正家分教会

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立教183年10月 投稿その1

『ビルマの戦いの記憶・記録の旅』 no.6

        立教183年 2020年10月10日  正家分教会  会長 吉田 育弘 

『3月25日』 ツアー終了関空にて

↑(3月21日 空港近くのヤンゴンの日本人墓地)

関空の女性の地上員だけにわしの車椅子は重いだろうと気を使い、検疫所等は自分で歩くと言ったが、このままの方が簡単に通れるので座っていてくださいと出口まで押してくれた。

検疫官にいろいろ質問されたが、パスポートを見ながら、今回のわしのルートでは自宅待機は任意で義務はありませんと言われた。確認してくれた地上員の女性からも原則必要はありませんよと云われ出口まで送ってくれた。

若い知生はお腹が空いてに日本のご飯🍚が食べたいと、2階に上がり日本食の定食屋で昼食。やはり、ヤンゴンでの日本食より日本で食べる日本食は気のせいかも?美味いと感じる。

初日、宝蔵さんと2人で関空に空港駐車場に車を置いていたので、KIXカードとポイント、障害者手帳、空港内の店の割引券を使うと8日間で2000円程であった。

1人増えた知生に運転してもらい先ず橿原白橿の宝蔵さんのところに、夕方には自宅にたどり着き、改めてツアーが本間君が帰れば、これで全て予定通りに終了したんだと実感できた。

今回、知生が広島大学を卒業して卒業旅行に世界一周をして、南米・ヨーロッパを経て日本に帰る前にヤンゴンに寄ってくれて、我々のツアーの手伝いをしてくれた。

南米のドミトリーの安宿で旅行していた彼にとって、この『ビルマの戦いの記憶・記録の旅』は豪華なものであったようだ。ホテルのレベルに不満を持つわしをたしなめていた。

どちらにせよ、今回のミャンマーは彼にも大きな経験になったと思っている。

できればカミさん、子供の4人とも全員で参加してほしかったが、それぞれ結婚式など離せない仕事や用事があるので仕方がないが、昔からの日本のなくした多くの良い部分を未だに残っている田舎のミャンマーで是非、見つけてほしいと思っている。
 
 このツアー中、参加者から「我々は確実に何かに護られていますよねえ~! 誰一人として体調不良もないし、滅多にこんなに幸運が続くことは無いでしょう」と皆さんから云われた。
日本兵の霊が我々を呼んでくれ、日本にまで又、送リ出してくれたように思った。

日頃、霊の言葉を口にしないわしだが、天理教的に霊より我々の思いに『理』(自然の意思=神)が導いてくれた気がしてならない。目では見えない力が作用しているのは確実に感じた。

多くのキャンセルが出て、会社は赤字が出たが、それ以上の充実感と満足感があった。
キャンセルされた方には申し訳ないが、全員出席の大きな団体ならば今回のようにスムーズに事が運ばなかったかもと思った。


団長とし責任感から開放され、この日は久しぶりに自宅のバスタブにゆったり浸かり、寝室のいつもの慣れたベッドでぐっすり寝むれたのは言うまでもない。

その後、社長の本間が2日後に無事に帰国、いまのところ参加者も全員感染などの症状や体調不良はないようで、皆さんの体調を確認してやっとこのミッションは終わった。

 

今回を経験して次のインパールのツアーは更に旅行社の選定が必要であろう。

ツアー中は良かったが、キャンセルの対応とキャンセル料金が問題となり大変でもあった。

関係機関の協力や調査をして、金額的にも、学生を対象として考え安く設定したが、もっと余裕の設定にしていかねばと思った。

今のコロナが完全に収まるまでは次の本来のツアーどころか、次に予定している「ミャンマー豚9匹(鰻の名前)を食べるツアー」どころか、仕事も観光すら何もできないだろう。
しかし、キャンセルされた多くの方から次のツアーの問い合わせもあり、本来の目的でもあった「インパールのツアー」は必ず実行したい。

