企業連合国家で統治を

 

☆企業が実態を通し他人(=従業員、取引先、顧客等)を背負い、順法でも実態遊離は「赤字」のチェック受ける。一方為政者が背負うのは自分(=当選)だけ。そして実態ではなく権力を用いる。その結果は順法である限り実態遊離(=後見人の法限定と固定化はその典型。弁護士の世話になることが何度あろう。多くの人は0に近い。それでも定額を取られる)でも責めを負わない。だから永遠に遊泳(=仮想空間で生きること)可。これも民主主義の顔の一つだ。

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☆最近私は耳元で中村哲先生の「結局どうするねん」のお叱りを感知。そこで、孫さん三木谷さん(二人はストレートにコロナウイルスを追われた)(←※後述1)、柳井さん(税=武器を使わず友好的にロシア進出=国境の県境化に成功。賃上げも見事)、豊田さん(「株主総会での発言=他人しかない自分=福祉主と戦争完全回避」←※後述2―)に任せては。政界へではない。「ドブ川に入れ」は失礼。彼らに任せ在社のまま新興組織(※後述3)で。成否は我々のこの拡散にかかっている。

 

※後述1

「企業連合国家」は、孫さん、三木谷さんの行動に触れて生まれた発想です。しかし、それはもう半世紀以上前に知った岡田卓也社長の「企業連合国家(連合ではなく連邦だったかも知れない)」という言葉に触れていなければ「企業連合国家」という発想に至らなかったと思う。

 

※後述2

「他人しかない自分」は、株主総会での豊田社長の発言を読んで、私が感じたままを言葉にしたものです。社長の発言ではありません。

「自分の中に他者しかいないのだから争いようがないし、言わば奉仕だから」くらいの意。深く考えたわけではなく、とっさに思いついたままを言葉にしました。

社長さんは大なり小なりみんなそうなるのだと思います。勿論、政治家さんもそうだと思います。疑ってはいません。ただ、再三言うように、政治家さんは、維新流に言うと「選挙(=当選)以外、身を切るものが何もない。順法ならオール免責。学者先生方、マスメディア等『自由人』も同類。それが『民主主義の実体』。二階から目薬でも許される」ということです。これまで何度か触れてきたように、ウクライナを見ていてつくづくそう思います(※後述4).

 

※後述3

1

前提

「改革などない」という考えの持ち主。だから税金払いながらで、しんどいけれど親分(=政府)の道ずれにならないように準備するしか仕方がない。

出来る範囲を積み重ね、その結果、皆がどうするかを決めればよいと思っています。

2

孫さん、三木谷さんの行動の他「企業連合国家」と考えるようになった事柄。ブログに既述していますが、簡単に再掲します。

 

1)     まず初めに、企業連合国家の為政者は無報酬、任期5年限定。

在社だから無報酬。無報酬だから任期5年限定。

それに、権力は何であれ必ず弊害を生む。

本来統治は奉仕=1/3の還元(※後述5)

果たして、それで安定的に統治が維持できるのか?。荷車に土蔵を積んであちこちぶつけて進むタイプだから、不都合があればその都度修正すればよい。

 

2)

・コロナの時、郊外の公園巡りをしました。公園に入って一番先に頭に浮かんだのは「年間維持費いくらなんやろう?」でした。なぜかと言うと、公園機能と無関係の彫像があったりするからです。

そして、議員さんと言うのは、関係者の中で、彼らが取り組もうとする事柄と「最も遠いところにいる」と気づきました。お金の徴収、その使い道、そしてその実施等に、いずれも直接はかかわりません。一方「公園を作る」という結果は、彼らに直接かかわってきます。

つまり、選挙の投票者にとって「公園」は最も「アクのない」事柄で、票につながりやすい。

実態を直接知らない議員さんが「事柄の決定者」で、その彼らが「直接かかわる票」を中心に行動しても「責められない」と思います。制度上それが必然になるからです。

◆「企業連合国家」ではどうか。

・「赤字」があるから、議員さんのように「二階から目薬(←大阪万博がその典型)」でお金は使えない。「キチンと見通しを立てないと取り掛かれない」。

 

3)

