美は力!? 満開の桜と天才の出る風土 | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

我孫子道院の専有道場のある子の神大黒天は、桜の名所でもあり、今がちょうど満開の時期


本山(金剛禅総本山少林寺)のある山=県立桃稜公園も、香川県有数の桜の名所として知られているが、そういう意味でも、我孫子道院は本山を模した環境に恵まれているとも言えそうだ!?


というわけで、今回はそのロケーションをご紹介



身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

まずは子の神大黒天の山門



身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

山門をくぐると、境内にはこのとおり桜のトンネルが



身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

そして境内から階段を数段おりると、我孫子道院の入り口があります



身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

これが道場の窓から見える景色

南側の斜面に面しているので、手賀沼と桜がよく見えます


子の神大黒天は、開山千年の古刹なので、環境の良さは抜群です


数学者の藤原正彦さんの著書によると、

天才は人口に比例してあちこちから出現しているわけではなく、ある一定の地域からしか生まれていないそうです

その天才を生み出す土壌には三つの条件があって、

一、「美の存在」(美しい自然、環境)

二、「(伝統や神仏、偉大な自然など)何かにひざまずく心があること」

三、「精神性を尊ぶ風土」(金銭や経済よりも、精神性、文化、芸術を重んじる)

この三つが揃った場所にだけ、天才は出現とのこと


そういわれてみると、ワタシが毎年仲間たちと自主トレキャンプを行っている、長野県の野沢温泉村もその条件を満たしているではないか!


野沢温泉村は、人口約3700人の小さな村だが、これまで15人ものオリンピック選手(いずれもスキー)をは輩出している!!


つまり、村民の247人に一人がオリンピック選手

さらに言えば、スキーの全日本を制覇したことのある選手なら、100人単位でいるとのこと


このように野沢温泉村は他の追随を許さない、突出した日本一の達人の村なのだが、

夏も冬も圧倒的に美しい自然に恵まれ、

日本三大火祭りの道祖神祭りや、湯仲間が運営する13か所の外湯(無料)の伝統があり、

圧倒的なスケールとクオリティを誇る、野沢温泉スキー場も、もともとは村内の有志=野沢温泉スキークラブが、文字通り手作りで作り上げたゲレンデで、長らくその運営は村営で行われてきた……


翻って、少林寺拳法の道場はどうだろうか?


「合掌礼で拝みあう心(何かにひざまずく心)」と「精神性を重んじる心」は、間違いなく全国どの道院にも確実にある


最後のカギを握っているのは、「美の存在」


開祖がデザインしたといってもいい、本山には間違いなく「美の存在」がある



身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

(香川県多度津町の金剛禅総本山少林寺  撮影→上虚下実)


そして、地方の道院であったとしても、作務(道場の清掃など)が日々行き届いていれば、たとえ体育館などの公共施設をお借りしていても、「美を尊ぶ精神」は涵養され、天才が誕生する条件が整っているといえるのではなかろうか


ましてや我が我孫子道院の場合、これだけの環境に恵まれているのだから、将来、日本をしょって立つような大人物が誕生しても不思議ではないはずだ

(そうした人物が輩出できなかったとしたら、それはひとえに指導者の力量不足!?)


というわけで、我孫子の周辺で、この春何か習い事を始めたいという人は、天才が誕生する三つの条件を満たしている我孫子道院で、少林寺拳法を学んでみませんか?



本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104』