世界遺産#9 四川省のジャイアントパンダ保護区(中国)
121日目。
中国初めての世界遺産は、万里の長城でも、九寨溝でもなく、
パンダ!!!
ここ四川省のジャイアントパンダ保護区(中国語では「熊猫基地」)には、ジャイアントパンダの3割が生息しています。
先に中国から日本に貸与されたパンダも、ここから日本へと旅立って行ったのだそう。
(現実的な話でアレですが1頭あたりの貸し出し料は年間4千万円。10年契約x2頭借りたので8億円!!)
まぁそれはさておき、成都に来てから早5日。ちょっと繁華街をふらついた以外、例の旅行社との遣り取りくらいしかしていなかったので、そろそろ観光でもしておこうかと思い、朝から行って来ましたパンダ保護区。
早速、この愛くるしいパンダたちの姿をご覧下さい。
(木に登るパンダ)
(木にひっかかったパンダのおしり・・・寝ているのか、身動き一切なし)
(数年前に日本でも話題になったレッサーパンダもいました)
(じゃれあうカップル)
(園内の様子①竹林)
(園内の様子②噴水)
(室内なのがちょっと残念だけど、今日のピカ1)
朝早く行ったおかげでごはんを食べたり、木登りをして遊ぶパンダたちに出会うことが出来ました。
(食後は寝てしまうんだとか・・・)
まだほんの少し荒んでいたこころもすっかりパンダたちに癒してもらい、ようやく成都を離れる決心が着きました。
ということで、明日か明後日、次の街に向けて出発します。
ありがとう、パンダたち。
チベット行きアップデート
119日目。
出発前、
「どこに1番行きたいの?」
と良く聞かれ、いつも繰り返す答えは
「チベットとマチュピチュ」
チベットは7~8年前から憧れていたところで、今回のたびのメインです。
が、それほどまでに楽しみにしていたチベット行きが、つい先ほどダメになりました。
記録のため、チベット行きに関連したこれまでの足跡を書き記したいと思います。
【チベット旅行概要】
・数年前まではある程度外国人が自由に旅行出来たチベットだが、中国側の諸事情により、今は「旅行許可証」を取得し、ガイドと移動用の車を手配し、全ての旅行計画を立てた上でないと入域出来ないというのが実情。
【ツアー会社】
・日本、中国本土、チベットにもチベットツアーを扱う旅行会社があるが、複数社から見積もりを取り、ウェブサイトや他の人からのアドバイス等を踏まえて、チベットの「Tibet Highland Tours」というところにツアーのアレンジをお願いすることを決定。
http://www.tibethighlandtours.com/
・早め早めの行動が肝要と考え、5月上旬にコンタクトを開始。パーミットの手配やツアースケジュールの詳細について、1ヶ月に渡り相談して来た。
【同行者集め】
・ツアー会社からの見積もりによると、10日間のツアーでパーミット代、車代、ガイド代が8,000元(11万円くらい)。
・頭数が増えればひとり当たりの負担が単純に少なくなるため、インターネットの掲示板で同行者を募集。地球の歩き方のwebsiteでひとり日本人の方と知り合う。また、Lonely Planetの掲示板に同行者募集の案内を出したところ、多数の返答があり、ひとりのカナダ人と詳細で折り合いを付けることが出来た。
・こうして3人のパーティーが完成。
(と軽々書いているが、これはこれでなかなか大変だった)
【パーミット】
・5月後半にはツアースケジュールも固まり、デポジットも振り込んでパーミットを待つ段となった。
・が、その間にツアー会社より、「6月28日以降チベットがセレモニーのため外国人を締め出すので、その前に出国することが必要」だとか「やはりその日程が3日早まった」等々連絡があり、その度に日程変更を繰り返してきた。
・最終的には6月14日成都発、16日にラサに到着し、10日間のツアーを経て25日にネパールへ抜けることで決定。
・これでパーミットの発給を待っていたが、「(6月上旬は)連休のためパーミットが出ない」「現在、政府が会議を開いており、いつになったらパーミットが発給されるか分からない」というストレスフルな日々が続いた。
・そして一昨日6月8日「政府がパーミットを発給していないので、今月のチベット旅行は不可」との連絡があった。
・「納得出来ない!詳細説明せよ!」と食い下がると、「いや、実はアジア人にはパーミットを発給しているが、おたくのグループにひとりアジア人じゃない人がいるので・・」とのこと。追求すると、アジア人だけのグループであればパーミットは入手出来るとの由。
・カナダ人を除くと日本人2人。最悪2人でもいい構えだが、「もし同じようにチベット行きを考えているアジア人がいれば」と思い、成都で最も有名で規模の大きいSim's Gardenというゲストハウスを訪問。