更に多くの日本人に、このツアーの素晴らしさとミャンマーの魅力をもっと広く知ってもらいさらに先人の日本兵、日本人の本来の素晴らしさも実感してもらいたいとも思う。

立教183年10月 投稿その2

帰ってから自宅待機するも日本の感染拡大は収まるどころか、ニュースもコロナばかり。

感染者の出ていなかった時のミャンマーからの帰りなので、2週間の14日の間も発熱などの何の症状もなく過ぎた。その間、出好きのわしは外食をしたくてウズウズしていたが、残り3日目には一人ドライブをしてストレス解消していた。
最後まで自宅で食事をしたが、やはり家の食事が健康に良いのか体調は良かった。

残念なのはあと2日という時に嵐の会(3年7組の育英学園高等学校同窓会)という同級生の親しかったYが急死して、お通夜にも告別式にも行けなかったこと。

彼とは呑みながらこれからの夢を何時も話し合っていただけに本当に残念でならない。

化けてでも出てきてほしいなあと思っている。

ただ、この酒好きの友人のお通夜では、さすがに自宅での追悼の一人呑みを2日したが、それ以外は呑まずに通した。酒好きのわしは長い禁酒生活に酷い禁断症状も出ず何とかこのまま通せ、どうやら「アル中」までも無いようです。

待機中は一度も発熱や風邪様症状もなかったが、その間、病院でもらっている血圧降下剤などの常備薬が切れてカミさの歩に病院までに取りに行ってもらいました。

自宅待機というわしにとって長い刑期が終わってからの出所で、この反動が起き動き回って感染しないようにも注意し無ければならない。

 

仕事はたくさん溜まっていたが天理教関係の行事やライオンズクラブ、自治会の行事は全てキャンセルになり、正家分教会の対処も考えねばならなくなってきた。

本部より大教会への通達では以下の文

 

『国内における現在の新型コロナウイルスの感染状況は、依然として全国的な拡大が収まらず、予断を許さない状況が続いています。新型コロナウイルス感染は、自覚症状が無い人でも気がつかないうちに、感染拡大に大きく関わっている事例が多く見られることから、政府は、密閉、密集、密接の三つの(密)を避ける行動をより強く徹底することを求めています。

天理教の教会は、信者が礼拝や信仰実践のために寄り集う場所であるので、感染リスクが低くない場所なので、常時から充分な防止策を考えて活動し無ければなりません。

また、都市部を中心に感染者が急増するなど、地域によって感染状況が異なることから今後は政府だけでなく、地方自治体の方針や情報が重要になっていくものと思われます。
教会として、教会の皆さんはそれぞれの地方自治体が発する感染拡大防止のための方針や情報に常に注意を払って、教会在住者や参拝者、また周囲の人々の安全によく配慮して活動されるようにお願い致します。

○月次祭のおつとめは、おつとめ奉仕者、参拝者、周辺地域の人々の安全によく配慮して勤めて下さい。

(例)・講話や直会をやめるなど、おつとめ以外の時間の短縮
・高齢者や感染リスクの高い人、不安を感じる人の参拝をお控え頂く
・消毒、手洗いやマスク着用を含む咳エチケットなどの衛生管理を徹底する
・換気を十分に行う

○行事は、各地方自治体のイベント等の開催に関する方針に従って、中止や延期または縮小の是非を判断して下さい。

○よふぼく・信者の方には、それぞれに日々のおつとめを勤めて祈念することはもとより、「ひのきしん」の実践など、それぞれの暮らしの場において個人で出来る信仰実践を働きかけるなどの丹精をして下さい

○月次祭や朝夕のおつとめはもとより、それぞれでおつとめを勤めるごとに、感染拡大の早期終息、羅患された方々の身上平癒とともに、様々な困難に直面している方々の一日も早い平穏な日常への回復と、社会的・経済的な混乱の収まりを祈念しましょう。
以上の内容を部内教会へもしっかりとお伝え下さい。』

 

との事で、正家分教会の月次祭おつとめも時間短縮に直会もなくしました。

コロナの自粛規制での月次祭のおつとめの仕方はどうだったでしょうか。

今回のコロナによって、家庭で過ごす機会が多くなり、これはそれぞれのものが、家庭、家族を見直し考えることを指しておられると思っています。しかしこの事はいつも「お道」の教えの中で重要なことであると聞かされています。教祖は全てにおいてこうしろとは云われておらず、我々人間がその時の都合に合わせしてきたと思います。

