要領よく、という考えは、人生を意義あるものにしてくれない――藤原東演。これは、オッチャン、痛いところを突かれたなあ。たしかに仕事をしていると効率を追求するようになってしまいがちだ。でもそれは所詮、作業の領域。それも大切だけど、人生そのものに要領をかますのはツケ払いといっしょだ。
映画や小説、曲の歌詞なんかで神話や伝承が使われていることがある。これに対して「まちがってる」だとか「考証が足りない」と批判する専門家もどきがいる。べつにええや んか! いわゆるモチーフとして使ってて、できてる作品もあくまでファンタジーなんやから。むしろ目のつけどころを称賛しようよ。
人生とは、その時々に自然に変化し、移りゆくものだ。変化に抵抗してはならない。それは悲しみを招くだけである――老子。そう、この世で変化しない存在はない。だって大宇宙そのものが刻々と変化してるんだからね。そんな強大な摂理の力に逆らうこと自体が無意味だし哀しいことだと識っておこうぜ。
話をしていて「主語」がないひとがいる。というか、よく聞くと、主役がご当人ではないのである。まあ、これが四方山話ならいいんだけど、ビジネスなんかだと困った事態に陥ってしまう。だって「だれがやるか?」が明確じゃないんだぜ。意見を求められても返答に窮す。くれぐれも主語にされないよう。
楽しまなけりゃ馬鹿らしい。しかし、楽しむというのも、なかなか大変だよ――平岩弓枝。これは多分、いえるかもね。だってさ、ひとって楽しんでいる時、没入して忘我にはなっていない。そこはかと頭の隅っこで別のことを考えている。防衛本能だ。なので全面的に楽しむってのは、けっこう努力がいる。