気がします。

ですが、スポーツジムのサウナや町の銭湯などは、社交場となり、周囲を気にせずにしゃべり続けている人は見かけます。それが、日常なので、たまに来る人からは、あまり心地よい空間ではないと言うことには思い及ばず…逆を言えば、たまに来るよそ者は来るなって雰囲気もあるのかも知れませんね(^_^;)

サウナの中での会話、
だいたいが、1人が話しかけ相手は適当な相槌で、相槌側が頃合いみてサウナを出る。話しかける側が一方的な方が多いのかな。

コロナ禍でなくても、サウナは静かな落ち着いた雰囲気で楽しみたいと思うので、わざわざこのコロナ禍で密室のサウナで話すことはないのかなと、言うのが個人的な感想です。

ソーシャルディスタンスはサウナの中で保つのか保たれないのかは、それぞれのお店の営業方針なのかなと。人数制限を厳密にしているところもあれば、モラルに任せている(あるいは、個人の判断で)ところもあります。

サウナクラスターとかって、自分の知る限り聞いたことがないので、個人的にはモラルを保って、黙サウナであれば、世間を騒がせることなく楽しめるのではないか、あちこちのサウナに入りながら思うところです。

あっ、話しを野比温泉に戻しますね。

野比温泉の魅力はレトロ感。
サウナが入れなかったので、早々と食堂、休憩室へ向かうと、昭和っぽいカラオケ舞台は健在でした。


以前、長女が就学前に訪れた時は、
ここにいたご年輩の女性から娘に
「一緒に歌いませんか」と声をかけられドギマギしたことを思い出す😅


平日のお昼、コロナ禍、ひと気のない大広間。

ちょっと淋しい気分だけど、

昭和レトロな舞台で、

コロナ以前のように歌えることを思い浮かべてみる。

ワクチン接種が進めば、
以前のような野比温泉の姿が戻るのかな。

早く元の世界に戻りたい。


●コロナ前の野比温泉は、こんなんでした(^^)