 ここで「おつとめ」のあり方も、教祖のおられた時代を考え、正家として教祖は何を望まれているかをもう一度考えねばならない時ではないかと思っています。

順序の理として教会本部に沿うことは大事でありますが、教会信者のおつとめ奉仕者の老齢化に伴い、またこれからの信者含め老若男女、それぞれが直接関与される正家分教会の月次祭の「おつとめ」も、我々がどの様にするかの話し合いもしていきたいと思います。

それには、先ず教会内は『世界中 一れつは皆きょうだいや  他人というは更にないぞや 』〔おふでさき 十三 43〕の如く、陽気で笑いのある楽しい教会でなくてはなりません。

そうこうしているうちに、今年も終わりに近づいてきました。

今回のコロナの節は、大変ではありますが、これを変革のいい機会としてさらに勇めるように

生節に変えていけたら良いと思っています。それにはいつものスローガンですが元1日を振り返りここまでの今の時点の道を確認して「陽気ぐらし」を目指すにはどの角度への方向転換をしていけば分かり、それを実行できる絶好の機会であると考えています。

互いに楽しく談じあいを行い、我々の「お道」を模索していこうではありませんか。

そして個々の「お道」の通り方を考え実行していきますが、我々は個人の『陽気ぐらし』ではなくて忘れてはならないのは、教会皆さん、世界の兄弟としての『陽気づくめ』としていきましょう。

6回に及ぶ長文を最後までお読み下さり、ありがとうございました。これで私のは終わりますが来月からは教祖の前川家でのおかき下げを出させていきます。お楽しみに!

皆さんの投稿、感想をもお待ちしております。

『ビルマの戦いの記憶・記録の旅』 終

立教183年10月 祭文

立教183年 10月月次祭祭文  正家分教会    

2020年 10月 10日

 

この神床にお鎮まり下さる天理王命の恩前に

天理教正家分教会 会長 吉田 育弘

 

慎んで申し上げます。

10月の大祭を迎えさせていただきました。

この26日は、おやさまに親神様がお入り込まれ、天理教が始まった月であります。

この大祭も終わると今年も残り3ヶ月足らずとなります。

 

この月はコロナの感染予防のため、上級のお入り込みを頂きませんが、12月まではこの「おつとめ」の体制でつとめさせて頂きます。

この立教にちなんだこの月に我々は教祖の元一日を考え、このお道の始まった意義を考え、自分がなぜここに存在しているかの因縁を感じ、生きる意義を見直す旬と考えます。

 

昨年は正家分教会を設立頂いた正家分教会初代会長夫妻の10年祭を執り行なわせていただきましたが、今年はコロナの影響でほとんどの本部から正家分教会の教会行事に至るまで中止となっております。

「初代の理は末代」と聞かされていますように、このコロナの機会に正家分教会の元の始まりを振り返りそれぞれの信者がこれからの各家庭、教会、世界だすけに、いかに考え行動していくのかを「おつとめ」を通して報告させて頂きます。

 

そのためにもこの「かんろうだい」の理を頂いている今日のこのおつとめを短く、直会も省略いたしますが、さらに心から陽気に勇んでつとめさせて頂きます

この月も変わらぬご守護の程を一同とともに慎んでお願い申し上げます。 

 

 

立教183年9月 祭文

立教183年 正家分教会9月月次祭祭文                                                     2020年令和2年9月10日

 

  

この神床にお鎮まり下さいます親神天理王命の御前に                                 

天理教明和大教会部属正家分教会会長 吉田 育弘

 

 慎んで申し上げます。
  今年、コロナをはじめ大きな台風・水害等の天災をもだした残暑の厳しい9月の月次祭を迎えさせていただきました。

新型コロナウイルスの影響で、予定行事も未だ中止である現在、全国的に奈良県にも感染者が少なくなる傾向に向かっておりますが、年内はこの月次祭の「おつとめ」の体制でつとめさせて頂きます。

 

