聖地巡礼 2016年道院長研修会 寄り道編 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

その昔、「学ぶ」と「訪ね歩く」は、同義語だったという。

ネットワークが発達した今日でも、その本質は変わらないと思うので、

ワタシの帰山は寄り道だらけとなる。

(と言い訳しておく)。


寄り道 其の一

綾南道院、表敬訪問



高松空港に到着して、レンタカーで向かったのは、敬愛する加藤義秋先生の道場。

ちょっとお土産をお渡しするつもりだったのが、

あれこれごちそう攻めに!

当身を越えた当身、圧法を越えた圧法=秘技「抱腹絶倒」で、おなかを抱える一幕もありましたが、

今年も本山に到着する前に、すでにたっぷり勉強させていただきました。


写真は、「合掌丁字」のコツを身体で学んでいるワタシ……。

かなり痛いです(合谷も同時に!)

「筆舌のよくつくすところではないので、師事して口伝を受け体得すること」(教範)



寄り道 其の二

五畳半道場(少林寺拳法記念館)&金剛殿(旧本部道場)



続いて、今年4月に改修・整備事業が完了したばかりの、

五畳半道場と旧本部道場を見学







少林寺拳法は1947年10月25日、開祖が購入した自宅の一室、

この五畳半道場からスタートした。


せっかくですので、道衣に着替えて記念撮影



(行動を共にした、K先生とワタシ、T先生)



開創当時、開祖と高弟の方々は、ここでマンツーマンの稽古を行っていたとのことなので、恐れ多くも、イメージカットを撮ってみました!

(あくまでイメージです)




この五畳半道場=少林寺拳法記念館に隣接するのが、

本部道院=金剛殿

1966年に桃稜公園南側の台地(山)に、現在の錬成道場が完成するまで、ここが少林寺拳法の、本山・本部道院だったが、

開祖生誕100年記念事業の一環で、全面建て直しとなり、このたび「金剛殿」と名付けられ、新生本部道院として活動を再開。





金剛殿の外観





こちらは改築された旧道場の二階の様子

改築前の梁材を利用して、かつての旧道場の趣が残っていました。



こちらが金剛殿の一階。本部道院の道場。

今回の帰山で、錫杖伝など、法器の修練についても、新情報を得たので、イメージカットを

(あくまでイメージです)


いずれにしても、こここそが少林寺拳法 発祥の地で、拳士にとっての聖地のひとつ



聖地は、「意場」と「気場」が違います!?


7月に、門下生を引率して、再び帰山する予定があるので、彼らにもその違いを感じてもらいたいな~


(麺地巡礼編に続く)



本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107