一般部のA拳士が、先月発刊されたこの本(↓)を持ってきてくれました。
- 連続写真で究める少林寺拳法 柔法編〈3〉/ベースボールマガジン社
- ¥2,700
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A拳士曰く、「先生、このページにウチの少年部の拳士の写真がありますよ」とのこと
早速見てみると
おお、たしかに16ページのこの写真に、Mクンやら、Tクンやら、Hちゃんやらの姿が写っているではないか!
(キャプションによると、平成27年度全国少年少女武道錬成大会の基本錬成の様子)
これで何度目だろう? 各種媒体にウチの拳士たちが登場するのは……
少年部の読本に、会報、etc.
かなりの頻度で露出しています。
理由は簡単明瞭で、
「技法の解説、指導、諸先生の説明を受けるときは、できるだけ一番前の正面で聞くように」
と常々門下生に言い聞かせてきたからです。
この「正面をとる」というのは、じつに武道的な要素で、
本当は、ただ単に、舞台の真ん前に陣取ればいいという意味ではない
簡単に言えば、自分にとって居心地のいいポイント
それが本当の「正面」で、いわばポールポジション
さらに言えば、相手と対峙した時、できるだけ自分が楽なポジションをとって、
なおかつ、相手にとってはなんだか息苦しく、なんとなく気分が悪く、居心地が悪いポジションをとれるのが、達人というもの
そして、そのポールポジションは、絶えず移動し続けるので、それをトレースする能力も訓練して身につけていく必要がある
しかし、その第一歩として、大勢の中で、一番前の正面に陣取れるというのは、けっこう重要な要素だと考えている
そういう意味で、我が門下生たちは、なかなか見どころのある、頼もしい子供ばかりなのです。
あっぱれ!
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』