Five Elements Guest House(後編)
この前の続き。
【出会い】
いい宿にはいい人たちが集まるのか、ここに泊まっている人たち、みんないい人ばかり。
中でもまたひとつ記憶に残る素晴らしい出会いがありました。
初日、大理の街を散策し、夜ごはんを食べ、ビールを飲み、ブログも書いて
「さてそろそろ寝ようかな」
と、歯ブラシを持って外に出ると(トイレ・シャワー共同で部屋の中にはないのです)、中庭でビールを飲みながら談笑する男女3人の姿。
ちょっと声を掛け、お互いにお決まりの
「どこから来たのー」
などと聞いていて
「ジャパン!」
と答えると
「え、日本のどこ?」
と、ひとりの男性から、それはそれは流暢な日本語で聞かれびっくり。
更に驚いたことに、
「なんで歯ブラシ持ってんの?」
と、もうひとりの女性もとても上手な日本語をしゃべるではありませんか。
傍目には国籍も年齢も違う3人に見えたので、それぞれ個人の旅行者かなと思ったら、3人で一緒に旅行に来たとのこと。
まずは3人を簡単にご紹介します。
・ひとり目、ジェミーはアメリカ人(♂)。大学で日本語を専攻し、卒業後日本に渡り、茨城の女子中高で英語教師として5年間働いていたんだそう。その後1年東高円寺に住み(東高円寺が大好きなんだとか)、昨年中国へ。現在は北京のインターナショナルスクールで英語・英文学を教えているとのこと。
・ふたり目、マイケルもアメリカ人(♂)。ご両親が中国人とのことで見た目はアジア系だけど、生まれも育ちもアメリカ。前は俳優として活躍しており、いまはジェミーと同じ北京のインターの先生で、ジェミーのボスに当たるんだそう。
・さんにん目、ハルは中国人(♀)。本当の名前は中国語で「春(なんとか?)」と言うらしく、日本語で「ハル」。彼女も1年半日本で日本語学校に通い、その後日本の大学に進学。東京でジェミーと出会い、仲良くなって一緒に住むようになり、なんと昨年日本で婚姻届を提出したとのこと!!おめでたいし、なんだかうれしい。いまは日本人が経営する北京の企業に勤めているとのこと。
こんな3人。
この週末、中国では3連休だったので、そこに無理やり休みをくっつけ、5日間の日程で昆明・大理旅行に来たんだそう。
彼らが出会ったのはほんの1年前とかもっと最近とのことだけど、まるで10年来のともだちのように本当に仲がいい。
ジェミーは英語と日本語、マイケルは英語と中国語、ハルは中国語・日本語・英語、おれは日本語・英語なので会話の基本は英語だけど、ところどころに日本語や中国が入り乱れ、超インターナショナルな感じ。笑
時間も忘れひらすらしゃべり続け、結局解散したのは3時すぎでした。
翌日、
本当は大理に1泊だけで、この日麗江(リージャン)というところに行くつもりだったのですが、昨日マイケルから
「いいじゃん、もう1泊しようよ」
と言ってもらったこともあり、彼らと楽しい時間が過ごせるならそれもいいやと予定変更。
日中は駅に行く用事があったので、夕方から合流しました。
まず、前編で紹介したちまき作り。ほかのゲストは出払っていたので、おれら4人とやさしいスタッフ2人の6人で、いやジェミーは1個作っただけで「あとは見てる」とのことだったので、5人でせっせせっせとちまきを包みます。
(1個で飽きてたばこを吸うジェミー)
(ちまきの中身はピーナッツ、レーズンと何かの身)
作業を終え、4人で夕食へ。
普段中華料理ばかりの彼ら(中国在住なので)、
「たまには違うものが食べたい」
と、ここへ来てタイ料理屋に行くことに。笑
日本のタイ料理が日本風にアレンジされているように、なんだかちょっと中華風なタイ料理だったけど、それはそれでうまかった。何より、やっぱり大勢でわいわい食べるのは楽しい。それから
「2次会だー」
と、シガーバーへ。ジェミーとマイケルは幸せように葉巻を吸いながらウイスキーやカクテルを飲み、吸わないハルとおれはビール。ひさびさにヒューガルデンなんていう高級品を飲みました。
そして宿に戻り、
「3次会~」
中庭でかっぱえびせんをつまみながら、今晩も楽しい宴が続くのでした。
ということで、長くなってきたので後半だいぶはしょってますが・・・
すっかり彼ら3人のたびにお邪魔させてもらい、2晩楽しい時間を過ごさせてもらいました。
本当に、しみじみ、いい出会いだった。
こんな素敵な人たちに巡り会えたのも、このゲストハウスのおかげ。
約4ヶ月たびをして来て、いくつか強く印象に残っているところはあるけれど、総合力では圧倒的にNo.1。
でも、ここもオープンしてまだ3ヶ月(シンジラレナイ・・・)。
傍目にはもうかなり完成されているように思うけど、向上心旺盛なオーナー曰く
「まだまだ改善すべき点がいっぱいある」
とのこと。
1年後2年後、どんなゲストハウスになっているのか、とても楽しみ。
大理に行く機会があれば、Five Elements Guest Houseをぜひご利用ください^^
前段:左からマイケル、ジェミー
後段:左からゲストハウスのにいちゃん(いい男だった!)、猿、ハル、ゲストハウスのおねえちゃん(ちまきの先生)
Five Elements Guest House(前編)
115日目。
大理ですばらしいゲストハウスに出会ったので、全力でご紹介します!
