ジュニアテニス備忘録(15)テニス用具は消耗品 | 柵飯事2~shigaramimamagoto ~

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 テニス用具は、ラケットを含めて基本的には消耗品です。私自身、競技から大分離れているので、最近のラケットのヘタレ感覚については今一つ分からないのですが、他のものは確実に消耗品ですよね。
そのうち、ボール、ガット、シューズは特に大事です。もちろん、クラブに所属しているジュニアについてはボールは心配ないですが、部活によってはフェルトがすり減り、空気が抜けたものを使用しいるケースがそれなりにあるようで、これでは実のある練習は困難ですから、学校や保護者は定期的にニューボールを購入できるよう支援していただきたいです。
 
 また、シューズについても高くなくても、また、最新モデルでなくて良いので、親御さんには定期更新はしていただきたいです。けが予防もそうですが、シューズは、きちんと止まって後ろからボールをしっかりたたくための基盤ですから。
なお、その時々で、選手間で流行るメーカーというものがあり、それで選択するのも良いかもしれません。例えばアシックスは人気高いです。
 
 さて、最もお金がかかるのはガットになります。我が家では、トータルの支出を考えて電動ドラム式のストリングマシンを購入しました。渋谷などで中古の展示がされていると思いますが、それであれば、市価の7割以下価格で購入できますので、ロールガットと合わせれば、相当お得といえます。例えば、1回張り上げるごとに、張代500円~2,000円程度、ガット代も同程度お得となりますので、 例えば、一回当たり合計1,500円お得となり、中古で15万円のストリングマシンですと、100張りを超えればお得となる計算です。中学生以上のジュニアですと週1回以上の張替えとなるのが考えられますので、これであれば、2年以上の使用で元が取れる計算となるでしょう。
 クラブ所属で、かつ、用具提供を受けるようになったジュニアは、クラブで張ってしまえばタダですので、中古でも高額ですので購入をためらう方もいらっしゃるでしょうし、ホームストリンガーの張上がりのぶれを指摘するプロストリンガーもいますが、20本も張れば、少なくともスポーツ量販店よりははるかにいい仕上がりとなると思いますので、私はお勧めしたいと思ってます。
 
 ラケットは様々な素材を接着剤や樹脂で固めていますので、紫外線の影響や、激しく打ち続けることによって劣化、つまり、反発感やしなり感が劣化していくことを指摘するプロショップの方もいます。それはそうだとは思いますが、海外遠征など激しく競技しているジュニアであれば、そもそもメーカーから用具提供されているでしょうから関係ありませんし、競技をしていれば、代え用のラケットを複数本所有していることからすれば、ジュニア競技者であれば、2~3シーズンをワンスペック(もちろん新品の場合ですが)で済ませるのが一般的でないでしょうか。ただし、握力が十分でない中学生ぐらいですと、ラケットがすっぽ抜けて割ってしまうことは多々ありますので、その意味では消耗品なのかもしれません。