我孫子道院の稽古も、今週一杯はお盆休み
そこで、道場で易筋行(技法)の修錬を行なわない分、問法修学しておこうと思い、月刊「秘伝」の8月号を読んでいる
この8月号の特集は「護身学」
ワタシは、少林寺拳法を学ぶということは、理不尽な暴力や暴漢への具体的な対処法を学ぶだけでなく、
交通事故、猛暑、自然災害、ストレス、有害化学物質、生活習慣病……といった、身の回りにあるあらゆるリスクから身を護り、どんなピンチでも急場を凌ぎ、生き抜く力、すなわち危機管理能力を強化することにつながると信じている
開祖もまた、普段から防災対策に予断がなく、本部の倉庫には、ヘルメットや安全靴、携帯用シャベルや固形燃料、非常食、布バケツなどが、つねに相当数備蓄されていたという
しかし、考えてみれば、あらゆる局面で危険から身を護るというのは容易なことではない
「なんとかなる」“つもり”というハンパな意識でとどまっていると、想定内のリスクにはなんとか対処できても、想定外の危機にさらされるとからっきし……ということになりかねない
そういう意味で、武道の本義である「生き抜く力」を磨くには、どういうアプローチが欠かせないのか
その勉強をするのに大変役に立つ特集だったので、門下生各位には一読をすすめたい一冊である
ワタシもすごく勉強になりました
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』