【経緯】
そのゲストハウスの名前は「Five Elements Guest House」。
昆明で泊まった宿にここのチラシが置いてあり、なかなかよさそうなところだったので、大理到着後、まずここに来ました。
15元(200円ちょっと!)の安い部屋はいっぱいだけど、30元(それでも450円ほど)の部屋ならあるとのこと。
大理には1泊のつもりだったし、チラシに5元引きのチケットも付いていたので、ここに決めました。
【スタッフ】
まず何がすばらしいかって、ここで働いている人たちのおもてなしの心。
最初に応対してくれた方がオーナーで、びっくりすることに日本語がぺらぺら。
それもそのはず、日本には12年住んでいて、最高学府T大卒。大学院も出、コンサル会社で犬のように働き(本人談)、それを辞めてつい3ヶ月前にこのゲストハウスをオープンしたんだとか。
いくつぐらいだと思います?
わたしより年下です。
この若さでこんなに大きなゲストハウスを構え、オーナーとして切り盛りしているのです。心から尊敬するし、かっこいい。
彼女がまず本当にホスピタリティ溢れる方で、ゲストが居心地よく泊まれるように、あれやこれやと気を回してくれます。
そして他のスタッフのみんなもすばらしい!
とても忙しく立ち回ってるのにいつもニコニコ、少し時間が出来れば気さくに話し掛けてくれたり、なんだりかんだりと、一見のお客でもまるで10年来の常連のように、ていねいに、でもとてもフレンドリーに接してくれます。
いま(まさに10秒前)もなんだか中国のお菓子をもらいました。
ちなみにオーナーもメインのスタッフもみんなここ大理の出身ではなく、オーナーが地元から「ぜひに」と連れてきた精鋭揃いだそう。
ここでは日替わりでいろいろなプチイベントを開催しているようで、昨日はもち米ちまき作りに参加させてもらいました。
今朝起きると、ふっくら炊き上がったちまきを用意しておいてくれています。とってもおいしかったなぁ。
そして今日のお昼には、スタッフみんなで庭で食べるランチに混ぜてもらい、ここ雲南省の料理を食べさせてもらいました。これもほんと涙が出るほどうまかった。
(お庭)
ここでひとつ印象的だったこと。
ひとりのスタッフと話していて仲良くなり、ぽろっともらしてくれたのが
「日本人がこんなにいい人たちだとは思わなかった」
という一言。
聞くに、歴史的な背景や、メディアがやはり批判的な論調で報道するようで、残念ながら中国ではまだまだ反日感情を持っている人も少なくないよう。
彼もそうだったかどうかは定かではありませんが、ここで働くようになり、彼曰く「とてもやさしい日本人」に接することで、日本や日本人に対する印象ががらっと変わったようです。
ということでそろそろ出発の時間。
まだまだ書きたいことがあるので、次回また続きを書きます。
ちなみに今晩22時の夜行列車で昆明へ(8時間)。そこで5時間待ち、10時の列車で成都へ(21時間)。今日から電車で2連泊。
なので次回は8日に成都からですね。再見!
大理の朝
115日目。
今朝、お腹が痛くてトイレに起き(笑)、空を見上げると夜明け目前。
カメラを提げ、夜明け前の街へ繰り出しました。
日の出前の空。
きれーーーー。
おじさんが何やらしてました。
そして、待望の日の出。
山肩から見事な朝陽がのぼりました。
陽を浴び、朝陽に染まる山。
ね、雲近いでしょ。
夕陽があっという間に沈むのと同じように、日の出から間もなくこんなに高くまで陽がのぼりました。
これまでなかなか朝陽には恵まれなかったので、今日の幸運に感謝。お腹痛くなってよかった^^
せっかくなので、そのまま街歩き。
日中は観光客でごった返すメインストリートも、静まり返って人通りもまばら。
朝の散歩、気持ちがいい。
お掃除のおばちゃんたちや、
ふわふわの中華風パンケーキ売り、
朝ごはんの買出しに出掛ける人や、
中華まん売りのおじちゃんなど、
この街の「日常」を垣間見ることが出来ました。
路地裏の風景。
この緑と白の丸はなんだろう、レンズのほこりかな?
これはこれできれいだからいいんだけど、分かる方教えてください。
たまたま犬が通りかかってくれ、なかなかいい1枚になりました。
以上、3文以上に得をした6月6日の朝でした。
大理古城
114日目。
ここ大理は7世紀末から500年に渡り、都のあった街だそう。
四方を城壁に囲まれ(現存するのは一部)、その中には昔ながらの街並みが残っています。
(「空」のブログでも門の写真を載せました)
ちょうど3連休にあたる週末に訪れたこともあり、中国人の観光客で大賑わい。
人の流れを避けて写真を撮るのも一苦労です。
まずは古城のほぼ真ん中にあるシンボル。
メインストリートの両脇には、お土産屋さんが多数ひしめき合っています。
民族衣装を身にまとったおばちゃんたち、お疲れでおやすみ中。
日が暮れて夜になると、ライトアップされてこれまた美しい。
ここは最初の写真と同じところ。
夜も遅くまで観光客が絶えないのですが、1歩路地に入るとひっそりと静まり返ったこんなきれいなところを「ほぼ」ひとり占め。
街も、まわりの自然も、とてもきれいなところです。

























