桃の旦那の しょう です。

 

 

 

 

 

よく近所から、

ピアノの音色が聞こえてきます。

 

それは、スケールの反復練習だったり、

名前の分からぬクラシカルな曲だったり、色々。

 

そして僕は、

どこぞの近隣住民の不定期ピアノコンサートを

盗聴しては、勝手に無償でウットリしている。

 

 

 

 

 

 

 

実家の例の母も、

趣味が楽器で、ピアノもよく弾いていた。

 

なので、

ピアノが聞こえる家庭は馴染み深いし、

得も言われぬエモとノスタルジアを感じる。

 

幼い僕もピアノを習わされそうになったが、

何故だか、激烈に拒否したのを覚えている。

今となっては勿体無い事したナァ〜と後悔してる。

 

 

 

 

 

 

 

ところで、話は飛ぶけど、

珍しく桃が物欲に取り憑かれている。

 

 

 

物欲の対象は、そう。ピアノ

 

 

 

 

 

たろにピアノを習わせたいのかと思ったら、

それもそうだが、まずは自分が弾きたいんだとか。

 

 

 

 

 

 

 

桃は幼い頃、ピアノを習っていたようで、

今は弾けずとも、時折、過去の経験が疼くらしい。


(そういえばそんな事、言ってたわ)

 

 

 

 

 

 

楽器ができると分かった途端、

桃が3割増しでイケてる存在に見えてくる。






もしかして、

普段は芋なアイツが、合唱コンクールで

伴奏者になった途端、モテるあの怪奇現象、

 

もしくは、文化祭で、

モンパチのちいこい(小さな恋のうた)弾きゃ

誰でもモテる、あのクソ集団心理と同じだろうか?


 

 

 

 

 

 

桃がどんだけ本気(マジ)かはミステリーだが、

少なくとも彼女は、物欲にガンギまった目で、

楽器通販サイトをパトロールしている・・・。


 

 




そして、

そんな彼女を僕は陰ながら応援している。