黒帯はお墨付きの証 (新有段者誕生) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

11月3日、千葉武専の開催に合わせ、昇格考試が行われ、

我孫子道院からは、3名の拳士が准拳士初段の考試を受験。

全員無事に合格し、新たに有段者の仲間入りを果たしました~

 

そして、昇格考試の翌日、4日(土)の稽古の際、

3人には、拳士会から黒帯と有段者科目表をプレゼント。

 

 

今年は、少林寺拳法創始70周年の記念の年。

そして考試当日の11月3日から5日までは、ちょうど本山で創始70周年の記念行事の真っ最中。

このタイミングで、新たに有段者になるというのは、偶然ではなく必然があったに違いありません。

その意義を感じて、これからの少林寺拳法、そして我孫子道院を担っていく立派な拳士になっていってください。

 

ちなみに、今回昇段したのは、

小学6年生のN・Mクン(我孫子道院ではおよそ10年ぶりの少年部の有段者)、

中学2年生のK・Tクン、

ママさん拳士で、親子で少林寺拳法を楽しんでいる、M・Tさんの3名。

 

3人とも、拳の修行(技法)も、禅(教え・精神面)の勉強もしっかりやってくれていたので、日本中、どこに出しても、「我孫子道院の有段者です」と胸を張って紹介できる拳士に育ってくれました。

 

有段者の証である黒帯が、なぜ黒なのか?

それは、「お墨付きを与える」という意味が込められているからです。

 

「いまから、ここから」が少林寺拳法の修行の合言葉。

ひとつの山を越えましたが、修行に終わりはありません。

これからも一層の精進を期するところであります。

 

黒帯になって最初の稽古日の鎮魂行は、新有段者が主座をやるのが我孫子道院の習わし。

この日は、昇格考試の学科試験で、成績優秀者として名前を呼ばれたM・Tさんが主座を担当。

 

うれし誇らし(はずかし?)、初めての黒帯姿。

早く様になるといいですね。

 

 

拳士会からプレゼントした真新しい黒帯。

「我孫子」の三文字に、万感の想いをを込めたつもりです。

その想いが、重いか、軽いかは、本人次第……。

伝わっていることを願います。

 

◆オマケ◆

そういえば、昇格考試の受験会場で、「このブログを読んでいます」という、初対面の受験者の拳士に声をかけていただきました。ご愛読(?)ありがとうございます。

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110』