しかしながら、日頃の当たり前だと思っていた事をもう一度、見直す旬と悟り、今一度、教祖の思いを真剣に強く感じさせて頂いております。

布教所もそれぞれが独自で講社祭を勤めてくださり、今後、一人ひとりの信仰によって大きく変わる時代になる予感を感じます

この月も短い「おつとめ」ではありますが、それぞれがこの意義を感じ本来の「陽気づとめ」を目指します。

この月も変わらぬご守護の程を一同と共に慎んで、お願い申し上げます。

立教183年9月 報告事項

教区・正家報告及び教会議事録

立教183年9月10日 正家分教会  

【教区報告】

大亮様と布恵様に第二子の女児ご誕生母子ともに、産後の経過は順調であられる。

コロナ助成金1教会3000円、布教所1000円の配布を戴きました。

【布教部】

ユーチューブ動画「心♡陽気ぐらし」配信中ですがインターネット環境にない方にDVDがあるので、入用の方は会長までお声掛け下さい。

「立教183年全教一斉にをいがけデーの中止について」 世界中に禍をもたらしております新型コロナウイルスは、5月末には全国に及んだ緊急事態宣言が解除され、その状況は改善しているように思われます。しかし、第2波、第3波が高い確率で発生することが懸念されていますように、ウイルスがなくなった訳ではありませんから、まだまだ予断が許せない状況であります。 また、緊急事態宣言中に新しい生活様式が発表され、3密を避け、人の間隔を空けて身体的距離を確保することや、会話をする際は、可能な限り真正面を避けて大きな声を控える、またこまめな手洗い、マスク着用の励行などの提言を以って、感染を最小限に抑えることが求められ、宣言解除後も、これを継続しながら、新たな日常をおくることが呼び掛けられている昨今であります。 こうした状況下にあって、「全教一斉にをいがけデー」の主たる活動である路傍講演、神名流し、街頭でのリーフレット配布、戸別訪問を、全国で期間を定めて一斉に行うことは、大変難しい状況にありますし、地域によっては、せっかくの布教活動が、逆効果になりかねない場合も出てくると考えられます。こうしたことを様々に検討した結果、今年の「全教一斉にをいがけデー」を中止することにいたしました。 この決定は、あくまでも全国での一斉活動を取り止めることであって、にをいがけ活動そのものを中止することではありません。逆に今の状況をよい機会と捉えて、こうした状況下でも可能な布教方法を検討しているところであります。 にをいがけもおたすけも、相手があって初めて成り立つものであります。そこで、この機会に人を見た布教、この人ににをい・・・をかけようと、相手を見据えたにをいがけを目指したいと考えています。その為の手立てとして、未信仰の人を対象とした、にをいがけ動画の配信や、今までのリーフレットの再活用などの準備を進めているところであります。 今年の「全教一斉にをいがけデー」は中止となりますが、この機会に、人を見たにをいがけを更に検討して、今後推し進めていきたいと考えています。どうかこの旨ご了解をいただきますようお願いいたします。

立教183年7月4日 布教部

【福祉部】

奈良教区におきましては、従来ありました献血たすけあいの会が奈良教区献血推進委員会と名を変えて活動することになりました。

つきましては、活動の中で「天理教献血協力カード」を作りました。皆さんが献血をされる時にこのカードを提示していただきましたら、奈良教区としての実績になりますのでご協力よろしくお願い致します。尚、カードは教区事務所にございますのでよろしくお願い致します。

天理大学から教内の皆様へ】020年08月21日 (金)

 日ごろ本学ならびに本学ラグビー部に対して多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございます。 すでに報道されておりますが、ラグビー寮における新型コロナウイルスの集団感染につきまして、教内の皆様にご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。 保健所等の関係行政機関との連携のもと、感染が判明した部員は医療機関に入院するなどしており、陰性が確認された部員についてもすべて寮以外の大学施設等に隔離し、二週間の経過観察を行う等、感染収束へ向け取り組んでおります。 また、既に報道等でご存じかと思いますが、8月20日、並河 健 天理市長と共同会見を行い、天理大学生に対する不当な取り扱いが生じ始めている件について、報道各社を通して、地域・社会の皆様にご理解とご協力をお願いいたしました。加えて学生相談窓口を設け、ラグビー部員はもとより本学の学生の動揺や不安に対するケアにも取り組んでまいります。 本学においては、従前より感染拡大の予防のため、学内各施設をはじめ、課外活動や寮における感染防止に努めてまいりましたが、そのなかで発生したこのたびの厳しい節と、その中にこめられし親神様の思召を真摯に受け止め、今後とも一手一つに取り組んでまいります。    立教183年8月21日 天理大学学長 永尾教昭

