手にとる感激 允可状授与 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

先の昇格考試で准拳士初段に合格した拳士の允可状が届いたので、

11月25日に授与いたしました。

 

少林寺拳法では、昇級考試に合格すると、昇級したことを証明する

「合格証書」がいただける。

 

それが、昇格考試を受験して、有段者となると、

後進の拳士に、少林寺拳法の技法と教えを伝えることを許可するという意味で、

「允可状」をいただく。

 

試験に合格→賞状をいただく、という過程は同じでも、

級拳士と有段者では、大きく意味合いが違うことを、ぜひとも自覚していただきたい。

 

ところで、この昇格・允可状にまつわる

「哀しき少林寺」という歌があったのはご存じだろうか?

これは、開祖がご健在の頃、総本山少林寺の山門に寝起きしていた本山の専従職員・修行僧、

いわゆる内弟子たちだった「山門衆」の愛唱歌で、歌詞は以下の通り。

 

一、

三崎にどなられ准拳士、

中野にしごかれ少拳士

おひげにどやされ中拳士

気がつきゃ拳法正拳士

ああ哀しき少林寺

(三崎=三崎敏夫先生、中野=中野益臣先生、おひげ=開祖のこと)

 

二、

色気のあるとこ事務所だけ

用もないのに立ち寄って

片目をつぶって蹴飛ばされ

それでも懲りずにもう一度

ああ哀しき少林寺

 

三、

朝は早うから起こされて

ぞうきんがけやら掃き掃除

芝生の手入れにペンキ塗り

犬のクソまで拾わされ

ああ哀しき少林寺

 

四、

田村の車をパンクさせ

おひげの車とぶつからせ

どちらが先にこわれるか

ぶつけるところで目が覚めた

ああ哀しき少林寺

(田村=田村道明先生のこと)

 

五、

昇段するのにごまをすり

おひげのおやじを口説きつつ

やっと手にした允可状

手にとる感激この涙

ああ楽しき少林寺

 

さて、今回、新たに有段者の仲間入りした三人の場合、

「ああ〇〇〇少林寺」の〇〇〇に当てはまるのは、どんなフレーズだったでしょう???

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『102