・年金について「調べよ」と言われ調べる中で「固定率」が出てきました。即「そんな、アホナ」と思いました。サラリーマンとは言え、事業に携わる一人として、そんな「危険なこと」は出来ないからです。1)で述べたように、議員さんは、直接かかわらないから「その危険性」に気づきません。何人もの大臣がその前を素通りする。そして、その弊害が表面化してやっと「動き出す」が、「有識者会議」を経るから、また同じことを繰り返すと考えておく方が無難。

◆「企業連合国家」ではどうか。

・「赤字」があるから、基本的には日々がチエック日。

 

4)

・選挙時、投票者がどれほど候補者のことを知っているでしょうか。候補者と直接かかわりをもつ方々以外、ほとんどがその人のことを知りません。その上、輪をかけて一票の格差とやらで見ず知らずの地域とくっつけられたり。それでも「とにかく投票しよう」とむなしい声掛けをされる。「一体、何を基準に投票せよというのか。知らない人に対して」と、「シラける」だけです。「公約があるでしょ」と言われたら「公約は、教科書丸写しで十分つくれるではないか」と言うしかありません。兵庫県三田市の市長選挙では、当選された市長が「公約を撤回された」とか。これなどその典型例だと思う。つまり「選挙民が市長の人柄をほとんど知らず、他からの教示含めた教科書的公約」で当選され、当選後はその公約を撤回される。

◆「企業連合国家」ではどうか。

・身近に、その人柄を知りうる範囲で、一つの人の集まりがあり、その集まりに一人の責任者がいる。そしてその一人の責任者を何人か束ねた人の集まりに、またワンランク上の一人の責任者がいる。この階層の積み重ねの頂点に社長がいる。つまり、責任のピラミッドが出来ていると思う。この構造は企業で、現に存在している。

 

・具体的に、どういうふうにするのか。

考えておりません。未組織の人々はどうするのか。各企業に登録するのか。お金はどうするのか、問題は山積み。

ただ、個人(=各国)と日本(=EU)と考えると、EUが参考になるのではないかと思っています。

 

(追記・・よく、年功序列は非難されるが、私はそのど真ん中にいた一人として、その非難ほど「人間の、それぞれの生命力を否定する考え方はない」と思っています。心配しなくても、人の集まりでは「誰が長になるかは自然と決まっていく」。政界において「総理は自分で決められるものではない。まわりが決めるもの」が共通認識だった。首相になる人、自分は汚れ役、私は政策担当と自分の器を知ってそれぞれが、その役目に徹して首相を支えた。恐らく、共通にあった戦争に対す自責の念の喪失、もう一つは相変わらず西欧を模倣する明治からの流れに基づく「教育」で「個」が主張され「神から授かった秩序形成の崩壊」。これが「失われた30年」の原因だと思っています)。

 

5)

・国債の発行

これについては、止めようがないと思う。

 

・もう一つ、企業にはない札束輪転機を、国が持っていることです。ブレーキのない国はどこまでも暴走するしかありません。企業人は、火の粉が、身に降りかからないうちに覚悟を決めてください。

◆「企業連合国家」ではどうか。

・通常、企業では、赤字部門は切り離し別管理にすると思う。それしか今のところ私には思いつきません。

 

6)

・ 私の経験の範囲ですが、「老後は、どういう流れになるのか、道筋だけを教えてもらえませんか」と、あちこち、直接、間接に訪ね歩いたけれど、これといった道筋を教えてもらえず、結局「自分で決めるしかない」が私の結論です。

 

・もう一つは映画「道」→「甘い生活」→「81/2」を見て以来の「愛の無機質化」からの「復元力」を何に求めるか。

 

・そして、過疎をどうするか。

◆「企業連合国家」ではどうか。

・上記三つの課題解決に、互助の「結いの村」がなりえるかどうか。試みる必要があると思っています。

 まあ、具体的には、そんな大層なことではなく、基本的には同会社の人々による

世話やき村です。基本的に自分の食い扶持は貯めているので、体の続く限り、過疎の地域で、人の世話をする。「手に余ったら素直に公助に頼ればいい」くらいに思っています。

 

7)

・行動基準=法とマスメディア(=実体遊離の「あるべき姿」)。

◆「企業連合国家」ではどうか。

・小久保新監督の仰った「美意識」。

 

8)

