夏合宿で連帯力UP!(夏合宿 一日目) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

先週、24日と25日は、我孫子道院恒例の夏合宿でした

宿泊先は、今年も「宿坊 我孫子道院」
つまり、普段の修練場所でもある、我孫子道院の専有道場です(笑)

そのため、合宿は「作務」からはじまります


幹部拳士と一部の有志は、午前9時に集まって、

一班は、まず柔法マットの雑巾がけと食材の買い出しに!




その間、別働隊は、境内の竹林で……




翌日に行う「流水麺」(流しそうめん)の舞台づくり

青竹を切り出すところからはじめるので、けっこうな大仕事!!

暑い中、

一般部の有段者拳士を中心に、今年は小学六年生の有志拳士が力強い助っ人として、大活躍してくれました

(感謝 合掌)


そして合宿本番は、13時集合・スタート

諸注意の確認、準備運動、鎮魂行を行って、

16時半まで、みっちり技術修練




今年も最寄道院の取手南道院より、近藤道院長がゲスト参加してくださったので、

近藤先生のリードで、基本を確認

そのあと少年部は、2週間後の「全国少年少女武道錬成大会」に向けて、演武の稽古

一般部は、資格ごとにそれぞれの課題(法形)に取り組みました


こうしてたっぷり3時間半、技術修練で汗を流した後は、

厨房へ移動




専有道場での合宿は、三食とも自炊!!

そして「働かざる者食うべからず」

小学一年生から、大人の拳士まで交代で、

お米を研ぎ、野菜を洗い、食材を切って、みんなで力を合わせて、夕食作り




メニューは伝統(?)の「我孫子道院カレー」+サラダ

(我孫子には、「白樺派(文学)のカレー」というご当地カレーがあるのだが、その「白樺派カレー」とは無関係……)




(瞑目 合掌)


「飯器汁器は手に持って

頂く物は残さずに

口の中では音立てず

姿勢を正し 楽しい食事

感謝

頂きます」

(↑知ってる?)




みんなで「同じ釜の飯を食う」=「運命共同体」

合宿は、連帯意識を高める稽古です

(でも、カレーは大人用の辛口と、子供用の甘口の二鍋作りました(笑)。両方をブレンドしている拳士もいましたよ~)


後片付けも、もちろん自分たちの仕事

一人ひとり、自分の食器は、自分で洗います


お風呂は、徒歩圏内の“スーパー銭湯”へ

稽古終盤は、ヘトヘトになっていたはずの子供たちが、ここでは完全復活で、テンションアップ


道場に戻って、

「『行』コンテスト」を行ったら、




布団を敷いて、お待ちかねのフリータイム

まくら投げをはじめたり、トランプやウノをはじめたり、

それはまあ、にぎやかなこと

専有道場以外だったら、間違いなく、宿から追い出されるようなレベルです(苦笑)


まあ、それは例年のことなので、覚悟はできていたのですが、

今年のパワフルさは、歴代最高レベル!!!


これまでは、小学校低学年の子供から、徐々に布団にもぐっていき、

夜が更けていくにつれ、フェードアウトしていくように静かになって行くのだが、

今年は……



午前零時の時報に合わせ、

「明日にジャンプ!!!」なんてやっている始末

草木も眠る、丑三つ時になっても、まだ起きている子が多数いました……


一体二日目はどうなってしまうのでしょう(笑)


(つづく)


本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110