【正家分教会報告事項】

1.月次祭の「おつとめ」は今年いっぱいはコロナの為の方式でさせて頂き直会も無しとします。着替えも密にならないように来られた方から順次宜しくお願いします。

2.来年からお話当番は復活しますが、月次祭のお話当番苦手な方は投稿で替えて頂いても結構です。そして、自由な投稿もお待ちしております(できればメールでお願いします)

3.中型免許をどなたか取得していただきたいです(おぢば帰りの運転手など)

4.教会からのメールが一部エラーで返ってきます、届いていない方は久保まで申し出てください。shouke@ares.eonet.ne.jp LINEでも結構です。

 教会緊急連絡先 070-4222-8982(久保 宮子)番号が変わっています

 教会メールアドレス ikubon@live.jp (吉田)  こちらの方で登録をお願いします

教会ブログ http://ameblo.jp/shouke

教会行事予定 https://calendar.yahoo.co.jp/?v=2&t=1375315200 

立教183年(令和2年) 正家分教会 心定め

初席者 3名 おさづけ拝戴者 1名 修養科 1名 教人 1名

『 正家分教会創立50周年 活動方針

1.おたすけするための「元の理」の勉強

1.勇んだ陽気づとめの完成

1.一人ひとりが一人の「おつとめ奉仕者」を丹精 』

立教183年9月 投稿その1

『ビルマの戦いの記憶・記録の旅』 no.6

        立教183年 2020年9月10日  正家分教会  会長 吉田 育弘 

3月24日』 ツアー5日目最終日

ツアーは参加者が全員、日本に帰れるのかが微妙なので急遽、予定の涅槃像の見学をCancelして空港に向かうことにした。

4名の成田行きの直行便は、ほぼ問題ないようたが、我々のトランジットの便は、少なくともわしの便は最後で上海には出発するとテーニャが電話で確認してくれていた。
ビクビクしながら早めにヤンゴン国際空港に入り確かめると成田行きも上海行きもチェックインできると聞きホッとしたが、ロビーの出発ボードを見ると何と、ほとんどの便は欠航しているではないか。空港もガラガラで暗い。
夕食を全員レストランで最後のお別れの食事にしようと予定していたが、飛行機が確かに出るのか不安なので空港内のレストランで食事をすることになった。

テーニヤにケンタッキーフライドチキンを買ってきて貰い、皆さんに食べてもらう。

テーニヤから聞いて分かったことであるが、わしが乗ってた前日の同じ飛行場の乗客に感染者が乗っていたらしく、コレもギリギリセーフであった。

本間君が残りの仕事で5日後に帰る予定の飛行機は、欠航になっており日本に帰れないのと

殆どのヤンゴン内の会社が国の命令で休みになったので残っていても仕事にもならないので、一緒に成田に帰ることになった。調べてみるとやはり満席のようだった。
彼は何とかANAの事務所でゴリ押ししてCancel待ちのトップにさせてもらったようである。

しかし、チェクインが終わるとキャンセルが出ており、空席が10席ほど出て、キャンセル待ちの人達7人全員の分があるのに日本からのシステムが停止していて登乗できないとの事、彼は見送りのテーニャ家族や通訳のイーテ、タクシー運転手のテッザと一緒に空港からホテルに帰るのか。
わし等もANAに変えて帰ろうかとも思ったが、宝蔵さんや次男も何も言わないし、今度は次男の知生もいる事だし、又あの上海のドキドキも良いかなあと思い、このままにしておいたが、まさか上海から日本に行く最後の便となっていたとはこれも間一髪であった。

 

 我々、宝蔵さんと知生のチームはチェックインカウンターがなかなか進まない。

知生のシンガポールからの半券を見せろと言う。

おそらく彼がヨーロッパ帰りのことで、チェックしているのだろうが、彼がヨーロッパを出た時はコロナはまだ問題になっておらず、テーニヤがいろいろ交渉してくれてやっと発券してくれたが、ヒヤリとした。飛行機から降りると捨てていたが、これからは日本に帰るまでEチケットや半券は、持っておかないといけないと自覚する。