・結語

 国が迷路に入った時、まとまって取って代われるのは「企業群」以外何かあるでしょうか?。ないと思う。

「企業連合国家」に対し、四の五のいう余地はなく、それが最も現実的な選択肢ではないでしょうか。

 

 

3

・何をやるかについては、ここでは一つだけ挙げておきます。

1)

ガザ、4日間戦闘休止。ハマス、人質50人解放合意。

上記は、2023年11月23日、神戸新聞朝刊一面トップの見出しです。

これを見て、とてもがっくりしました。

国連だか何だか知らないけれど、第一次中東戦争から今日までの期間75年間やってきたことの結論が「4日間戦闘休止」だからです。

ということは、

さらに、また、75年間

同じことを繰り返すのか!

 

そしてまた、次の75年間、

そしてまた、次の75年間も・・。

永遠にこれを

繰り返すのか!

と言うことですよね。

これなら、誰だって、ガックリ来ませんか?

 

パレスチナはパレスチナの人々が、だれにも頼らず、自分の力で、武器を捨て、イスラエルに立ち向かうだけの力を持つしかないように思う。

 

インドは、1947年以降「科学技術なしに国の発展はない」と超エリートを育て、50年前から海外に渡って、今では企業の役員はインド出身者をトップに据えることを珍しいことでも、危険なことでもないと考えるようになったそうだから、パレスチナはもう75年間の戦闘を繰り返すよりは、インドに習うしかないのではないかと思う。

日本はパレスチナに対し援助をよくやっていると思う。

それはそれとして「企業連合国家」殿、次のことをやってもらえませんかねぇ。

 

〇関経連にお願い。

ハマス、イスラエル同数の

子弟を

次のオリックス、阪神

優勝パレードに

招待し

選手とともに

オープンカーに乗せてあげる。

次の75年間で終わらせるために。

 

〇「企業連合国家」殿にお願い。

ハマス、イスラエル同数の

子弟留学を

無料で

受け入れる

次の75年間で終わらせるために。

 

〇NPBにお願い。

ハマス、イスラエル同数の

子弟を

無料で

ジュニアに受け入れる

次の75年間で終わらせるために。

 

※後述4

既述の通り、ロシアの侵攻7か月余のウクライナの避難民は全人口の約46.6%。それを例えば、大手コンビニ店舗とすると沖縄から富山県名古屋市東端までが無人の廃墟店舗化。その社長さんは、理由の如何を問わず「即退陣」。

 だが、民主主義国家の為政者は「あいつが悪い」と他に責任転嫁でき、居直れるどころか、銀行(=他国)に「金よこせ」だの「あいつは協力しない」だのと言っても許され、英雄にすらなれる。挙句の果ては「殺傷能力のより強い武器をよこせ」と。周りも、その英雄のために度々「世界会議」を開催し、殺し合いを助長する。そして殺し合い助長競争に遅れまいと周りの国も必死になる。

さらに、素人の私が、どうしても理解できないのは、侵攻後一か月余で、自ら提案したもので合意しておきながら、なぜ410名の犠牲よりは50万人の死傷者を選択したのか。同じくその選択を咎めることなく、先を急ぐように西欧はこぞってゼレンスキー応援に走る。

50万の死傷は「地獄絵」。まさしく「世界は狂ったか」だ。「民主主義国家を標榜する為政者」は「民」を放り出した「狂気集団」以外の何物でもない。そんな努力をするぐらいなら、ほんの21年前、NATO準加盟のロシアと折り合いを付けて、やっていけばいいではないか。結局は、米欧の「天然の業=優越性」が今日を招いたのではないのか。

誰が止めるのか?。「企業家による政治の時代に入った」。

そう、郭台銘さんと一緒になって企業人は、是非、この狂った世界を「正常に戻してほしい」。

何のことはない。企業人らしく「商売を妨げるものは、何によらず、反対」と普通に、声を上げてほしいです。お願いします。

 

※後述5

 自分のお金の取り分は「一体いくらかな?」と考えました。

 親から受け継いだもの。人との出会い。そして自分の努力。だから、単純に考えて「自分の取り分は1/3。年功序列で1/3返す。あと1/3は結いの村で返す」。奉仕=1/3は結いの村分です。

 

2023年1月9日    井筒屋 弟二郎