世界遺産#51 サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカの歴史地区(エクアドル)
ただいまエクアドル第3の都市クエンカ。
ここも「街並み世界遺産」で、南米によくある「コロニアル様式」の
(スペイン統治時代に建築された)建物があり、まぁどこも同じような感じかと思いきや、ここはなんだかいいんだなぁ。
ペルーの首都リマなんかを見ても全然高揚しなかったのに、クエンカの街並みには惹かれるものが、ある。
17世紀頃とのことなので、400年も前に建てられたわけなんだけど、すごく改修されてるでもなく、かといってボロボロでもない、そのちょうどいい感じがしっくりくるのかな。
街の中にはたくさんの教会があって、きっと中心部だと半径500m以内に10くらいはあるんじゃないかな。まさに「猿も歩けば教会にあたる」状態
こんだけ数あるのに、立派なものが多い。白亜の感じもいいよね。
一方、街のど真ん中にある大聖堂。
これは茶色がかった外壁、凝ったデザイン、そしてあおい先端のドーム。
デカすぎて全く写真におさまりきらないんだけど、デンっとたたずむその姿はまさに威風堂々。
中もものすごく広くて、高い天井に壁の装飾、適度な照明とマリア様がとっても美しい。

残念なアクシデントはあったけど、それでもクエンカの街、好きだなぁ。
2日の予定を延長し、4-5日はいることになりそうですvv
今後の旅程が決まりません
438日目。
珍しくちょっと贅沢をして、プリングルス(ハラペーニョ味、からっ!)をつまみながら、ブログを書いています。
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ところで、
今後の旅程を考える上でAir Asiaのサイトを見ていたら・・・なんと羽田⇔マレーシアの首都クアラルンプール往復で21,240円というフライトがっ!!!
空港税を除くと片道8,400円!!!!新潟→東京の新幹線より安い・・・。
9月末まで日本⇔マレーシア便のキャンペーン中だそうです。予約は4月15日まで、ってあさってだけど、興味のある方はぜひ。
実録、エクアドルで盗難にあった人の話
旅行者のみなさんへ
しょう@エクアドルのクエンカですvv 元気にしてますかー?
さて早速本題だけど、よく盗難の話も聞き、危ないと言われてた南米。昨日(4月8日)ついにおれもやられました。
同じような被害に合う人がひとりでも減ればいいなぁとの願いを込めて、情報共有しますvv
詳細は以下の通り。
【日時】 2012年4月8日15時頃
【場所】 クエンカ長距離バスターミナル前の市バス乗り場
【盗難品】 ipod touch・コンデジ
【発生状況】
・エクアドル南部のロハから長距離バスでクエンカに到着。前に小さなリュック、後ろにバックパックを背負い、ターミナル目の前の市バス乗り場で目的の宿方面に向かうバスを待つ。
・この日は日曜日、かつセマナサンタ最後の休日ということもあってバスの本数が少なく、待てど暮らせど目当てのバスが来ず。
(Hostel Worldの宿ページに「xx番のバスに乗ればいい」との情報あり、それを待っていた)
・バスは少ない一方、ターミナルに出入りする人の数は多く、市バス乗り場も恒常的に混雑状態。
・1時間近く待ったが結局そのバスは来ず、あきらめてセントロに行く別のバスに乗車。
・料金を支払い、バス後部のスペースでバックパックを降ろし、ipodに入れた地図を見ようとジャージ(上着。チャック付きポケットあり)をまさぐると、あるはずのipodとコンデジがない。
