140文字の説法・1966 分別を忘れないような恋は、そもそも恋ではない――トーマス・ハーディ。これは、ある意味、正鵠を射ているといえるだろう。人妻への略奪愛のため王位を棒に振ったウィンザー公の例を筆頭に……ハタから見ると「狂ったか?」的な恋。でも、それで当人が「悔いはない」なら素敵なことじゃないかなあ。