・そこで、同じようにパーミットが得られず途方に暮れる日本人5人と知り合う。Sim'sのトラベルデスクに事情を説明すると「そんなことありえないと思うけど」と言われつつ、いや、言われなくても心から信じたわけじゃないけど、一握りの希望に賭けてみるか問うたところ、みなさん「Yes」とのこと。これで7人のパーティーになった。
・同日中に必要書類(パスポートとVisaの写真)を同社宛に送付し、あとは朗報を待つばかりとなった。
【結論】
・6月10日(金)中国時間14:36Tibet Highland Toursよりメールを受領。
・「No permit, so sorry ,we did our best.」
・これにて今回のチベット行きの夢は完全に断たれることとなった。
【今後】
・既に先週からチベット行きの雲行きが怪しくなってきており、その場合の代案を先述の電車の中などでも考えてきた。
・以下赤線がチベットに行く場合。チベット、ネパールを経由し、インドに入るルートとなるのが従来のプラン。
・チベット行きが不可の場合、いずれかの手段でネパールもしくはインドに飛ぶという手はあるものの、広大な中国の中でも特に何も知らない「ウイグル」「ウルムチ」「カシュガル」などの北西エリアを越え、なんとかスタン(キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン。個人的に「スタン地獄」と呼んでいる)のあたりに抜けるのもおもしろそうだなぁと思い始めてきた。
・また、今回チベット行きの前に「九寨溝」にも行く予定だったが、チベットの旅行社からの連絡を待たなければならず、チベットに行く場合は九寨溝を断念するという、なんとも苦渋の選択を迫られていた。
・正直インドには今回あまり行きたくなかったし、前にブログで書いた通り、インドから先パキスタンに抜ける方法がなく、再度インドからどこかへ飛ぶ必要もあり、先のことを考えるとチベット経由ネパール行きというのが、必ずしもベストチョイスではないように思えてきていたというのも事実。
以上のような理由を並べ立て、なんとか自分を納得させた上で、先へ先へと進んで行こうと思う。
(でも結構落ち込んでるからなぐさめてくれてもいいよ。また今日はやけ酒かな・・・)
中国電車レポート
今日は中国の電車を紹介しましょう。
今回のたびは雲南省の昆明から四川省の成都までの1,100km。
昆明駅の様子。
出発時間の30分前にも関わらず、ほとんどのお客さんが電車に乗り込んだ後で待合室には誰もいません。
遅れることなく、定刻通り17時26分に出発。中国の電車は時間に正確で立派。
電車には硬座・硬臥・軟座・軟臥という4つの座席ランクがあります。
軟/硬はその名の通り、席がかたいかやわらかいかを示し、やわらかい方が高い。
座/臥は座るタイプか寝そべるタイプかを示し、寝そべる方が高い。
・硬座
→横に5人が座り、なぜか席が前を向いているのではなく、お互いに向かい合っているボックスタイプ。これはこれで楽しそうだけど、さすがに20時間は勘弁。
・軟座
→見ていないので不明。
・硬臥
→1車両の中に3段ベッドが66個あり、ヘッドクリアランスと登る手間のためか、上段が1番安く、下段が少々高い。ベッドは薄いベンチの上にシーツが敷かれただけなので、その名の通り硬いけど、それでも寝っ転がって移動出来ると思えば万々歳です。
・軟臥
→コンパートメントになっており、硬臥の上にマットレスが敷かれていました。
きのこ鍋を山ほど食べたのでお腹もすかず、駅で買ったビールを飲みながら、この先の旅程を考えて過ごします。
1年くらい前に買った地図帳。
これだけで2,500円と高く、しかも重いので、持って来ようかどうしようか悩んだ1品でしたが、これは持って来て正解。
暇さえあればこの地図帳をひらき、まだ見ぬ国々へと思いを馳せています。
今後どんな風にまわろうかなーと考えているだけで、ほんとに楽しい。
初日は地図帳を見て、あとはブログを書いたり、返信メールを書いたり、ゲストハウスのレビューを書いたりして、0時頃に就寝。
ちなみにおれが寝る時にはこの車両の全員が既に寝床に入った後でした。
そして早寝早起きの中国人。ほんと迷惑なことに、早朝からやかましく話したり音楽を聞いたりする音が聞こえてきてゆっくり寝られず。仕方なく起床。
初日は夕方~夜だったのでほとんど外の景色も眺められなかったけど、2日目は車窓の景色を眺めて過ごします。
動いている電車の中から外の風景を撮るのは難しい。
朝陽を浴びた山々。
まだまだ寝続ける中国人。
さて、昨日の夜はビールだけで食べなかったので、お腹のすく時間。
電車の中での定番食と言えば・・・
カップラーメン。
駅の売店や駅前の商店で、山のように積み重ねられたカップラーメンが売られており、みんなこれを大量に買い込んで電車に乗り込みます(車内にお茶やカップラーメン用に給湯室あり)。
ちなみに中国のカップラーメンはほぼワンサイズ。
