人生に恵みを与えるのが知恵(新しい仲間が増えました) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

昨日から我孫子道院にまた一人新しい仲間が加わりました

今年二人目の入門者は、高校2年生のF君

身長182センチの大型新人です


F君は先週の金曜日、初めて見学に来てくれて、翌土曜日に体験入門

その場で入門すると申し出てくれました


以前から武道・武術に興味があったとのことですが、そういう人はまずは体験してみることが一番です


ワタシが大好きな本田宗一郎(自動車メーカー ホンダの創業者)さんも

『人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで一番重要な、「試したり」をほとんどしない』

という名言を残しています

(本田宗一郎さんも、開祖と同じようにたくさんの名言・至言がある方です)


拳禅一如・力愛不二の法門である少林寺拳法は、知行合一で、考えたり思ったりするだけでなく、何より実際に行動に移すことを重視しています


少林寺拳法は、三鼎三法二十五系六百数十技からなる膨大な“学問”体系なので、その全容はなかなかとらえきれないかもしれませんが、

「入門式表白文」にも、「然れど易筋の行は行い易く、入手するに據り處有り。初学も解し易く其の功も至り易し」とあるように、

基本から順序を経て学んでいけば、自然に体得体解していけるようにできています


学問とは、物知りになったりすることではなく、ましてや計量的知識を誇るものではありません

学問とは、道を知ることです


そして知恵とは文字通り、人生に恵みを与えてくれるものです


そうした人生をよりよく生き抜くための力と知恵を、一緒に学んでいきましょう


F君、入門おめでとう!


諸君こそ、将来の指導者です

大いに期待しています



身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』