その昔、「学ぶ」と「訪ね歩く」は、同義語だったという。
ネットワークが発達した今日でも、その本質は変わらないと思うので、
ワタシの帰山は寄り道だらけとなる。
(と言い訳しておく)。
寄り道 其の一
綾南道院、表敬訪問
高松空港に到着して、レンタカーで向かったのは、敬愛する加藤義秋先生の道場。
ちょっとお土産をお渡しするつもりだったのが、
あれこれごちそう攻めに!
当身を越えた当身、圧法を越えた圧法=秘技「抱腹絶倒」で、おなかを抱える一幕もありましたが、
今年も本山に到着する前に、すでにたっぷり勉強させていただきました。
写真は、「合掌丁字」のコツを身体で学んでいるワタシ……。
かなり痛いです(合谷も同時に!)
「筆舌のよくつくすところではないので、師事して口伝を受け体得すること」(教範)
寄り道 其の二
五畳半道場(少林寺拳法記念館)&金剛殿(旧本部道場)
続いて、今年4月に改修・整備事業が完了したばかりの、
五畳半道場と旧本部道場を見学
少林寺拳法は1947年10月25日、開祖が購入した自宅の一室、
この五畳半道場からスタートした。
せっかくですので、道衣に着替えて記念撮影
開創当時、開祖と高弟の方々は、ここでマンツーマンの稽古を行っていたとのことなので、恐れ多くも、イメージカットを撮ってみました!
(あくまでイメージです)
この五畳半道場=少林寺拳法記念館に隣接するのが、
本部道院=金剛殿
1966年に桃稜公園南側の台地(山)に、現在の錬成道場が完成するまで、ここが少林寺拳法の、本山・本部道院だったが、
開祖生誕100年記念事業の一環で、全面建て直しとなり、このたび「金剛殿」と名付けられ、新生本部道院として活動を再開。
こちらは改築された旧道場の二階の様子
改築前の梁材を利用して、かつての旧道場の趣が残っていました。
こちらが金剛殿の一階。本部道院の道場。
今回の帰山で、錫杖伝など、法器の修練についても、新情報を得たので、イメージカットを
(あくまでイメージです)
いずれにしても、こここそが少林寺拳法 発祥の地で、拳士にとっての聖地のひとつ
聖地は、「意場」と「気場」が違います!?
7月に、門下生を引率して、再び帰山する予定があるので、彼らにもその違いを感じてもらいたいな~
(麺地巡礼編に続く)
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107』