日本で言うところの「エースコック1,5倍」がここでの標準サイズで、男性も女性も、おばあちゃんもこどもも、みんなこのラーメンを食べています。
誰も3分や5分待ったくらいでは蓋を開けず、本当に10分くらいもほったらかしにする人も・・・。
とりあえず今回が初めてなので、おれの感覚(4分くらいかな)で開けてみました。
うん、うまい。麺の感じもちょうどいい。
ということは中国人はふにゃふにゃの延びきった麺がお好みなのかな。笑
そんなこんなで外を見たり朝ごはんを食べたりしているうちに電車はスピードを落とし始め、定刻から遅れることたったの3分、11時53分に成都に到着。
所要約18時間半。
辺り構わずやかましい人々を除けば、大変快適な中国電車のたびでした。
絶品きのこ鍋
大理のFive Elementsで、
「雲南省はきのこの産地で有名。昆明にはそんな地物のきのこを使ったきのこ鍋を食べさせる店が並ぶ街があり、これを食べないなんてもったいない!」
と言われたので、昆明到着後電車の時間を変更(10時発→17時発)し、きのこ鍋街に行って来ました。
道の両脇にずらりと並ぶ「野生菌火鍋(天然のきのこ鍋」屋さん。
(写真を撮り忘れました)
超高級そうな店から、少々お手軽そうな店まであり、連休明け火曜日の14時にも関わらずお客さんで結構にぎわう後者の店をチョイス。
メニューを見せてもらうも、「○○菌」「△△菌」「□□菌」「◇◇菌」「××菌」といくつもきのこの名称が並ぶだけで、どれがどれだかさっぱり。
(ディスプレーもあるけど、これだけ見てもなにがなんだか・・・)
店員さんが見かねて英語の出来るおかあさん(普段は奥に引っ込んでいるようなので、お店のオーナーさんかな)を呼んでくれました。そのおかあさんによると、
・まずベースとなるスープを選んで、そこに追加するきのこ・野菜などの具材を選択するシステム
・鍋(小)でも3~4人前のボリュームがあり、1人では多すぎるかと思われる
「いや、どうしても食べたいのだ」と申し上げると、
・では、通常ベースのスープで「鶏」を選択すると、スープの中に鶏がゴロンと入ってくるが、これを「清湯」というベーススープだけのものにしましょう
・それにきのこ2種類、野菜2種類くらいを入れれば充分
・きのこも野菜も本来は1人前からだけど、特別に半人前でok
とのこと。ありがたい・・・。
ということで、
・鶏ベースの清湯(20元)
・おかあさんオススメの天然高級きのこ(24元!)
・肉厚なエリンギっぽいきのこ(9元)
・白菜(3元)
・中国キャベツ(3元)
・ビール1本(10元)
をオーダーすることに。
7人座れる円卓に、ひとりぽつんと座ります。
左に見えるのが野菜たち。これで半人前。そして土鍋のでかいこと!!!
まずはきのこだけを入れ、グツグツ。
もういいかな、と思うところで店員さんに
「食べていい?」
と聞いても
「まだまだ」
とのこと。
きのこなんてすぐ火がとおりそうなのに、中国はよく煮る文化なのかな。たしかにカップラーメンでも10分くらい待ってるし。
昨日の晩から何も食べておらず腹ペコなところ、じらしにじらされたところで、ようやく動き出す店員さん。
よく煮えたきのこたちを、いっぱいよそってくれました。
まずはスープから。
鶏出汁が「これでもか」というくらいに染み出した超濃厚スープに、少しバターがとけていて・・・
おお、絶品。
そして例の高級天然きのこ。口に入れると・・・
「えっ、きのこが口の中でとけるってどういうこと???」
すぐにいなくなってしまいました・・・。
すごい!そしてうまい!!
(なんてチープな表現力・・・ToT)
感動しながらきのこを食べている間に店員さんが野菜をたんまり入れてくれ、またグツグツ煮て、おれ専用特製鍋の出来上がり。
どうだ、このボリューム。決してひとりふたりで食べきれる量ではありません。
が、腹ペコだったことに加え、きのこも野菜もスープもとってもおいしくて、結局ゆっくり時間をかけて
完食。笑
いつも1食4~8元くらいで食べているところ、今日の昼食は70元ということで(それでも約1,000円)、贅沢しすぎた感がありますが、この満足度なのでもちろんok。
店員さんもみな親切にしてくれ、とても居心地のいいお店でした。
まだまだ見所の多い雲南省ですが、この鍋を食べられたことで、とりあえず今回のたびに於いては悔いなし。
ちなみに少し前に東京 銀座にもこの雲南火鍋を食べさせるお店が出来たとのこと。
御膳房 銀座店
http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13109399/
ちょっと高級店っぽいですが、興味のある方はぜひ。
ひさしぶりに見た「食べログ」に、少々興奮気味のくぼたでした。
それにしても、グルメレポートって苦手ToT




























