70年目の新入門 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

少林寺拳法は、戦時中、中国北部(満州)に渡っていた開祖 宗道臣先生が、

中国各地で学んだ各種の拳技に、自らの創意工夫を加え、整理再編し、

戦後間もない1947年10月25日に、香川県多度津町の自宅で看板を掲げ、指導を開始された。

 

というわけで、先月25日に、少林寺拳法はちょうど創始70周年を迎え、11月3~5日には、多度津町の本山・本部で、記念行事も催された。

 

この記念すべき、創始から70年目の10月25日を跨ぐように、我孫子道院では、10月・11月にそれぞれ新しい仲間を迎え入れることができました。

 

まず、10月に入門したのは、中学2年生のS・Hクン

笑顔がまぶしい、大型新人!?

823期の拳士になるので、ちょうどワタシと400期違い……

 

じつは、S・Hクンのお母さん、M・Hさんも今年5月に入門した、半年先輩の拳士。

我孫子道院では、7組目の親子拳士の誕生です!!

(父子が4組、母子が3組)

親子で楽しむ少林寺拳法、ものすごくオススメです。

 

そして、11月の新入門は、小学生の女の子、A・Sちゃん

同級生の、我孫子道院の拳士(女の子)の紹介で、

10月に3回体験入門に来てくれて、

11月から正式に拳士の仲間入り。

現在の少年部では6人目の女の子です。

 

我孫子道院では、女性の拳士、女の子の拳士も11名いて、みんな溌剌と稽古に励んでいます。

道場の拳士の1/5は女性の拳士。

(ママさん拳士が3名、中学生が2名、小学生が6名)

これからもっと、女性の拳士の比率を増やしていきたいので、女性の皆さん、一緒に少林寺拳法を学んでみませんか?

(もちろん男性も大歓迎です)

 

さて、この度めでたく少林寺拳法 創始70周年の記念すべき入門者となった、

S・HクンとA・Sちゃん、

はじめに言っておきますが、

「禅門の行」である少林寺拳法の修行には、

楽な修行はありません!

その代り「楽しい修行」はいくらでもあります。

少林寺拳法の楽しさは、一所懸命修行した人だけが気づくものなので、

まずは真純単一に、修行に専念してみてください。

 

また、いつも言っていることですが、少林寺拳法の修行には、入口はあっても、出口はありません。

 

一般的な「修業」の場合、一定の業を修め、基準に達すれば資格を得て「卒業」になりますが、

『修行』には『卒行』がないので、どこまでも自分を磨き、高めていくのみです。

 

しかし、少林寺拳法の修行は、一人で行うのではなく、仲間と力を合わせ、仲間と一緒に行うもの。

入門したその日から、二人は我孫子道院の仲間ですので、多少の困難があっても、くじけず修行を継続してください。

 

そして、S・HクンとA・Sちゃんに続く、新たな仲間も募集中です。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『109