・ちなみに市バス乗り場で何度かipodを出し入れしており、チャックが開いていた可能性大。
・バスに乗って確認するまで、盗られたことには全く気付かず。
【対応】
・同日、市中心部の警察署に行くも、「盗難届は空港前の警察署でのみ発行可」とのことで、翌4月9日朝、警察署へ。
・受付で状況を説明すると、遺失物係に案内され、片言のスペイン語と絵、ジェスチャーを交えて再度状況説明。
・同様の被害が多い国柄を反映してか、同係にはシステム化された盗難届のフォームがあり、氏名・パスポート番号・生年月日や、発生日時・場所・状況等を入力すれば書類が出来上がる仕組み。
・係の方が当方の話を聞きながら必要事項を入力し、上司のサインをもらって書類完成。ものの15分もしないうちに盗難届受領。
・帰国後に保険申請予定。
【クエンカの警察署】
・バスターミナルから2ブロックほど先(市中心部から遠ざかる方向)に歩くと、右側に空港があり、その目の前の建物。ロータリーの角。
・空港前には警官・警備員も多数いるので、聞けばすぐに分かるはず。
【所感】
・国に関わらず、キケンキケンと言われるバスターミナル近くでの出来事。
・これまで、南米での盗難の話を複数の人から聞きながらも、3か月超何事もなかったこともあり、油断していたのも事実。
・市バス乗り場でipodを出し入れしている姿もばっちり見られていたことと思う。
・今後、更に盗難・強盗が多いと言われる南米北部及び中米を目指すに当たり、いい戒め・教訓になった。
以上です。
必要以上に警戒しすぎるのもアレだけど、最低限身の回りには注意しつつ、引き続き楽しい旅を!!
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日本のみなさん
こんなことを書くとまた心配をかける(特に家族に)ので良くないかなぁとも思ったんだけど、本人全然落ち込んでおらず(もちろん反省はしております・・・)、むしろいい教訓になったと前向きに捉えているので、まったくご心配なく。
中南米に限らず、アジア・中東・アフリカ・ヨーロッパなんかでも盗難の話はよくあり、現金・クレジットカード・パソコン・カメラ・携帯・ipod、ひどいものではパスポートまで、まぁいろんなものを盗られた人の話を聞きました。
「1年もフラフラしてればこんなこともありますよ♪」というご報告と、「海外に行く時は気を付けてね」という気持ちを込めて書きました。
もちろん日本でもないことはないけど、それでも平気で財布をしりポッケからはみ出させてる若者もいるし、リュックに鍵かけるなんてまぁしないし、落し物が戻って来ることもある。
「安全」という面では本当に恵まれた国だと思います。
でも落ち込んでないとは言え、やっぱりipodがないとちょっと不便なので、もし眠っているアイポがあれば誰か譲ってください、格安で。笑
ポドカルプス国立公園
ビルカバンバは山々に囲まれた村。
右を見ても左を見てもあおあおとした山々が広がっている。
昨年までは「省エネトラベラー」を自認してたのに、フィッツロイに行ってから、そして山好きたちの話を聞いてから、少しずつだけど山に魅せられ始めてる様子。
スポーツでも習い事でもなんでもそうだけど、
「自分には無理かな」
なんて思っていても、やってみるとそりゃあ簡単じゃないけどあきらめなければ意外と出来たりするもので、その時の喜びとか達成感が何ものにも変えがたいほど心地いい。
そんな小さな成功体験を積み上げていってこそ、「自分にも出来る!」っていう自信につながると思うんだよね。
そんなわけで、ただいま成功体験積み上げ中のぼく。
「Parque Nacional(国立公園)」の看板を頼りに、村から山へ歩いていく。