隣には多くのミャンマー人の団体がいて、テーニヤに彼らにどこに行くか聞いてもらうと我々と同じ便で日本に仕事に行く若者の団体であった。皆いい顔をしている。関西方面と東京方面に行き、妻籠にも行く人達もいたようだ。

しばらくすると最後の日だから、ホセとエステルが見送りに来てくれ、日本にいる次女の愛とカミさんの歩にお土産をくれた。彼らと別れイミグレーションを通り、先に入った成田行きの四人を見送りにゲート10に向かったが4人組は既にオンボードしていて誰もいなかった。

ゲート乗り場には人は殆どいなかったこんなヤンゴン国際空港もはじめてであった。

我々が乗り込むゲート3に着いてから知生とラウンジに入ったが客は誰もおらず、中にいたスタッフ10人程が全員で我々の世話してくれた。

そこでドライマティーニ、ワインを飲み、ホットドック、サモサを食べて宝蔵さんにコーラー等の土産を持ってゲートの待合室行くとそこにはどこから来たのか多くの人が待っていた。

すると中国東方航空の地上員が、用紙を持って英語でまくし立て」、サインをしろと来た。

理由は上海からのトランジットは、2時間しか無く、乗り遅れたら後の日本への飛行機が無くもう一度ミャンマーに戻らなければならないとのこと事。

それに文句を言うな!のサインである。それは困ると色々言ったがどうしょうもなく、前の27番の席に変えてもらい、わしの為に移動が長いので車椅子も用意してもらうよう頼むと頷いてくれたが不安であった。しかしながらやっとヤンゴンからの搭乗である。

立教183年9月 投稿その2

「3月25日の0時過ぎの早朝から」

「だれもいないラウンジ」

ヤンゴン国際空港から飛行機は30分遅れで離陸したが、不思議にも時差も考慮しても30分早く着陸した。行きと同じで検疫準備?のために機内待機でなかなか出られない。いちいち呼び出しては一人ひとりチェックに時間がかかっている。

知生がトランジットの為に時間がないので先に出して欲しいとCAに言うも拒否される。
段々と焦って来てコレはいよいよこのままミャンマー戻りかも?と思うようになってきた。
おそらく機内の日本人は我々だけで時間が経つにつけ、絶望感にさいなまれたが、ようやくCAが書類を持って我々3人を1時間は経っていたが、他の早めに出してして貰うと、白い防護服を着た係?と思われる中国人が車椅子を持ってわしを待っていてくれた。

他の二人の宝蔵さんと知生は付添として同行させてくれて、最初のチェックポイントの長い行列を避けてCAなどの乗組員用の検疫やイミグレーションを通してもらう。

最初はスムーズに行けそうに思ったが、途中でわしと宝蔵さんの行きのトランジットの時、パスイポートに検疫合格の黄色いシールが張ってあるのが引っかかった。

それがあるのがいけないのか、車椅子を押してくれている人と係員が大きな声で揉めている。外しておけば良かったのであるが、検疫合格?のシールと思いあったほうが良いと思ってそのままにしておいたのが悪かったようだ。
車椅子を押してくれている係員が大声でチェックの係に何か言って、その前のチェックポイントにも戻って何か交渉してくれて、時間がかかったが別の通路でようやくゲートに・着いた。

彼らも初めてでルールも日毎に変わってくるので戸惑っているのだろう。ゲートに着きボードを確認して礼を言おうとしたら車椅子を押してくれた係員は既にいなかった。

やっと上海から日本に向かう中國東方航空の最終便に乗り込めて「これで日本に帰れる!」と実感することができた。

日本までの機内では帰ってからはコロナの感染は無いと思うがどうするかを考えていた。
もし発熱などの症状があれば別だが、自宅待機になれば帰ってからの用事をキャンセルできるのかを考えたが、ほとんど天理教関係の用事とライオンズクラブの例会だけで直接、ほとんどの仕事などはパソコンとインターネットさえできれば、あまり影響がないのを確認する。

しかし私がいた時のミャンマーの感染者はかろうじていてなかったと言うより公表?されていなかったのかは分からないが、自分は感染していないだろうとの自信もあったが、歯科医院や自治会や近所の周囲の目もあるし、又、教会にはお年寄りが多く、もしもの場合もあるので、気を使わせるのも申し訳ないと思い、もし義務は無くても自主的に自宅待機をしようと決めた。今回のツアーの記録やチェックなどをスマホに入れていると2時間ほどで日本時間の13時過ぎに関西国際空港に着く。

