(合宿初日のレポートから、少し間が空いてしまいましたが)
7月の本山帰山合宿2日目の報告です。
この日は、いよいよ少林寺拳法の中心地
金剛禅総本山少林寺への帰山です。
少林寺拳法は、この地ではじまり、各地に広まっていったので、
その原点に返るという意味で、はじめて本山を訪れる拳士でも
「帰山」といいます。
今回は16名のメンバーのうち、約半数の7名が初めての帰山!
(念願の本山帰山がかなって、本堂でジャンプ!!!)
朝は6時半に起床。
前の晩、時計の針が合掌するまで(午前零時)ワイワイやっていた拳士たち……
それでも寝坊する子はいなかったのはさすがです。
7時30分には、宿をチェックアウトし、本山へ
本山に到着したら、まずは開祖の霊廟に帰山のご報告とご挨拶
そして本堂に集合したあと、諸連絡と鎮魂行
いつも以上に気持ちのこもった鎮魂行で精神統一し、
各資格ごとに分かれて、技術修練。
暑い中、他の道場の拳士と組んで、本部の指導員から技のコツを教わりました。
(大柄な外国人拳士と組んで汗を流した、女子高生のS・F拳士)
今回は4道院+5支部が集まり、約200人の帰山行事となりました。
(宗由貴代表と、我孫子道院の女性拳士)
道院長として、門下生を引率し、本山に帰山することは大きな喜びです。
そういう意味で、今回の帰山合宿に参加してくれた拳士たちは、
じつに師匠孝行の拳士です!!
彼らとしても、今回みんなで帰山したことで、
拳士として一皮も二皮も剥けてくれるはず!
そしてまた、たくさんの縁によって結ばれていることが実感できたに違いありません。
「すべては縁より起こること。これを縁起と呼ぶ」
これこそが釈尊の悟りの中身そのもの。
今回得た縁をこれからも大事にし、
縁がゆるんできたら、縁の結び直しを心がけること。
そして修行を継続し、一回り成長して、また一緒に本山に帰山してきましょう!
縁といえば、ふもとの県道から、本山に登ってくる坂道に「有縁坂」という名称がついたそうです
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『120』