立教183年8月 祭文 | 正家分教会

立教183年8月 祭文

立教183年 正家分教会8月月次祭祭文                                                     2020年令和2年8月10日

 

  

この神床にお鎮まり下さいます親神天理王命の御前に                                 

天理教明和大教会部属正家分教会会長 吉田 育弘

 

 慎んで申し上げます。
  観測史上最も長い、大きな水害をだした梅雨も明け、暑さ真っ盛りの8月の月次祭を迎えさせていただきました。

新型コロナウイルスの影響で、「こどもおぢばがえり」をはじめ教会はもちろん大教会、教区、本部での予定行事も未だ全て中止となっております。

先月の奈良県は感染者が出ておらず、今月から元通りの月次祭の「おつとめ」ができる気配を感じられる様でもありましたが、この納まりかけていた広がりも緊急事態宣言解除から再び感染者の増加が、全国はもちろん奈良県にも及んでいます。

今日のこの月次祭のおつとめは従来の「おつとめ」に戻す予定でしたが、残念ながら先々月と同様、本部の通達に即し、不本意ながら時間を短く直会もなしとさせて頂きます。

 

しかしながらありがたいことにこの節に、各家庭や布教所はもちろんのこと、教会の当たり前だと思っていた事をもう一度、見直す旬と悟り、教会を中心に、教祖時代のお考えや思いの様式にもう一度戻せる変革の旬ではないかとも思います。

本来の目的の「陽気づとめ」を短いこそ、教祖の思いを最後まで強く感じさせて頂きます。

 

この各自の覚悟と思いを「おつとめ」を通してお受け取り戴き、この月も変わらぬご守護の程を一同と共に慎んで、お願い申し上げます。