海外と違って直ぐに飛行機から出れたが、そこに上海と違って地上員の制服の日本女性が車椅子でわしを待ってくれていた。

彼女の笑顔を見てこれで日本語が通じると実感して嬉しくなった。

空港に帰っただけで家に帰ったような気分になったのは初めてであった。

次に続く・・・・・・

立教183年8月 投稿その1

『ビルマの戦いの記憶・記録の旅』 no.5

        立教183年 2020年8月10日  正家分教会  会長 吉田 育弘 

3月22日』 ツアー3日目のラーチお婆さんのお話続きから白骨街道に

村の瓢箪を貰った次男の知生も、店で出された茶っぱと豆を家の土産に買って帰ったが、家では誰も見た目が不評で食べてくれなかった。
村長は次に村には20万円をかけて、今の事業にこの村に図書館?図書室を作りたいらしく、我々に期待していた。

しかし今、我々が出してするよりも広く日本の皆さんにも声をかけてクラウンドファンディングを使ってからと参加者らと相談して村長に伝える。

 ラーチ御婆さんのところには、警察に消防署、公安までが来ていて我々を撮影していた。

昨日のシェナンテイさんの所と同じように政府批判などの発言を気にしているのかと思ったが、

最初、怖い顔をしていた警察官も我々の話や質問を聞いて、次第に我々の意図を理解したのか、我々の写真に入れてくれとか、彼らのスマホで記念撮影を頼まれたりして、打ち解けた。

そしてラーチさんとその家族にも笑顔で接してくれて、わしのトイレに行くときも悪い道を手を引いて汚いボロボロのトイレにまで付き合ってくれた。

田や畑の無い、村の男の出稼ぎが現金収入が頼りのの村は以前とは変わらなかった。

今回はテーニヤが通訳をしてくれたが、去年と又、話のニャンスが違った。

しかし今回の本人の自称年齢は94歳と辻褄が合っていた。この様子は、宝蔵さんと東海テレビの利川さんが録画してくれているので後日希望の方には広く見てもらうことにする。
Yさんが持って来てくれた折り紙で子供達と交流、宝蔵さんは、ドローンを飛ばしてくれていて、子供達や知生にも操縦させてくれていた。そして村人から知生には生の瓢箪を貰っていた。

生の瓢箪は、日本への飛行機には乗せられないので、これは帰りにテーニヤに持って帰ってもらって、家の料理にしてもらう。

ラーチさんは子供を14人も生んでいて、子はもちろん孫、ひ孫、夜叉孫までいっぱいいて、140人を超えるという。その中の夜叉孫の女の子には恋人だった日本兵の名前まで付けてくれていた。将来は孫たちも日本に行きたい希望を持っているようだ。是非、来てもらいたいものである。

 

帰り道、バスで白骨街道に寄り、参加者の持参してきたお供え物と供養を行い、その後ヤンゴン行きの飛行機の出発時間の近くまで空港近くのミャンマー料理店へ。
途中、買い物をしても飛行場では、簡単に手続きができて1時間半も時間が余り、荷物の整理しようとロビーでカバンをゴソゴソしていると何か硬いものがある。よく見ると自宅の準備で無くて散々探していたポケトークがあった。皮肉なものである。これがトランジットの上海であればどれほど役立っていたか情けないのと悔しい思いをする。後の2日間しっかり使おうと充電する。

ここでのミッションをようやく済ました後は、参加者の皆さんを無事に見送るだけであるが、帰りの事を考えると上海での我々、宝蔵さんと次男の3人組のトランジットが気になりだした。

立教183年8月 投稿その2

 

 

飛行機を待つ間にカミさんの歩からLINEがあり、日本から自治会の区長からカミさんに電話があったらしく、帰ったら自治会の総会で副区長のわしは司会を承っていた。

区長からはミャンマー帰りの影響で、わしが感染していないかと老人の多い集会なので皆が気にすると思うので、今回の市尾大字総会には出席を見合わせて欲しいと歩に連絡があったようである。早速、三役の一人、会計のTさんに連絡して、自分が総会でするはずであった司会をお願いするもありがたいことに、快く引き受けて頂いた。