村から2-3km歩いたところが国立公園の入り口っぽい。ここまでは未舗装路ながらクルマも通るような道だったけど、ここからは山道。

この先にとてつもない道が待っていた。
奥の方を見てもらいたい。人ひとりがギリギリ通れるくらいの道、そして両脇は傾斜70-80°はありそうな壁。
「普通に歩けばいいじゃん」
と思うだろうけど、地面がまたすごい・・・。
まず、昨晩の雨で道がぬかるんでいる。いや、それどころじゃなく、ぐっしょぐしょだ。
しつこいようだけど、新しい靴はスニーカー。トレッキングシューズのように水に強いわけではなく、むしろ水と仲良しでよく吸い込みたがるやつ。
まぁそれだけなら、帰ってから洗えばいい。
次が強敵、動物のフンだ。
この村にはレンタカーならぬ、レンタバイクならぬ、レンタホースというサービスがある。
「山歩きが大変な人は馬を借りてどうぞ」
というわけだ。
普段は快調に歩く馬達も、この泥道にまずたじろぎ、足をつけたところでブルっときて、しまいにはもよおしてしまうのだろう。
そしてそれを後続馬が期せずしてかき混ぜ、さらに新しいのを投下する。
その結果、ただの泥道が、絶対に足を踏み入れたくないフン入りの泥道へと変化。
そして最後の敵はそこに無数に集うハエたちだ。
こいつらが曲者で、人が通ろうとすると身の危険を察知してか飛び上がる。さっきまで馬のフンの上に着地していた足はそのままに・・・。
泥、フン、ハエの三重苦。
正直ここで引き返そうか、2-3分迷った。
しかし、成功体験積み上げ途上のぼく。ここで引き返したら「失敗」の烙印を自分に押してしまう。
悩みあぐねた結果、傾斜のきついこの壁を両足を広げて蹴りながらダッシュで駆け抜けることに。
渡れば天国、落ちたら地獄。
「どうかハエたちよ、その足でおれに止まってくれるな」
と念じつつ、よーいどん!
途中、
「(ズルっ!)やべっ、終わったか・・・」
なんて場面はありつつも、なんとか難関突破。
ハエも飛び惑うのに必死で着地、いや着肌は控えてくれたご様子。
はぁ、よかった。人間やれば出来るものだ。足の短いおれでもなんとかなったか・・・ふぅ。
ここから先はゴツゴツした山道が続くも、例の三重苦に比べればなんてことはない。

こんな道、かわいいもの。
上に登るにつれ、景色もひらけてきた。

途中、レンタホース軍団とすれ違う。元気に
「オラっ!」
とあいさつはしたものの、心の中で帰り道で追加していかないことを祈るのみだ。

この公園に関して情報収集をしてこなかったので、歩いた先に何があるのか、どこがゴールなのかが分からない。
なので、自分なりに気持ちいいくらい歩いて、見晴らしのいいところで昼食。

朝、出発前に買ったパンとりんごのランチ。
しょっぱなから難易度の高い道を乗り越え、山を登り、汗をかいた後に絶景のパノラマビューを眺めながら食べるごはんは最高。

緑ももちろんよかったけど、今日はどこまでも続く雲がきれーだった。

特に何もなく、山の方から黒い雲が流れてきたのでキリのいいところで下山開始。
例のポイントも帰りには慣れたもので、すんなりクリア。
山を降り、もうすぐ村というところで大粒の雨。
切り上げるタイミングもちょうどよかったんだと思う。
またひとつ成功体験を積み上げ、レベルアップした感じ。
足のほどよい疲れが心地よく、シャワー後の1杯がまたうまい。
今日は気持ちよく寝られそうだ。
セマナサナタ#3 ビルカバンバ編
エクアドルのロハからバスで1時間半ほど行ったところにある山奥の村ビルカバンバ。
ここは長寿の村として知られるところ。

赤道に程近い場所ながら1,500mのちょっとした高地にあり気候は温暖。
クルマも電気もないような時代には、ぽかぽか陽気のもと歩いて畑まで行き、その日採れたものをその日に食べ、日没とともに休む。
そんな暮らしが長寿の秘訣だったのかもしれないけど、いまは都市からあらゆる食べ物が来るようになって、電気もあるから保存も効くようになって、移動手段もバスやバイクがあって・・・
昔ながらの暮らしは失われつつあるのかもしれません。

観光客が訪れるようになると、村の中心部は様変わり。
きっとのどかだったであろう広場のまわりにはコジャレたレストランやカフェ、ツアー会社なんかも出来て、そこだけ随分ツーリスティック。

文明化によって便利になったことは確実にあるんだろうけど、なくしたものも少なくないんじゃないのかなぁと思ってしまいました。
大聖堂で1時間半ほど儀式があって、いつもみたいに大名行列開始。

これまではワラスでもトルヒーヨでも、街の中心部を練り歩くものだったけど、ビルカバンバでは未舗装の隣り村へと続く道を、ひたすら歩く。
しかもものすごいスピードで。
一応オトナのおれでも結構しんどいペースで進むわけで、こどもたちはもう大変。
おとーちゃんと手をつないで歩いてたちびっこが、突然おれの手を握って来たので、しばらく少年と手をつなぎながら仲良く散歩。
となりからは
「はぁはぁ。ぜぇぜぇ」
という声。
「がんばれーもうちょっと!」
と励ましながら、暗い夜道を少年と、おとうちゃん気分で歩くのでした。


















