4月14日は、今年度最初の千葉武専開催日+入学式でした
「武専」とは、正式には、「学校法人 禅林学園 武道専門コース」のこと
その前身は「日本少林寺武道専門学校」で、
少林寺拳法の指導者や指導者を志す拳士を育成するために、1952年に開祖が本部に設置した専門学校
今日でも、香川県の本山の境内に本校の校舎があって、全日制・全寮制の武道学科が設けられている
そのほかに全国の37箇所で、毎月一回集中授業が行われていて、千葉武専も、そのひとつ
毎月本校から認定教員が派遣され、
県内各地から、およそ180人の有段者が集まり、思想と技術の向上を目指し、朝から夕方まで、汗をかきつつ楽しい学びの場となっている
そんな千葉武専に、この春、我孫子道院から2名の幹部拳士が入学しました!
予科1年に入学したT拳士とI拳士
二人は昨年度、聴講生として1年間体験入学し、晴れて正式に入学する決意をしてくれました
武専の体験講座は、“天ぷら学生”(偽学生)ではなく、正規に、しかも無料で体験できるシステムなので、武専の授業や雰囲気が気になる人は、というより、武専に入学していない、高校生以上の有段者は、ぜひこのシステムを利用して、武専の授業を受けてみてください
年度の途中でも聴講できますし、複数回受講できます
(1年間に7回以上聴講し、出席カードをもらえば、 のちに正式に入学する際、予科2年から編入学できる)
ちなみに、武専は
予科2年、本科2年、高等科3年、研究科4年と、修了するまで11年も学ぶことができるカリキュラムになっています
月に1回・1日ずつとはいえ、他の道院・支部から集まった同級生たちとの絆は得難いもので、彼らの存在に刺激されることで、モチベーションが高まり、昇段や、やがては道院・支部の設立への意欲も……。
(事実、他ならぬワタシ自身が、武専で素晴らしい同級生に恵まれ、仲間に感化されたからこそ、指導者になることができたといっても過言ではありません)
ともかく、これで今年から本科1年に進学したS拳士と合わせ、我孫子道院の武専学生も3名になりました
「修了まで11年」と聞くと、気が遠くなるかもしれませんが、修了してしまえばあっという間です(笑)
社会人拳士は、月1回学生に戻って、楽しく勉強していきましょう
(とくに幹部拳士は、貴重なインプットの場ですので、進んで研鑽に励みましょう)
ワタシも、4人で武専に通えることになって、毎月の千葉武専が楽しみになりました
余談ですが、武専デビューといえば、
不肖・ワタクシも2013年度から、千葉武専の講師補を仰せつかり、予科2年の指導をお手伝いさせていただくことになりました……
なにぶん浅学非力の身ですので、学生の皆さんの熱意に水を差さないよう、一から勉強しなおして毎月の授業に臨みたいと思いますので、なにとぞよろしくお願いします
おかげさまで、アウトプット先が増え、しかも有段者が相手となったことで、ワタシも俄然「もっと勉強しよう」という意欲が湧いてきました(追い込まれたともいう)
というわけで、今年度は武専開催直前に、武専予習会という名の勉強会を開催することに決めました!?
4月13日(武専前日)に実施された、4月度の武専予習会
(久しぶりに「縛法一」を復習しました)
5月は武専がGW最終日の6日なので、武専予習会は4月27日に行う予定
講師には、おなじみのS先生をお招きしているので、
興味のある方はご連絡ください(会場は我孫子道院です)
飛び入り参加も大歓迎です
(一応、武専の学生か、有段者に限らせていただきます)
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『108』