17日の日曜日、恒例の冬季雪上鍛錬(日帰りスキー合宿)に行ってまいりました
例年通り、F谷先生率いる市川若宮道院と共催で、2道院合わせて、総勢約30名(我孫子道院からは12名)で、いつもの湯沢パークリゾートへ
(前日まで吹雪いていたそうですが、我々が行った2月17日は新雪+快晴+無風のベストなスキー日和 日ごろの行いがいいからでしょう!?)
誤解されがちですが、この行事は単なるレクリエーションではなく、
れっきとした冬季雪上鍛錬で、
今年のテーマは「緩重垂立」
つまり、スキーをしながらも、全身を緩ませて、重みを感じ、重力=地球の中心に向かって垂れ下がった状態で立つこと
この「緩重垂立」こそ、我々が目指してやまない“達人の立ち方”に他ならない
(「緩重垂立」の詳細については、講談社刊「究極の身体」参照)
しかし、スキーという種目のおかれている環境は、
滑りやすく、寒く、スピードが出て……、と緊張しやすい条件がそろっているので、「緩重垂立」の第一歩、「全身を緩ませる」ということが極めて難しい
その代り、全身が緩んで、板に重みがかかれば、「脱力のスキー」への道が開けてくるので、やりがいがある
(詳しくは、去年のブログ「振り子突きとスキーの関係」(http://ameblo.jp/shorinjikempo-abiko/entry-11171152899.html )を参照)
というわけで、この冬季雪上鍛錬は、普段道場で行っている稽古を通じて、どこまで力まず、身体を分化させることができているかというチェックも兼ねている
その結果は……
中学、高校、大学生の若い拳士は、スキー(スノーボード)のキャリアのわりには、力みが少なく、なかなか日ごろの修練が進んできている感じでした
社会人も、スキー(スノーボード)の初心者やブランクが長かった拳士を別にすれば、こちらもまずまずの脱力っぷり
しかし、固まってはいないが、重みは不足気味で、それがこれからの課題かと……
(今回、スノーボードデビューを果たした中学生のS拳士 准拳士初段だけあって、初めてにしては力みが少ない → ◎)
(一番緩んでいたのは、母子で参加した少年部の最年少拳士K・N君=5歳 (笑))
夕方まで、たっぷり滑って、温泉に入り、
毎年お世話になっているペンションノア(http://www1.ocn.ne.jp/~noah/ )で、
美味しくて、ボリュームのあるお食事をいただきました
(ペンションノアは、ペットも泊まれる宿です)
毎年同じことを言ってますが「来年は泊りで……」
誰か幹事をやってちょうだい
今年もいい鍛錬になりました
◆おまけ◆
もう一つのお楽しみ
新幹線の越後湯沢駅の構内にある
お酒とお米のテーマパーク「ぽんしゅ館」
目玉の「利き酒コーナー」では、
日本酒ソムリエが厳選した、新潟県の95の酒蔵の代表銘柄95種類・おすすめ銘柄22種類合計117種類を利き酒できる
(1コイン=500円で、おちょこ5杯分の利き酒ができる仕組み)
門下生の純米酒好き、M拳士は、一度ぽんしゅ館に入ったら最後、なかなか出てきませんでした(笑)
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』