つい先日、家庭人としてのミッションがあり、親類の住む福岡県久留米市に行ってきました
この久留米市、じつは少林寺拳法とも縁の深いところで、
開祖の祖父、宗重遠の出身地です
筑後宗氏は、代々久留米藩の武家礼法と武術指南役として久留米藩に仕えてきた歴史があり、
宗重遠も、剣術の津田一伝流の免許皆伝で、のちに大日本武徳会から剣道範士号も授与され、大正時代の天覧試合にも出場
中山博道と門奈正に「最も難しい相手だった」と言わしめた剣豪だったとされる
また、槍術や柔術(不遷流免許皆伝)、柔道等にも長けており、
開祖にはじめて武道・武術を手ほどきした人物でもある
「少林寺拳法五十年史」によると、
宗重遠は、
「元久留米藩士で、天才肌の剣士であり、遠間にして攻防一体の剣法を工夫し、彼に立ち合うものは、皆これに苦しみ、江戸の大家たちも持て余した」とのこと
また明治に入り、浮羽郡会議員、吉井町町長、椿子村浮羽村組合村長などを歴任したという記録がある
というわけで、開祖のルーツ、少林寺拳法のルーツを語る上で、久留米は重要な地域といえる
そんな久留米は、ブリヂストン創業の地であると同時に、独自の食文化、グルメの街としても知られている
とくに、九州ラーメンの代名詞、とんこつラーメンの発祥の地としても、久留米は有名
久留米ラーメンに関しては、前回(久留米のグルメ その1 http://ameblo.jp/shorinjikempo-abiko/entry-11376973942.html )で、紹介しているので、
今回は、さらにごっつい名物を紹介します
それがコレ
「ひがし田支店」(http://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400801/40011221/ )
名物 骨付きカルビー
暖簾には焼きとり専門と書いてありますが
(久留米は、人口1万人当たり7.46軒の焼き鳥屋がある、「日本一の焼き鳥の街」でもある)
ここでは、ナニはともあれ、骨付きカルビに噛りつくべし
(焼き鳥の名店の紹介は、また後日!?)
店内に入ると、カルビを焼く煙のすごさに驚くが、出てきたカルビを食べると、あまりの美味さにもっと驚く!
肉は骨際の肉が一番うまいとされているが、ココの骨付きカルビは一度食べたら病み付きになること間違いなし
1人前900円ぐらいだったはずだけど、デカい塊が5~7本もあって、コストパフォーマンスも秀逸
久留米に行ったら、必ず寄ることにしている一軒です
(以前、日曜日に出かけたら、定休日で大ガックシ…… すごいショックでした)
思い出しただけで、よだれがジュルジュル~~
開祖の直弟子、愛媛の合田清一先生(大範士九段)から、「開祖は無類の焼き肉好き! 魚は食べない人だった」と聞いたことがありますが、開祖ゆかりの久留米に来ることがあったら、ぜひ「「ひがし田支店」の骨付きカルビを食べてみてください(行列店ですが)
さて、ただでさえ人気の「ひがし田支店」がこれ以上混むと困るので、もうひとつ名物を紹介
福岡県は、北海道に次いで全国第2位の小麦生産量を誇る地域で、その小麦のほとんどがうどん用
というわけで、本山のある香川県ほどではないにせよ、うどん屋さんが多いのが特徴
本山に帰山するときは、「讃岐うどんを食べるのが楽しみ」という麺好きの人は、
久留米ラーメンだけでなく、久留米のうどん=筑後うどんもお試しあれ
今回はそんな数ある筑後うどんのお店から
久留米インターのすぐそばにある「立花うどん」を紹介しましょう
http://www.tachibanaudon.co.jp/index.html
出汁は昆布出汁のいいお味で、讃岐うどんファンのうどん通の口にも合うと思います
トッピングも豊富ですが、もっとも筑後うどんらしいのは、ごぼう天うどんだそうです
焼き鳥、ちゃんめん(ちゃんぽん)、イタリアン(!?)など、その他の名物は、またの機会に……
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104』