セレッソ大阪もプロのクラブであり、高額の契約金を支払って獲得した選手を使って成績をあげようとするのは当然のことです。
が、しかし。スポーツの世界では、ビジネスで割り切れないことが多々あります。
それを割り切らないことが、巡り巡って大きなリターンとなって帰ってくることもあり得ます。
もしセレッソ大阪が、ステファン・ハブナー選手のインドネシアナショナルチーム参加を認めてあげれば、2億人を超える人たちが、大いに感謝することでしょう。
もしインドネシアがギニアに勝って、オリンピックに行けたとすれば、セレッソ大阪の名前は2億人のサッカーファンの胸の中にずっと生き続けることでしょう。
中には、セレッソ大阪に行きたいという若い人たちも出てくるでしょうし、セレッソ大阪をインドネシアに招待して国際親善試合をやろうという機運も絶対に盛り上がると思います。
セレッソ大阪の未来をも考えて、賢明かつ温情溢れる判断をしていただきたかった。
心の友を得るチャンスを失ってしまったようで、残念でなりません。
もしインドネシアがプレーオフを制し、オリンピック本選に進んだ場合には、どうかハブナー選手の出場を認めてくださるよう、心からお願いします。