ヨーロッパは殆どの国が出入禁止になったようだが、カレーミョからヤンゴンなどの国内線はどうやらまだ便は出ているようだが、この国は日本に帰るまでは安心できない。

ミャンマーは急に突然町の閉鎖、交通網や人の出入りの拘束は十分に考えられる。

飛行機で無地にヤンゴンに着いて、その日の夕食で情報が入ってきてびっくり。

カレーミョに感染者が一人出て明日から街からの出入りは禁止という。

カレーミョに入る時と同じ、これも間一髪であった。
 朝からも詳しい情報が入り、昨日までいたチン州、カレーミョで1人、ヤンゴンでも1人感染者が出てカレーミョは、街を即、全面封鎖になり空港も閉鎖されているよう。

これが1日早ければ、カレーミョで全員拘束され予定の日時には到底日本には帰れなかっただろう。もし2日ならバスでカレーミョには道路閉鎖もされているので、又、11時間かけてマンダレー

 

に戻らなければならないところであったと思うと寒気がした。
上海トランジット関空の便は、此の日から3日後の金曜日で閉鎖。

今は帰りの便が出ているとはいえ、ここから確実に日本に帰れるとは言えないので、何回も航空会社に問い合わせるも、今日の確実な便の確認は5時以降でないと分からないと言う。
空港までの空いている時間にアウンサンマーケットで参加者が新しいモールで日本へのお土産の買い物の間、こましなケーキ屋さんで1人でコーヒーラテを飲んで待つ。

1200チャット(約90円)であった。ここミャンマーの相場では約3倍の値段。
きれいなモールの前に古い汚い市場があり、そこはボッタクリにスリも多く路地に入ると物騒で、おまけにこれもまた汚い臭いトイレに入ると金を取られる。それに対してモールの方は日本と何も変わらぬ冷房が効いていて、トイレも綺麗で無料であり電化製品からスーパーマーケットまで何でも揃っている「一風堂」のラーメンも高いが人気である。

ミャンマーの一般的なラーメンなどの麺類の値段は100円もいらないが、一風堂の1000円近くするラーメンに多くの地元の人が並んでいる。
危険でもあるエアコンもない酷い市場の隣に、最新のモールが同居している。

これもミャンマーの大きな不思議で高級レストランにも人が多く、1000万オーバーのレクサスも結構走っている。ランボルギーニも数台見た。この国は貧乏と言うが果たして本当なのだろうか?飢えた子供は寺院が受け入れ、個人資産に金も貯めている。今のこのコロナの時期、金の販売書は大賑わいであった。 次に続く・・・・

立教183年8月 祭文

立教183年 正家分教会8月月次祭祭文                                                     2020年令和2年8月10日

 

  

この神床にお鎮まり下さいます親神天理王命の御前に                                 

天理教明和大教会部属正家分教会会長 吉田 育弘

 

 慎んで申し上げます。
  観測史上最も長い、大きな水害をだした梅雨も明け、暑さ真っ盛りの8月の月次祭を迎えさせていただきました。

新型コロナウイルスの影響で、「こどもおぢばがえり」をはじめ教会はもちろん大教会、教区、本部での予定行事も未だ全て中止となっております。

先月の奈良県は感染者が出ておらず、今月から元通りの月次祭の「おつとめ」ができる気配を感じられる様でもありましたが、この納まりかけていた広がりも緊急事態宣言解除から再び感染者の増加が、全国はもちろん奈良県にも及んでいます。

今日のこの月次祭のおつとめは従来の「おつとめ」に戻す予定でしたが、残念ながら先々月と同様、本部の通達に即し、不本意ながら時間を短く直会もなしとさせて頂きます。

 

しかしながらありがたいことにこの節に、各家庭や布教所はもちろんのこと、教会の当たり前だと思っていた事をもう一度、見直す旬と悟り、教会を中心に、教祖時代のお考えや思いの様式にもう一度戻せる変革の旬ではないかとも思います。

本来の目的の「陽気づとめ」を短いこそ、教祖の思いを最後まで強く感じさせて頂きます。

 

この各自の覚悟と思いを「おつとめ」を通してお受け取り戴き、この月も変わらぬご守護の程を一同と共に慎んで、お願い申し上げます。

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