今日は第28回少林寺拳法柏市民大会がありました
既報の通り、我孫子道院の拳士は組演武8組(16名)+単独演武2名が出場
結果は、優秀賞が2組(4名)+単演1名、努力賞(銅メダル)が2組(4名)でした
指導者としては、毎回全員を入賞させてあげたいと思っておりますが、
大事なことは結果ではなく、大会という目標に向けて、各自がどれだけ精進できたかということ
そして、本番でベストを尽くせれば、もう何も言うことはありません
演武は、少林寺拳法の4つの修練体系(基本・法形・乱捕り・演武)のうちのひとつですので、年中演武の練習ばかりをするわけにはいきません
むしろ大会を目標に、半月~一か月ぐらいの短期間で集中して修練するのがいいと考えています
(あくまで私見ですが)
そうしたなかで、習い覚えた法形(技)を自由に組み合わせて、技と技の連絡変化に創意工夫を加え、自他一体の新しい演武を創造する過程を楽しみながら、自他共楽の教えを体現する
それが演武修練の真骨頂だといえるだろう
というわけで、今回は一般部はもちろん、少年部の拳士も演武の構成は、拳士本人に、ペアを組む相手と相談しながら考えてもらった
派手さよりも、質実剛健
護身の技術として無理無駄のない動きになるようにだけ気を付けてもらって、作曲を楽しむように各自で演武構成を創造してもらったわけです
自分たちで考えた演武構成を修練し、大勢の人の前で、堂々と披露できれば、本人たちもより大きな充実感が得られるだろうし、ワタシもそれだけで満足です
なにより、大会が近付くにつれ、みんな集中力が高まり、技や体捌きのクオリティが目に見えて上がってきたので、得るものは大きかったことでしょう
(大会の一番のメリットは、出場が決まると参座率が高くなること!? 参座率が高くなれば上達も早くなる 稽古はウソをつきません)
今夜の打ち上げは、おいしいお酒が飲めそうです(笑)
拳士諸君はお疲れ様でした
そして大会関係者の皆様、保護者や応援にいらした方に、厚く御礼申し上げます
相対演練は、技術力+調和力が試される
だから立派な「行」といえる
みんな、堂々といい演武を披露してくれました
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107』