虚実と息抜き? | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

今日から5月

皆さま、ハッピーなGWをお過ごしでしょうか?



そして4月1日の記事はお楽しみいただけたでしょうか?



拳士だったら、いざというとき「カラダを張れる人間」でありたいものです


いざというときに、カラダを張るためには、

普段から緊張していてはダメなんです!


“張る”というためには、その前提として“緩んでいる”ことが必須だからです


当身の五要素に、「我の実をもって、相手の虚を討つ」という訓えがありますが、

「実」とはある意味緊張状態でもある


ずっと「実」であるということは、予備緊張も含め、すっと緊張状態、つまり筋肉が固まり、自律神経でいえば交感神経優位な状態ともいえる

それではとても身がもたない……


虚実は織り交ぜるから意味があるわけで、危急存亡にかかわる事態以外は、できるだけ緩んで、リラックスしておきましょう

(技の“極め”と“冴え”の、“極め”も同じこと)


というわけで、せっかくのゴールデンウィークなので、ここいらで、上手に息を抜いて、普段の生活で強いられている予備緊張を解消し、交感神経を休ませ、副交感神経を充分働かせてやりましょう


件の4月1日の記事も、そうした一助にしていただくのが目的(?)でしたので、

微志ご諒察の上、ご海容ください

(いつも真面目では、息が詰まってしまいますからね(笑))



◆蛇足◆


息抜きといえば、先日、仕事で取材先に向かう途中、こんなものが目に入りました



身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法



身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

茨城県下妻市には「宗道」という地名があるんだそうです

(筑波サーキットのすぐ東です)


残念ながら、現時点で下妻市には少林寺拳法の道場はないようですが、

もし、上掲の「宗道小学校」の体育館が修練場所の道場があって、

「(下妻)宗道道院」なんて名前だったら、カッコいいかも!?


というわけで、来週は

開祖忌法要と「宗道臣デー」です




本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『98